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位相(コーシー列、入門レベル)

レポート課題なのですが、以下の問題の証明の仕方を教えてください。 問、Q(有理数全体の集合)の2つのコーシー列{an},{bn}について、    (1){an+bn}はQの中のコーシー列であることを証明せよ。  (2){an-bn}はQの中のコーシー列であることを証明せよ。 (1)は、{an}→a、{bn}→bを仮定して、任意の実数εに対して、      自然数NaとNbで、        n>Naを満たす任意のnは、|an-a|<ε/2        n>Nbを満たす任意のnは、|bn-b|<ε/2      が存在する。      そこで、        N=max(Na、Nb)      とすれば、      n>Nを満たす任意のnは|an-a|<ε/2と|bn-b|<ε/2を      満たす。      2式を足すと、        |(an-a)+(bn-b)|≦|an-a|+|bn-b|<ε/2+ε/2=ε      となる。 分かりにくいのですが、こんな感じでいいのでしょうか。 また、「Qの中の」という部分が証明できていない気がします。 (2)は、2式を引いても、不等式の右辺は変わらないと思うのですが、 (1)と同様に考えればいいのでしょうか。 何かアドバイス等あれば、教えてください。おねがいします。

質問者が選んだベストアンサー

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  • zk43
  • ベストアンサー率53% (253/470)
回答No.4

有理数全体で考えたときはコーシー列は収束列とは限らないので、 an→a、bn→bとするのはまずく、 |(am±bm)-(an±bn)|=|(am-an)±(bm-bn)| ≦|am-an|+|bm-bn| を利用して証明するのだと思います。

zoku0855
質問者

お礼

分かりやすい回答ありがとうございます。 私は、コーシー列の定義の読み込みが不十分でした。 証明の際は、必ず定義に立ち返ろうと思います。

その他の回答 (3)

  • koko_u_
  • ベストアンサー率18% (459/2509)
回答No.3

Q(有理数体) の完備化 R(実数体)は通常コーシー列を用いて構成されるので、コーシー列の収束先 a, b ∈ R を用いて議論するのは多分適切でないのでしょう。 その意味で、実数体 R を構成するまでは Q の距離 d : Q×Q -> Q も有理数を値域として考える必要があるのかもしれませんね。

回答No.2

No.1 の方の回答と重なりますが……。 > (1)は、{an}→a、{bn}→bを仮定して、任意の実数εに対して、 この仮定はまずいです。 Qの中ではコーシー列が収束することは保障されていません。 ついでにいえば、εを実数からとってくるのも、問題かもしれません。 基本的には、(1)の証明の絶対値の中が an - am (など)になるだけですが。 「Qの中の」というのは、単に、an + bn という数列の項が、Qの要素だといっているだけだと思います。 ご参考まで。 a(0) = 2 a(n + 1) = (a(n) + 2 / a(n)) / 2 という数列は、Qの中のコーシー列ですが、Qの範囲では収束しません。 (√2 に収束します)

  • Tacosan
  • ベストアンサー率23% (3656/15482)
回答No.1

確認したいんだけど, 「コーシー列」ってどう定義しています? 普通は {an}がコーシー列 if ∀ε∃N∀m, n ≧ N |am - an| < ε くらいだと思う (< かな? ≦ かな?) けど, この定義だとすると「コーシー列が収束する」という性質は使わなくていい. というか, コーシーは確かに収束するけどその収束先がコーシー列を考えている距離空間の要素であるかどうかはわからない. でおまけ: 不等式を引き算しちゃダメ. Q は四則演算について閉じていて, しかも, {an} がコーシー列なら, {-an} もコーシー列.

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