腎臓移植後の検査について

質問

質問させていただきたく、「教えて！goo」に来ました。
宜しくお願いいたします。

親戚が腎臓を悪くし、別の親戚が腎臓を提供しました。

私の知り合いが腎臓を提供した経験があります。提供者は腎臓提供後、３～４ヶ月毎に検査を受けるように、と大学病院で言われ、その通りに検査を受けていました。ことろが、ある月の検査で末期癌であることが判明し、その後、肝臓７割、胆管、胆嚢、胃、十二指腸を摘出するも、たった数ヶ月後で亡くなってしまいました。

かなり名の知れた病院で腎臓摘出後の身体検査を３～４ヶ月おきに受けていても、多臓器の末期癌で手遅れになるまで分からないものなんだなぁと驚きました。

今回提供した親戚には、体に気をつけるように強く言ってあるのですが、「数ヶ月おきに検査に行ってるから平気」と言っています。ですが、私としては前述の事があるので、様々な検査を受けるように言いたいのですが、どの程度、検査をすればよいのでしょうか？年に２回くらい人間ドックを受けるように言ったらよいのでしょうか？腎臓摘出後の身体検査について目安みたいなものがあれば教えてください。
宜しくお願いします。

回答No.1

myeyesonly · ベストアンサー

こんにちは。
腎臓摘出後の定期検査は、残り一個しかない腎臓が機能しなくなっちゃったら大変なのでやる検査です。
腎臓は血液を作るエリスロポエチンというホルモンも作ってるので、貧血なども起こります。

しかしそれらの検査を含めても、ガンの検診とは全く内容も意味も違いますので、ガンを発見する可能性はほんのわずかです。
腎臓にガンが転移したりでもしなければまず発見できないでしょう。

ガン検診は別に受ける必要があります。
定期的に行ってるのですから、病院に頼んで、ガン検診やドックみたいなものを一緒に済ませられるようにしておくと便利ですよ。

補足

なるほど。腎機能の検査しかしていないので、言ってみれば健康診断をしていないのと全く同じと言うことですね。よく分かりました。検診やドックを勧めてみます。

回答No.5

myeyesonly

お礼に気づいた事があるのでまた来ちゃいました。m(__)m

>血液検査をするので、せめて、その中だけでも肝機能やその他もチェックしても良いように思いますが

これ、病院によってはそういうふうにやってくれる所もあります。
検診内容ごとに全く別システムになっちゃってるような所では、２度も３度も採血・・・という事になりますが、本来、まとめてやっちゃえば１回で済ませられるものならばその方がいいのは患者さんも病院も同じ事です。

なので、腎臓の定期検査の時、「ついでにガンの検診も」と申し出てみてください。
あるいは事前に病院に電話でそういうふうにしてもらえるかきいておくのもいいです。

この答えは病院によりますので、ここでは何ともいえませんが、やってくれる病院は多いと思います。

もう一つの方法は、腎臓の検査の時、「ガンが心配なので見て欲しい」と言う事です。
これだと、医師は「ガンが心配である」という患者さんからの医療要求を受けた事になり、検診ではなくて、ガンの精密検査を組んでくれる義務ができます。
その答えとして、あまりにも漠然とし過ぎてるようなら「それでは検診を」という事は十分ありえますけど。

回答No.4

sakosumio

私は、妻から腎臓移植を頂き、2年経過してる者です。
毎月定期健診に病院に行き、主治医から治療をしてもらっています。
それで、やはり、不安だと思うことを主治医に話をされると良いのではないでしょうか？
やはり、患者はわからない事は、主治医に相談するのが、1番と思います。
ですから、私はいつもいろいろ不安があれば、先生へ質問しています。
がんばってください。

補足

回答ありがとうございます。お体に気をつけてくださいね。
ところで、臓器提供者の奥様はどのような隊ちゅかんり、健康診断をされていますか？参考に教えていただければ幸いです。

回答No.3

myeyesonly

お礼ありがとうございます。
せっかくなので、どのように>治療が難しい…のかなどもついでにご説明いたします。

腎臓は多くの薬や薬の分解された物を排出する働きをしています。
抗生物質なども含め、あらかたの薬は腎臓を通して排出される物が多いのです。

それが半分になってしまうので、血液中に薬や薬の分解された物が溜まる時間が普通の人と変わります（倍という単純計算にはなりません）ので、投薬方法が大変難しくなります。

全ての薬は、血液中の濃度と、一定量が維持される時間で使用方法が決まりますので、普通の人と同じように投薬すると残る時間が長すぎたり、濃度が高くなりすぎたりして危険な場合も出てきます。

そして一番困るのはこの点なのですが、一部の薬は腎臓を障害する副作用があり、抗がん剤は大抵この副作用が非常に強く、腎臓が一個しかないと、危なくて使えません。

以上が薬が難しくなる理由です。

そして、腎臓が一個の人は、それがダメになっちゃうと数日おきに透析すしないと死亡しますし、先に述べた造血ホルモン（エリスロポエチン）も無くなるので、薬で投与しつづけないと重症の貧血になります。

なので、できるだけ病気にならないように、またなったら直ちに初期のうちに治療して腎臓を守らないといけない、という必要があり、健康診断は普通の人以上に重要なのです。

さらにせっかくなので、素人の方に判り易い？ようなたとえ話を考えてみました。
腎臓の定期検査で健康診断やガン検診の代わりにするのは自動車の車検を造船所のドックでやるのと同じ位、どうしようもない話だ、と言えば少しは判ってもらえるでしょうか。

※ドナーというのは命がけで臓器を提供してるのですから、本来はその後のあらゆる検診が無償で受けられる位の事はあってもいいのではないかと思いますが、わが国ではそういうシステムになってませんので。
この問題は利益供与とも重なる部分があり、非常に難しい議論になります…以上余談でした。

補足

重ねて返信下さいましてありがとうございます。血液検査をするので、せめて、その中だけでも肝機能やその他もチェックしても良いように思いますが、そこまではシステム上できないのでしょうね。
亡くなった知人はある月の検査でγ－GTPが１０００を超えて、医師が異常に気付いて検査した結果、すでに末期頑だったそうです。
常に、信頼できる病院で、様々なことをこまめにチェックするよう提供者側から動かないといけないのでしょうね。

回答No.2

noname#256814

腎移植提供者の定期的な検査は腎機能の検査で、癌検診はしていないのでは？何か自覚症状でもない限り、普通の健康診断＋腎機能検査では癌は発見できなかったと思います。
お知り合いの方の腎臓提供と、癌は関係は無いと思います。
昔、フジテレビのアナウンサーの逸見政孝さん(故人)は、毎年の健康診断で癌が発見されましたが手遅れだったそうです。
・・・いい例でなくすみません。
私が言いたいのは提供した方と、そうでない方の健康や癌に対する考え方は同じである。と、いうことです。(もちろん、手術を受けたというのはリスクですが)

参考URL：

http://ja.wikipedia.org/wiki/%E9%80%B8%E8%A6%8B%E6%94%BF%E5%AD%9D

補足

そうですね。先ほども他の方に返信をさせていただいたのですが、腎機能検査しかしていないから、身体検査をしていないのと同じだと本人に言いますね。
腎臓が一つしかない以上、一度、病気になれば治療も難しいのだそうです。その知人も、癌が分かった後「腎臓が一つしかないので治療法は限られます」とハッキリ言われたそうです。体を大事にするように言っておきます。