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品詞に形容動詞は必要か否か

OKATの回答

  • OKAT
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回答No.2

No.1(こう書くと「top」と間違われそうですね(^.^))です。  このサイトでは、一旦見送るとずっと以前の物になってしまうので、再び見つけるのは難しくなりますね。一度でも開くとタイトルの色が変わって見つけやすいのですが。  さて、ここのカテゴリーも「国語」となっていますが、特に「日本語」という人は最近増えて、「国文法」か「日本語文法」かで考えが分かれるような気もします。いわゆる「日本語教師」が外国人に「日本語」を教えるために派遣されています。この前、日本語教師として勤めている若い人が、あるサイトに書いていました。その若者は「日本語文法」などの講義を受けて資格を取り、外国に赴いたのですが、その勤務先の国には元高校の国語科教師がいて、(当然その元教師は日本語教育のベテランだと思っていたはずです)「否定形」という言葉を口にしたら、「『未然形』でしょう」と言われ、話が合わなくて困ったという内容でした。  「日本語文法」には、こうした「日本語教師」用に書かれたものもあります。わたしが購入した本も、どうやらその「資格検定」向きの本だったようです。安くてページ数も少ないので買ったのですが、読んでいる内に「なに、これ?」と驚きました。「格」について書いてあるのが、英語の人称代名詞に出てくる「I、My、Me」(主格・所有格・目的格)のようにチャチなものでなく、何とラテン語の「格」を例に挙げ丁寧に書いてあるのです。本来の「格」はこんなにあったのかという、勉強にはなりましたが、日本語の名詞・代名詞には「格変化」は存在しません。あるのは「格助詞」を付けることで「格」として存在しうるのです。  このような本もありますが、「学校文法」を修正したり、新しい「説」を立てたりした「新国文法」と言ってもいい、「日本語文法」の本もあるようです。今のところ、どの本がお薦めかは分かりませんが、取り敢えず、次のサイトをご覧ください。(まだ未完成のようです)現時点での「日本語文法」の一つの方向性が分かります。

参考URL:
http://www.geocities.jp/niwasaburoo/shuyoumokuji.html
sono-higurashi
質問者

補足

問い合わせではありませんが字数制限1000字では、お礼が尽くせないのでここに書きます。 サイトをご紹介を下さって有り難うございます。 1 試みに、目次から「21.3 ナ形容詞と名詞述語の活用」(http://www.geocities.jp/niwasaburoo/21katuyou.html#21.3)を選び、通覧してみました。ここでは9つの活用形があると述べているように読み取れます。一方、「独りで学べる日本語文法」(凡人社、前出)では6つの活用形があると述べているように読み取れます。こんな基本事項ですら説明が一致しないのでは細部は推して知るべしで、品詞としての形容動詞を認めることに、仮にどんな不都合があろうと「ナ形容詞」を導入することによっては解決できないだろうと判断します。研究が緒に就いたばかりなのでしょうか、専門家はいざしらず、ただの一般人が近寄る世界ではないように思いました。 そういえば(いまさら気づくのも愚かですが)「イ形容詞」だの「ナ形容詞」だのと表示した国語辞典も未だ見たことがありません。詰まりは学問として一段落すら着いていない段階なのかな、と考えます。質問文のイ)は普段から些かなりと文法に関心をもつ事情通からは出てこない疑問なのだろう、これが今の時点での感想でイ)の疑問は解決した気分です。 2 その後、ANo.1のお礼の欄に記した通り、名詞の定義がどうなっているのかがはっきりしたので時枝文法の主張も理解でき、ア)の両派の論点を認識できました(他にも隠れた論点があるのかもしれませんが)。個々の具体例についてしか形容動詞の語幹か名詞かを述べられない形容動詞容認派よりは、用法に関わらず名詞だと断定できる形容動詞否認派の方に、今の時点では親近感をもちます。当否はともかく根拠を挙げて自分の意見をもてるようになったので、すっきりしました。何れの説にも収斂しないのは双方に相当の理由があるからだと納得できました。 3 ア)の形容動詞認知派と否認派は、がっぷり四つで増減なし。イ)の「イ形容詞、ナ形容詞」導入派は黎明期で活用形の数すら定説がないので勢力ゼロ。こう考えると、ウ)の質問に関しては拡大、縮小ともに無し、といったところでしょうか。この判断は自己流で怪しいですが、自分なりの推測がついたのでウ)も解決した気分です。 4 十分ではないですが、お蔭様で質問をする以前よりは自分の見解がもてるようになりました。質問をしてよかったです。 お世話になりました。 (ご回答は大いに役立ちましたが、土、日になれば回答をしてやろうという方が居られるかもしれませんので、最短でも4月1日(日)の24時までは締め切らないことにします。悪しからず。)

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