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ピアノ用防音室について
新築の一部屋だけ、グランドピアノ用の防音室を作りたいと考えています。建築会社の最終的な提案は、 (1)断熱材は発泡ウレタンホームに石膏ボードを2枚 という簡単なものでした。(予算の関係からです) 当初は、 (2)グラスウール(100mm)に遮音シート、石膏ボード(1枚) でした。正直、(1)と(2)ではどちらが、防音性はよいのでしょうか?
質問者が選んだベストアンサー
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ご質問の内容は二つの選択肢のどれを採るか、のようです。 その内容について、材質は書いてありますが、それをどのように施工するのかが解りません。なのて専門家でもお答えはしづらと思います。 石膏ボードは何ミリなのか、遮音シートの材質は何でそれは何ミリなのか、二枚を離すのか重ねるのか、その部屋に隣接する部屋の壁の処理はどうなのか、外壁に対する配慮はどうか、施工精度をどう確保するのか。それら全部が成果に関わっているようです。 今回は壁の材質についてに限ってのご質問ですが、建築会社からは施工方法などの情報は出ていますか。 問題は壁よりは窓やドアがより切実な遮音対策対象ですが、それについてはどうなのでしょうか? 又天井・床はどうなのでしょうか? 遮音は大変専門的な分野ですし、グランドピアノなら音圧も家庭のアップライトピアノよりは大きいです。そもそもピアノの音は遮音が難しい方に分類されるそうです。 設計士の方が音への理解をお持ちなら特別な遮音資材を使わなくても通常の建築資材で遮音工事は可能とのことですし(資材の量と大工手間は別の問題ですけど)、間取りの取り方も遮音に関わります。そのような施工者のノウハウも重要ですが、ご質問者さんが用意される予算も防音室と呼べるものの成果を左右しそうです。 大変厳しい事を申し上げています。ご質問から受ける印象だけから申し上げるので失礼なのですが、二つの選択肢どちらを採用されても大きく結果を左右しないのではないだろうかと心配です。 多分知りたい事は沢山出て来ると思いますので、この回答をきっかけにして「遮音室」「防音」あたりをキーワードにネット検索して見られることをお勧めします。
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- papumaru
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やはり防音室は難しいんですね。自分も防音室を作る予定です。オーディオ・シアタールーム用途です。 RC1階部分で、 1防音サッシ(防音ペアガラス)2重サッシではありません。それほど大きな窓はとっていません。 2防音ドア(カラオケボックス使用程度のもの) 3壁・・・コンクリート(厚さ18mm)-鉛シート-スタイロフォーム-合板(12mm)-パイン無垢材 4天井はオトテン(吸音天井) 5ロスナイ にする予定です。 これでも不十分でしょうか?やはり窓が弱いような気がします。
お礼
ありがとうございます。 我が家よりぜんぜんよい仕様ですね。
No1です。 前回申し上げたように、遮音を成功的に行うには大変多くのハードルを越えなければなりません。 グランドピアノをお持ちという事は通常のピアノ好き以上の練習・演奏量があると想像されますから「いくらかは静かになったね」程度では駄目なのでしょうね。 どのような材料を使うのか、それをどのように施工すれば良いのか、間取りはどうあるべきか、などひとつひとつを回答しても、それでもって遮音が成功するかどうかは何とも言えないというのが真実です。最強の遮音サッシを使っても同じことです。むしろそのような少ない情報に頼って高価な材料を施工して貰うのは費用の割りに成果が少ない恐れさえあります。「いくらかは良かったね」という自己満足の範囲でしかないかも知れません。 遮音工事に当たる設計者・施工者に是非必要なのは、音という物理現象に対するしっかりした理解です。それから出発して材料・工法を考えないといくら遮音建材を使ったとしても二重壁にしたとしても見当違いのことになってしまう可能性もあります。 ここが重要な点なのです。音の振る舞いに対する理解から材料を選び、壁・床・天井の構造を決める必要があるのです。ですからこのような限られた場でお答えするのは危険だと思ってご自身でいろいろ情報収集される事をお勧めしました。 そのようなしっかりした知識のある設計士・大工さんに偶然巡り会えるチャンスは大きくはありません。巡り合えなかったら他の回答者さんのように、狭苦しさと引き換えにオールインワンの装置を家に持ち込むのが無難かも知れませんね。 辛口の回答になっていますけれど、これに気分を悪くされないで下さい。グランドピアノを与件にして申し上げれば尚更なのですが、遮音とはそのようなものなのです。口幅ったい言い方で申し訳ないのですが、少なくないキャリアを基にして申し上げています。 補足;吸音ボードに遮音性能を求めるのは間違いです。吸音ボードは音場調節が役目です。またグラスウールにも遮音性能はありません。吸音と遮音は意味合いが異なるものです。
お礼
ありがとうございます。 「知識のある設計士・大工さんに偶然巡り会えるチャンスは大きくはありません」ほんとですね。 私のような ど素人 が皆さんのお知恵を借りて、建築業者さんに頼んでいるようでは、なんだか先が見えたような気がします。
- pochi2tama
