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専修大学北上高校だけが問題なのか

 専修大学北上高校野球部が、学生野球憲章に違反する行為のため、とうとう野球部解散ということになりました。問題の行為は、野球部員が特待生として授業料免除などの措置を受けていたということですが、このようなことはどこの学校の野球部でも、あるいは他の運動部でも普通に行われているのではありませんか。同校だけが問題となってマスコミに取り上げられるのは何か釈然としません。  新聞報道などを私なりに解釈したところでは、 (1)野球部員であることを理由に金品を受け取ってはならない、という学生野球憲章の文言に、授業料免除が抵触する。 (2)多くの学校では、野球部員だからという以外の理由(成績優秀など)をとってつけたようにして特待生とし、上記文言に形だけ抵触しないようにしている。 (3)野球以外のスポーツについては、選手が奨学生、特待生などの待遇を受けることを競技団体、協会などが問題視していない。  ということのようです(もし誤りがありましたら回答の中でご指摘ください)。  そこで質問です。  上記(2)のような形で野球部員を優遇している学校の実態を、どうしてマスコミは問題にしないのでしょう。専修大北上高校だけを問題にする高野連の偏向、あるいは他の競技とは異なる野球界の潔癖さ、またはそれを形式的に回避している他校の野球関係者のずるさなどを報道し、世論に訴えるべきではないでしょうか。

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  • hohor
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回答No.3

関係者ではないので推測で意見させてもらいますが、この問題に関しては、同様のケースで選手を集めている学校が相当存在すると思います。下手をすれば一寸有名な高校は多かれ少なかれ皆関係しているかも知れません。そもそも成績優秀の特待生が良くて、スポーツ特待生が駄目なこと自体に違和感を感じます。野球の才能を伸ばす事だって立派な教育でしょう。才能がある子には学費を免除して迎え入れる事が何故問題なのか? 要するに、『他のスポーツは良いけど野球界は駄目よ』というルール(昔誰かが決めたルール)が守られていなかった部分が問題なのでしょう。だれも守れない規則は、規則が無いのと同じだそうです。四角四面に学生野球憲章違反だと騒ぐよりも、この機会に規則の是非を冷静に見直したら如何でしょう? 高野連は今回の事実に関して本当に知らなかったのか?それとも薄々知ってはいたけれどマスコミによって表面化してしまったから、知らない振りして怒って見せているのか?とにかくこのまま専大北上高校だけつまみ出して蓋をするつもりならば、なんか釈然としないものが残ります。それとも、徹底的に同類の学校を調べだし締め出すつもりなのでしょうか? なんとなくプロ野球界に対するアマ球界の面子だけの問題じゃないんですか? とにかく可哀想なのは子供たちですから、彼らのことを本当に考えていて行動して欲しいと思います。

tosembow
質問者

お礼

 回答ありがとうございます。高野連の硬直化した姿勢にも問題はあるでしょう。4/18(水)の読売新聞社説などでは高野連批判とも取れる内容が書かれていました。 >なんとなくプロ野球界に対するアマ球界の面子だけの問題じゃないんですか? >とにかく可哀想なのは子供たちですから、彼らのことを本当に考えていて行動して欲しいと思います。  まったく同感です。今回の件で試合に出られなくなった専修大学北上高校の部員たちや、今後、特待生資格を取り消されてしまうであろう全国の高校の野球部員たちには責任はありません。

その他の回答 (4)

