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武者と騎士

鉄砲の出現前には日本でもヨーロッパでも馬に乗り、鎧を着て戦う戦士が戦場の主役となりました。ここで質問なのですが、日本の全身を甲冑で身を固めた武者と、ヨーロッパの同じく全身を覆う鎧を着た騎士が戦ったらどっちがかつのでしょうか。両者が遮蔽物のない平原で、同じくらいの兵士、同じ能力の指揮官が指揮したと仮定し、従者や家来はなしで武者と騎士だけが戦ったと仮定します(もちろん現実にはまずそんなことはまずありえませんが…)。

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  • imp-dsc
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回答No.9

作戦によるとしか言えないでしょう。 個人的には遠距離では一方的に弓矢で武士が騎士を駆逐できます。これは断言しましょう。鉄砲以前では死傷率の多くは弓矢・投石>槍>短刀と言った順です。これは古今東西変りません。となると遠距離では弓矢に長けた武士の方が圧倒的に有利です。 では白兵戦となるとかなり騎士がアドバンテージが高くなります。馬上槍によるチャージ(突撃)には遭遇戦において武士サイドには基本的に防御手段は無いでしょう。更には西洋では全身を覆う甲冑が発達しておりそれに対抗する武器としてメイスなどの打撃武器が発達しています。騎士の主力装備では槍とメイスが基本です。盾さえあればある程度は防げますが武士は基本的に持たないのですからこれまた苦手な武器です。 ですから作戦としては武士は何が何でも一定距離を取って弓で一方的に攻撃するポジションを確保する。或いはチャージを迎撃するための野戦陣地を構築しておいて騎士をおびき出す方法が必要です。 逆に騎士は白兵戦に持ち込むことが勝利の前提なのでいかにして側面や背後に回りこんでチャージを仕掛けて弓を封じメイス等を使った近接戦闘に持ち込むかが鍵でしょう。 机上の空論ですが、私が武士ならば弓で遠距離攻撃し戦力を削ぎ落とす一方で挑発します。で予め掘っておいた落とし穴へ誘導しチャージを潰し後は残敵掃討に移行します。 騎士ならば中央を防御力が高くベテランの兵を配置し両側か片側に機動力の高い部隊を配置します。でわざと中央の部隊が後退しつつ敵部隊を拘束。伸びきった側面から一気にチャージしてトドメを刺す方法を取ります。 アレですね狐と狸の化かし合いなんですが・・・

noname#70507
質問者

お礼

回答ありがとうございます。「私が武士ならば弓で遠距離攻撃し戦力を削ぎ落とす一方で挑発します。で予め掘っておいた落とし穴へ誘導しチャージを潰し後は残敵掃討に移行します。」とは素晴らしい作戦ですね。それなら勝利は間違いなしです。

その他の回答 (9)

  • myeyesonly
  • ベストアンサー率36% (3818/10368)
回答No.10

お呼びでしょうか。m(__)m >接近戦で刀を使っても・・・ おっしゃる通り、切る事はまず無理でしょう。 まともに使う場合は、天然理心流のような強烈な突きならば、顔の防具の目の穴などを狙えば貫通可能ですし、継ぎ目部分を狙えばある程度の鉄板でも抜く事が出来ます。 まともじゃなく使う場合ですが、日本の実際の合戦でも結構あったのですが、刀で力任せに頭をぶん殴るのです。 フルフェイスでない日本の兜でも、結構衝撃で目を回す人がいたようです。 まともにバケツみたいに頭部全体を覆ってる物を金属で殴りつけたらどういう事になるでしょう。 フルフェイスなら一番いいのは側頭部(つまり耳のあたり)ですね。 十分失神させる事ができると思います。 当然日本刀でなくて金槌でも同じでしょうけど。 …という使い方などを考えました。(笑)

noname#70507
質問者

お礼

回答ありがとうございます。たしかに金槌なり日本刀なりで殴られたら失神は間違えなしですね。ただ、馬上の人間に切りかかるのは難しいのでまず落馬させるところからはじまりそうですね。

