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動植物の名前の接頭語(?)について

こんにちは。 動植物には当たり前ですがそれぞれに名前があります。 そのなかで、アタマに『マ』と『イヌ』がつくものが多いがします。 『マ』ですとマイワシ、マダイ、マダコなど。 『イヌ』ですとイヌワシ、イヌワラビなど。 そこで疑問なのですが、これらの接頭語がもつ特別な意味というものはあるのでしょうか。 以前、『イヌ』は大きいものということを見かけたことがありますが、どこにでもいて平凡なものという説も聞いたことがあります。 お分かりの方がいらっしゃいましたら、お教えください。 また、この二つ以外に接頭語や接尾語として生物の名前に多いものがああればお教えください。 よろしくおねがいします。

質問者が選んだベストアンサー

  • ベストアンサー
  • Opabinian
  • ベストアンサー率42% (9/21)
回答No.5

◆「クマ;熊」 「クマバチ」 この大型ハナバチ〔花蜂〕は、「大きなハチ」という意味で「熊蜂」と呼ばれています。 食性は花の蜜と花粉食であり、性質は至って大人しく、従って「クマ」の名に危険な含みはありません。 しかし、スズメバチの別名(地方名)である「クマンバチ;胡蜂,熊蜂」と混同されて危険なハチと見なされることも多く、彼らにしてみればずいぶん迷惑な話でしょう。 それにしても、大きくて危険極まりない「スズメバチ」が何故「クマバチ」でないのか、不思議ですよね。 これは、スズメほどもある実寸からの名付けとのことですが、「クマ」の名は同類のなかで最大のものに冠されるのであり、スズメバチがどんなに大きく危険でも、最大でない以上、「クマ」を名乗らせるものではなかったんだろうと思います。 他の例:「クマゼミ;熊蝉」「クマネズミ;熊鼠」「クマタカ;熊鷹」「ハチクマ(ハチを獲るクマタカの仲間);蜂熊」「クマゲラ;熊啄木鳥」 ただし、明治以降の命名では、「ダイオウ;大王」など新しい構成要素も数多く採用されているようです。 「ダイオウグソクムシ」 海底のダンゴムシと言うべき掃除屋「グソクムシ」の大親分、それが「大王具足虫」です。 日本近海にもいる「オオグソクムシ」も大概大きいですが、それより遥かに大きなモンスターです。 他の例:「ダイオウタテジマウミウシ」「ダイオウキヌガサ」「ダイオウイカ」「ダイオウホウズキイカ」「ダイオウヒラタクワガタ」「ダイオウヤシ」

dempsey2
質問者

お礼

大変詳細に、関連事項まで挙げていただき、ありがとうございます。 今後も勉強に生かします。 回答ありがとうございます。

その他の回答 (4)

  • suiran2
  • ベストアンサー率55% (1516/2748)
回答No.4

#3さんの回答で思い出しました。イヌワシの「イヌ」は「狗」と言う意味です。この際の「狗」は「犬」という意味でなく,「天狗」という意味です。日本各地に伝承されています「天狗にさらわれた…」は「イヌワシにさらわれた…」と解釈すべきことから「イヌワシ(狗鷲)」と名付けられました。つまりこの「イヌ」は侮蔑の言葉ではなく,反対に畏敬の言葉です。

  • ABAsan
  • ベストアンサー率56% (274/489)
回答No.3

 漢字で書けばわかりやすいですね。  「マ」は漢字で書けば「真」です。「マイワシ」は「真鰯」、「マダイ」は「真鯛」、マダコ「真蛸」です。「真の」という意味ですから、その種類で最も普遍的、一般的なものに名付けられています。珍しい物には「マ」はつきません。  イヌは漢字で書けば、そのまんま「犬」です。これは「ワラビ」は人間のための物だが、「イヌワラビ」は犬のための物であって、人間の役には立たないというような意味です。実際に犬の役に立つわけではなく (^^;)、あくまで比喩的な表現ですけど。  なお、イヌワシのイヌはそのまま動物のイヌを意味し、そのどう猛さからつけられたと思われます。漢字で書けば「犬鷲」もしくは「狗鷲」となります。

dempsey2
質問者

お礼

回答ありがとうございます。 生物にかかわっていても、疑問に思うことがあって・・・。 解消されました。 ありがとうございます。

  • suiran2
  • ベストアンサー率55% (1516/2748)
回答No.2

・「マ」…日本(その地域)における代表種,一般種といった意味です。マダイは「一番一般的な鯛ですよ。」といった意味です。 ・「イヌ」…これは犬という意味ではありません。(その意味で名付けられている物もありますが…)~に似ているが,役に立たない物と言う意味です。イヌワラビは「ワラビのようには食べたり出来ません。」といった意味です。 ・「ヘビ」…これもイヌと同じで,似ているが食べられないものという意味です。ヘビイチゴ「イチゴに似ていますが食べられません。」 ・「カラス」「オニ」…大きなといった意味です。オオオニバス「大きな大きなハス」ということでしょうか。 ・「スズメ」「ヒメ」…小さな,可愛いといった意味です。 「イヌワシ」の「イヌ」は「犬」や「否」とは全く意味が異なるはずですが忘却です。

dempsey2
質問者

お礼

大変参考になりました。 ありがとうございます。

  • zorro
  • ベストアンサー率25% (12261/49027)
回答No.1

接頭語、接尾語ではなく同属であるためにその区別の方法として名前を別につけたに過ぎないと考えます。

dempsey2
質問者

お礼

回答ありがとうございます。 ということは、イシダイ、クロダイ、チダイ、ハナダイなどのひとつとしてマダイというのがあり、『マ』がつく生物が多いのは偶然ということでしょうか。 接頭語、接尾語という表現が正しくないのはわかりますが、偶然にしては『マ』は多くないでしょうか。

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