回答No.5

私は専大北上高校の卒業生です。20年前位になりますが、他のスポーツ特待生として入学しました。今回の件、私が在校生だったころと何ら変わっていません。つまり、特待生制度は昔からありました。高野連が書類を出して注意したにも関わらず、体制を改めなかったのは学校側の責任だと思います。確かに、私立校は優秀な生徒を学校の宣伝代わりにするため、ある程度、優秀な生徒を集めるのは止むを得ないと思います。私が気になるのは、日本のスポーツに対する指導のありかたです。学校でスポーツを教えようというのは、無理があると思います。本来、学校が終わってから地元クラブ等で専門の資格を持った人が、それ専門で教えてくれたら良いと思います。クラブに入る側も、クラブを選べますし、変更することもできるメリットがあります。僕は、在学中結局ベンチにも入れませんでした。他の学校へ進めば、少なくてもスポーツを楽しめたと思います。(中学時点で、有名高校から声をかけられると、どうしてもその高校へ進みたいと思うのが一般的だと思います。)学校側の宣伝のため(学校側からすると有能な生徒の為というかもしれませんが)利用されると、学校を変えることが難しい世の中ですので、どうしても、学校の方針や部の仲間と合わない等の問題が生じたとき、結局、やる気を失ってしまいます。私は、恥ずかしながら法律違反することでストレス解消しておりました。高野連の言うとおり、一部の学校へ良い選手を集めるのは、決して良いことばかりとは思えません。根本的に、学校教員がスポーツを教えるべきでは無いのでは?もっとも、母校の野球部は、それなりの監督を置いておりましたが、コーチ等は教員でした。学校=勉強 クラブ=スポーツと分けた方が良いと思います。

tosembow
質問者

お礼

 回答ありがとうございます。問題の根本は、子どもの教育を、勉強以外のさまざまな面でも学校に任せてきた(押し付けてきた?)日本の社会にあるといえるかもしれませんね。少子化で中学のクラブ活動が曲がり角に来ている(野球やサッカーなどのチームスポーツに人数が集まらない)今、社会体育、地域のスポーツクラブの活用を考えるべきでしょうね。

noname#39388
noname#39388
回答No.4

私も特待生が禁止されていると聞いてびっくりしました。 想像ですが、今高校野球関係者はかなり混乱・困惑してると思います。 私の知る限りでも、そういうケースがあるのは知っています。 ちょっと調べれば芋づる式に出てくると思います。 しかしそれは、何か大人の事情があるのでしょうね。 NO.2の方の仰るようなことかも。 これからは高野連の膿みが出てくることは、もしかしたら無いのかも知れませんね。

tosembow
質問者

お礼

 回答ありがとうございます。私は、そもそも高野連という組織に何かうさんくさいものを感じないではいられません。(関係者の方、すみません。偏見ですが、率直な印象です。)  高校スポーツを全国的に束ねる「高体連」という組織がありながら、なぜ野球だけは「高野連」なのでしょう。このあたりも疑問です。

  • jasko
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回答No.2

ずるさを徹底的に暴くことは出来ないのです。 それがこの国の体質です。 文科省の大臣の光熱費もそう。 総理大臣の宗教団体との関係もそう。 牛肉危険部位混入もそう。 原発の事故隠しもそう。 グリーンピアの破綻処理もそう。 テレビの報道バラエティの捏造もそう。 耐震偽装も高校の単位未履修も全部同じです。 以上の事柄に比べれば野球少年の青田買いなんて、なんら問題があるとは思えません。世の中もっと大切なことがおざなりにされているのですから、野球界の不正なんて誰も真剣に向き合うはずありません。 第一マスコミはプロ野球(読売)や高校野球(朝日・毎日・NHK)に多大な恩恵を受けています。彼らが野球界に損になるキャンペーンはしないはずです。マスコミはマスコミ自身の犯罪やスポンサーの犯罪を決して暴こうとはしないものです。それがこの国のジャーナリズムの限界なのではないでしょうか。

tosembow
質問者

お礼

 回答ありがとうございます。確かに、おっしゃるようにずるさを徹底的に暴くことはできないのかもしれません。ただ、高野連が実態調査に本格的に乗り出すそうで、少なくとも専修大北上高校だけが批判されて終わり、という事態は避けられるのかな、と考えます

noname#113190
noname#113190
回答No.1

私も特待生がいけないということは始めて知って驚きました。 何かに秀でた生徒を優遇して才能を伸ばすことは当然のことで、諸外国では当然のごとく行われており、オリンピック選手やノーベル賞級の学者が生まれたりしていますけど、何か変ですね。 野球だって寮に入れば寮費が要りますし、遠征すれば遠征費用だってかかります。 貧乏人は草野球で我慢せよということかな、物凄く矛盾を感じます。

tosembow
質問者

お礼

 回答ありがとうございました。他のスポーツでは認められている特待生制度が、野球界だけなぜ認められないのか、私もこんな形骸化した制度にこだわっても仕方ないと思います。

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