  • myeyesonly
  • ベストアンサー率36% (3818/10368)
回答No.8

こんにちは。 日本の武者軍団?が勝つ事は十分可能であると思われます。 槍というと常に刺すと思われがちですが、実際には相手を引っ叩いてKOしたり負傷させるような使い方も非常に多かったです。 あの重装備の騎兵が頭でも殴られたら(衝撃と音で)恐らく目を回して落馬でしょうし、長いサーベルは振り回すのは不可能です。 突撃をかわして回り込み横から突っ込めば槍でも十分戦えるでしょう。 接近戦になれば刀は非常に有利です。 ちょっと脱線しますが、日本で専門の騎馬軍団を組織できたのは武田信玄くらいのようで、後、勝頼の代になって長篠の戦いで壊滅的打撃を受けますが、あの惨敗でさえ、3000丁の鉄砲を構えた織田徳川連合軍は6000人の犠牲を出しています。 武田軍は1万の犠牲だったそうですが、敗北決定後に犠牲が増える事を考えれば織田徳川軍は本当に薄氷の勝利だった可能性が高いです。 こういう高度に熟練した馬術、馬上戦術を持つ集団だったら、全身鎧の西洋の騎士軍団相手でも相当やれそうですが。 ちなみに、西洋の鎧でも、鉄砲発達後の銃弾避けのしのぎ(胸の出っ張り)がついた鎧とそれがない鎧では槍などの刺し貫く攻撃に対する防御能力は格段の違いがあります。 胸板が平らな鉄板ならば、馬上槍で走りざまに突かれたら貫通は間違えないでしょう。 但し、槍を抜くのが大変ですが。 しのぎのある鎧ならば胴を突いても滑ってしまい、刺さりません。

noname#70507
質問者

お礼

回答ありがとうございます。接近戦で日本刀を使っても、甲冑を着た相手には効かないと思いますが、どうでしょうか。

  • carwing
  • ベストアンサー率31% (24/76)
回答No.7

騎士や武士が戦場の主役だった同時代で比較してみましょう。 例えば12世紀あたり、領主クラスでいえば日本は源平の乱で大鎧です。西欧で言えば十字軍の頃なので鎖かたびらにバケツの鉄兜といったところでしょう。 この場合馬上から弓で先制できる武士が有利かもしれません。まあ上手く当たらなかったとして馬を降ります。どちらも単に切りかかったところで致命傷ではありませんが、突きが急所に当たれば隙間が布である大鎧は不利です。騎士は盾もあります。 まああとは個人の技量でしかありませんが、組み打ちで馬乗りになった方が勝つかもとしか言えませんね(笑)

noname#70507
質問者

お礼

回答ありがとうございます。騎士のチャージを鎧を着ていても人間が耐えられるはずないですよね。

noname#36463
noname#36463
回答No.6

日本の鎧の性質上、着こんでいても、刀傷を受ける可能性のある箇所もありますので、1体1だったら、負けると思います。 全身を鎧で、覆った騎士ですが、弱点は、重さと、視野の狭さだと思います。 団体戦だったら、作戦次第で、勝機は、あると思うのです。 日本の戦は、前哨戦で、かなりの勝敗が決まっていたりしています。 前哨戦を快しとしないで、戦いに臨んだ上杉謙信を大将として推薦します。 身びいきかもしれませんが、いいセンいきそうな気がします。

noname#70507
質問者

お礼

回答ありがとうございます。やはり接近戦では勝ち目がないのでいかにして、その前にダメージを与えるかが肝要ですね。

  • a-koshino
  • ベストアンサー率23% (102/441)
回答No.5

ヨーロッパの全身を覆う鎧は重すぎて、落馬したら終わりです。そのために従者は必要不可欠ですが、なかったら不利でしょう。 落馬させられるかどうか、日本の武者の弓の腕前次第といえるかも。 なお、日本の馬は小さいですが、モンゴルの馬も同じくらいでしたので、馬が小さいから負けるとは決められないでしょう。

