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本当の色と見ている色
nisekantの回答
- nisekant
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視覚──赤に敏感 人や近縁類人猿が色覚を持つようになったのは、紅潮した頬や恐怖で青くなった顔を見分けるためだったのかもしれない。 鳥や蜂の光受容体は複数で可視光線領域全体をまんべんなく感知するのに対し、人や旧世界猿が持つ3種類の光受容体のうち2種類はいずれも波長約550nmあたりの赤色光を最も強く感じる。血中ヘモグロビン濃度の変化によって起きる肌色の微妙な変化を感知できるのはこのためだと、カリフォルニア工学大学の神経生物学者達は考えている。配偶者候補が健康な血色をしているか、敵が恐怖で青ざめているかなどを判別するのに役立つだろう。旧世界猿の顔や尻に毛がなく、皮膚が露出していて血色がわかりやすいという事実が、この仮説を支持している。
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