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ピアノの場合、安易な防音では効果は低いです。 音響設備工事の実績のある施工会社でないと…。 外からの音は聞こえないが、中の音は外に出やすくなります。 というのは、外からの音は空気伝搬が多いですが、ピアノ等の場合、人の声などとは違い、床を伝わって住宅の躯体に振動(音)が伝わってしまう部分が多いためです。 例えば下記 http://www.soundzone.jp/piano/highgread.html 音響スタジオなどでは一般的ですが、床を浮かして施工したり、入口のドアも取り付け部分を躯体に直接接合しないようにしたり等。 そこまでする必要が無いと言う事であれば、No.2さんも言われている ヤマハのアビテックス http://www.yamaha.co.jp/product/avitecs/index.html のようなタイプが一般的とおもいます。
お礼
10帖タイプのアビテックスも結構なお値段ですね。 せっかくの新築なので、少ない予算で上手く作れないかと考えたのですが・・・。
- nonbay39
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2です。 演奏の時間帯が不明なのでなんともいえませんが、 >グラスウール、遮音ボード、吸音ボード、樹脂ペア、防音ドア とありますが、天井も同様の対策をとるのであれば、遮音ボードのあるなしは気休めよりは多少効果があるのではないでしょうか。ドアはお洒落な防音タイプは効果が薄いと思います。床が未対策であれば、同一階には振動が直接伝わるでしょう。 http://www.pialiving.com/index.htmlに防音用建材があれこれ載っていますので、ご自身でも研究されると少し見えてくるかもしてません。 防音建材の類は低音にはほとんど無力です。そのために2重壁が必要なのです。厚いコンクリート壁であれば別ですが。 演奏する部屋の整音も必要です。反響、吸音のバランスを整えます。これは部屋ができてからでしょう。響きすぎれば、適当に物を入れていけばよいですし。 この手の部屋は作ってみないとわからないとよく言います。 あなたの現在施工されようとするレベルでは、21時以降の普通に演奏するは厳しいと思います。家の中には漏れても支障がないのであれば、極力外に漏れないように予算を割り振る方がそれ以降もある程度は弾けるようになるとは思います。隣家との距離、外壁材及びシャッターの有無が不明なので物によっては、家の外対策は、既に十分かもしれませんが。 本が大量にあるお宅でしたら、本棚を壁に配置して徹底的に本を詰めていく方が効果が高いと思います。 少しでも音が小さくなれば良いというレベルと防音室というレベルではまるで違うので、その辺の意識さえ間違っていなければ、出来上がった部屋に対してもさほど不満が出ないかもしれません。あなたの部屋は前者のレベルだと思います。
お礼
たびたびありがとうございます。 演奏時間は朝の9時から夜の11時を想定しています。 こちらは、都内から比べるとだいぶ田舎で、防音室の部屋は6M道路に南西の2面が囲まれ、隣家は裏(北側)にあるだけです。 家の中は、多少音が聞こえる程度の方が、家族も楽しめると考えていたので、あまり本格的な防音室を考えていませんでした。でも、みなさんのご意見を伺っているとかなり不安になってきています。
- nonbay39
- ベストアンサー率20% (759/3623)
厳しいですが、ピアノ用であれば、その両案どちらも気休め程度に音が小さくなるかもしれない程度のレベルでしかないと思います。人の話し声程度であれば少しは効果もなるのかもしれません。 夜中にピアノを引いても、かなり静かになり実用にはなる部屋ぐらいでしたら、新築であれば、安価なところで、1畳10万円ぐらいからでどうにかなるとは思います。家の構造がわかりませんが、少なくとも二重壁は必要です。RCであれば建築時にその部屋だけ仕切ってしまえばそれほどの費用は必要ないと思われます。 ましては防音室となると、500万円ぐらいからスタートだと思います。ドア1枚50万円以上します。 ピアノ弾きでしたらご存じでしょうけど、比較的安価かつ効果が高いのはヤマハのアビテックスか何かを導入することだと思います。建築士や施工者の無知に左右されることがありません。施工も専門業者が行うので安心感は高いと思います。 これもご存じでしょうけど、簡単かつ乱暴なイメージとして書けば、雨戸を閉めた比較的新しい戸建てであっても外壁からピアノの音は多少漏れてきます。少なくともその外壁の構造と同等の構造の内壁を作らないといけないということです。 夜中に弾かないのであれば、戸建てであれば隣の家に音が漏れない事だけを考慮すれば良いので、比較的良い樹脂サッシとインプラスというインナーサッシを入れておけば良いと思います。 夜中に弾かれるおつもりならば、間取りから考えて寝室と階もずらし最も遠い位置にピアノを置けば、少しはいけるのかもしれません。 どういった予算なのかはわかりませんが、建築会社がその予算では無理と言ってくれた上でそのプランを提示したのであれば良心的な業者だと思います。 ただ黙ってそのプランを持ってきたのであれば、恐ろしいプランを持ってくる建築会社ですね。おそらくごく小規模の簡単なホームシアターの遮音程度すら手がけたことはないのでしょう。クレームが付きやすい遮音関係ならば、できませんと言う方がよほど親切だと思いますが。
お礼
(2)グラスウール、遮音ボード、吸音ボード。 に訂正致します。 少ない予算なのであまり期待できないのですね。 その他の仕様は サッシは、樹脂ペア・防音ドアとなっています。 グラスウールより吹き付けの発泡ウレタンの方がよいのかどうかわかりません。発泡ウレタンの場合は、吸音ボードがなくなってしまうのでかなり反響が気になりますが、防音の意味ではどちらがよいのでしょうかね。
お礼
(2)グラスウール、遮音ボード、吸音ボード。 に訂正致します。 サッシは、樹脂ペア・防音ドアとなっています。 グラスウールより吹き付けの発泡ウレタンの方がよいのかどうかわかりません。発泡ウレタンの場合は、吸音ボードがなくなってしまいます。