noname#70507
質問者

お礼

回答ありがとうございます。モンゴル軍だって勝てたんだから体格の違いは戦術でカバーできるかもしれません。重装備の騎士は攻める場合はすさまじいですが、攻撃されて落馬したり馬が傷つくと脆さが露呈しますね。

noname#131426
noname#131426
回答No.4

http://ja.wikipedia.org/wiki/%E6%9C%A8%E6%9B%BD%E9%A6%AC 日本の馬は小さいです。 今ドラマや映画で使われているのは、外国産の馬です。 また、当時の日本人も今ほどは大きくはありません。 馬が大きい分、速度も重量も向こうが上でしょう。 日本武者にはかなり厳しい戦いになるでしょう。

noname#70507
質問者

お礼

回答ありがとうございます。やっぱり勝てないのかな…

  • aruru9
  • ベストアンサー率12% (1/8)
回答No.3

戦場が何処なのか、で大きく変わってくると思います。 日本国内のように平野が狭く、騎馬による突撃に大きな効果が少ない地形ですと徒歩戦闘を重視した武者の方が有利と思います。 逆にヨーロッパのように広い平野が存在する場合は、騎馬の突撃が非常に効果的になります。 あと、結構誤解されていることが多いですが武者の主力装備は「弓」、次いで「槍」です。 一般的な騎士の装備が槍であることを考えると「弓」を主力装備とした武者は遠距離から攻撃できることになり、実はかなり有利です。 騎兵の天敵は弓矢ですから。 騎士は鎧を着ているからある程度耐えられる、と考える方もいるかもしれませんが、鎧といえど所詮は厚さ数ミリの鉄板でしかありません。 また、馬は人間ほど強固に守られているわけではありません。 装備が同じであるなら、武者の方が遠距離から攻撃でき、有利であると考えます。 しかし、近距離に割り込まれた場合は馬と人間、双方の体格から武者が不利になるかもしれません。

noname#70507
質問者

お礼

回答ありがとうございます。やはり馬上からの体育会の騎馬戦のような突撃になったら武者はまけそうですね(馬や体格や装備から)。弓の攻撃のあとにギリシャの重装歩兵のように槍を構えて隊列を組めば騎士の突撃は防げないでしょうか?スイスの長槍兵やマケドニア軍はそうやって重騎兵の突撃を防いだようですが。

noname#256814
noname#256814
回答No.2

日本原産の馬はポニーを一回り大きくした程度の大きさで、今の馬(サラブレットやアラブ)とは全然異なります。ヨーロッパ原産の馬とでは勝負にならないでしょう。また、体の大きさも現在でもそうですが、さらに差がついています。160で立派な体格、170あったら大男位。 同じくらいの兵士が同じ位の腕前という意味なら、武者は不利といえないでしょうか?

noname#70507
質問者

お礼

回答ありがとうございます。やはり小柄な日本人には厳しいかもしれません。 でもモンゴル軍は騎士をワールシュタットで破りました。馬上からの弓の遠距離攻撃に徹し、接近戦を避ければ勝機はあるのでしょうか。

  • Nigun
  • ベストアンサー率22% (200/893)
回答No.1

まず1点ヨーロッパはどうだか知りませんが、 日本において、戦国時代は馬に乗って闘うという事は余りありませんでした。馬上では戦いにくい為だそうです。 一般的な戦では、戦闘地域まで馬に乗ってそこからは降りて闘う事が多かったそうです。 と、ここまでは前置きで、ここから真剣に考えますが、 私の考えでは騎士の方が勝つのではないかと思います。 理由としては、どちらも人間本来の条件は全く一緒だと考えると、武器、防具の差が顕著に現れてくると思います。 全身を甲冑で覆った騎士と素肌が一部出てくる可能性のある鎧武者、どちらが有利かは何となく分かるかと思います。 ただ、当時の甲冑がどの程度の強度を誇っていたのかは分からないので、それによっては若干変わってくるのではないかと思います。

noname#70507
質問者

お礼

回答ありがとうございます。やはり防具としての完成度は甲冑のほうが高いのでしょうか。

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