- ベストアンサー
信託銀行について教えてください。
銀行というのは、大体の業務内容など理解できるのですが、 信託銀行というのはどのような仕事をしているのでしょうか? 一般の人にはあまり関係のない銀行なのでしょうか? よくわからないので、なるべく詳しく教えて欲しいのでお願いします。
- みんなの回答 (2)
- 専門家の回答
質問者が選んだベストアンサー
信託銀行は普通の銀行業務に加えて、信託業務、不動産業務が営業できる銀行です。現在は普通銀行でも信託業務を代理店の形で営業しておりますが不動産業務は営業できません。 不動産業務を扱える銀行は信託銀行しかありません。普通銀行に比べ非常に有利な立場にあります。 遺言信託などは信託銀行が遺言執行人となり、遺言の実現に向けて業務を致します。 たとえば、子供が三人おりそのうちの三女が知的障害児であった場合、両親は自分の生存中は三女の世話をしてやれるが、死後は三女を守ってくれる人はいません。兄弟がいるではないかと思われますが、今は兄弟でも全て信頼はできません。知的障害をいいことに妹の相続の権利までも侵し、兄が良いようにしてしまう恐れもあります。 こうした場合、両親は信託銀行に不動産を信託し、それが賃貸マンションである場合と仮定します。その収益で三女の生活を支えていくことができます。 信託銀行は法人ですから公正に信託された財産を管理してくれます。両親も自分達の死後の心配をしなくてすむというわけです。 信託のしくみは、信託法という法律によって、ある者(A)が他人(B)に、自己が有している財産を移転し、(A)または(A)が指定した第三者(C)の利益のために、(B)が財産を管理または処分するよう依頼することです。 このとき、(A)の(B)に対する深い信頼関係と、(B)には(A)または(C)の利益のために財産を管理・処分できる能力が必要になります。また、その管理と処分は、一定の目的のもとで行われます。 信託銀行には、不動産鑑定士や司法試験の資格者が大勢おり、宅建主任などは女子行員でも当たり前のように取得しています。 私は地銀に勤めていましたが、そのレベルの違いには驚かされました。 とにかく地元採用の女子行員も優秀なのです。環境が彼女達を変え、資格取得に挑戦させる何かがあるのでしょう。 男性は全国区ですから、神戸大学、阪大、東大、慶応、早稲田など早々たる優秀な人材を採用します。また処遇も地方銀行などとは比べものになりません。 退職後も手厚い企業年金があり公的年金(厚生年金)と合わせ支給されますので、老後の生活の心配は、少なくとも金銭面ではありません。 自ずと素晴らしい人材が集まるのでしょう。
その他の回答 (1)
- katumoaji
- ベストアンサー率22% (5/22)
下記のサイトが信託銀行の説明サイトですので、ご参照を。 http://ja.wikipedia.org/wiki/%E4%BF%A1%E8%A8%97%E9%8A%80%E8%A1%8 こちらは財務省(信託銀行は財務省管轄)の公式ホームページで 検索できますので、ご覧になって下さい。 http://www.mof.go.jp/ 詳しく説明するよりもサイトの方が精度が高いので、ご紹介させて頂きました。