重度の鬱病の友人の接し方

質問

先日鬱病の友人に2年ぶりに再会する件について質問させていただいた者です。回答いただきました皆さんありがとうございました。
http://okwave.jp/qa2757127.html

彼女に会いに行ってショックを受けました。
ほとんど寝たきり状態。拒食症で非常にやせ細っており、自分で歩くことすらできない状態でした。
自分では食べようとしないため彼女のお母さんが食べさせていました。普通のサイズのモナカアイスも1かけら食べるのに何分もかかっている状態で見ていて辛かったです。

彼女のお母さん曰く、数ヶ月前から私の名前を会話に出すようになり、鬱病になる前はバレンタインに友チョコを毎年くれていたので渡したいと本人が言ったそうです。
それでも最近は週末になると家族で出かけてご飯を食べてくる習慣にしているらしく、気分転換になっているそうです。

会話はほとんど彼女のお母さんと話をしているだけでした。彼女はあまり話そうとしません。でも、昔の話を私がすると昔と変わらない笑顔で「そうだったよね～」って言ってくれます。

私の名前を出したってことは私にも何かできるのかなぁって思っています。でも実際何をしてあげたらいいかわかりません。何が彼女のためになるのか真剣に考えています。
自分で歩けることができればドライブにでも連れて行ってあげたいのですが無理みたいなので。

これほどヒドイ鬱病の方と接したことがないので正直どうしたらいいかわかりません。

良きアドバイスをください。よろしくお願いします。

回答No.2

Misaki-27 · ベストアンサー

はじめまして。鬱病経験者です。私自身が一番酷い状態の時と言うのは、
記憶が飛んじゃって分からないのですが、朧気に覚えてる事を書いてみます。
ただし、その子と私が同類だとは限らないので、あくまで参考程度に考えて下さい。

　私の場合は、とにかく時間の経過を待ってました。今日が何日かとか
段々分からなくなって、季節も気にならなくなって、ただ夜を待つ感じ。
テレビを見ても楽しくない。誰かに会っても笑えない。感情が無くなった感じ。
笑えない・泣けない・ツライとか苦しいとかも分からない状態。
生きる意味が分からなくなって、食事に対しても魅力を感じない。
食べなければ死ねるだろうか、そんな事ばかりを考えてました。

　親が信用できない・病院が信用できない。そうなった時に考えるのは
友人や彼氏の事ですね。あの人なら自分を理解してくれるのかと、
かすかな期待をします。家族の前では話せない事を、話せるかどうか。
相手を見定める感じです。自分を理解してない親が、自分の友人に
何かを伝える。これ自体は恐怖です。軽蔑されるんじゃないかとか
色んな事を考えます。ただし、感情は動きません。悲しいとかムカツクとか
考えられないのです。伝えたい事は沢山あるのに、感情がついてこない。
言葉が出てこない。そのうちに、何が伝えたい事なのかも分からなくなる。
私自身が辛かった事は、「他の鬱病患者はこうだから、貴方も同じ」と
ひとくくりにされた事です。でも、そんな事は本人にとっては関係無いのです。
自分が全て。欲しいと思ったのは、自分を理解してくれる人。
自分で自分が分からなくなってますから、思いを伝える事は不可能です。
ただ、ひたすら友人に言われた事は、「今日はどんな事をどんな事をした？」
「その時にどう思った？」これの繰り返し。返事は必要ないから、
何か話したいと思ったら言って。毎週土日に会い続けて繰り返された言葉。
私自身は半年間沈黙。質問に対しての答えが出てこなかったから、
会話は出来なかった。半年ずっと沈黙を続けて、最初の発言は、
「親は貴方に何を話したの？」その一言。それでも一番不安に思った事でした。

　持久戦になるとは思います。ただ一つ言える事は、どんなに無口でも
多くの言葉を心の奥底に持ってると言う事です。その多くの言葉を
何度も飲み込みすぎて、形を成さなくなってる状態。小さな破片を積み上げて、
組み立てていくのには時間が掛かります。切っ掛けも必要です。
少しでも感情が動く事があれば、それはひとつの切っ掛けになります。
ただし、押しつけてはダメです。昔好きだった物が今もとは言い切れません。
私自身は絵を描く事が好きでした。でも、病気になってから絵が描けなくなり、
絵を憎む様になりました。「昔好きだったでしょ」と言われて渡された
スケッチブックを破って燃やして必死で耐えました。

　私が嬉しかった事は、「返事はしなくていいから、話したいと思ったら
いつでも話して」と言われた事です。この言葉には凄く期待をしました。
「昔好きだったでしょ」と言う言葉はNG。そうではなくて、「欲しい物とか、
やりたい事があったら、何でも言ってね」の方が良かった訳です。
「○○してあげる」「○○した方がいい」って言葉もNG。言葉そのものが
強制じみて聞こえて、プレッシャーになります。「何かやりたい事があったら、
一緒にやろう。自分も１人でやるのは怖いから、貴方と一緒に出来たら嬉しい」
そう言って貰えるのが嬉しかったです。怖いと思う事が自分１人では無いと思えれば、
ひとつの希望になります。「怖い」と考える事が異常な行動だと常に考えて居るので、
異常じゃないと思えれば、発言も行動も起こしやすい訳です。

　決して焦った態度を見せないで下さい。私が感じた事は、周りの人の
１日が自分にとっての１分に満たないと言う事です。１週間経過したから
何かが変わるという事は無いです。１週間なんて１時間程度の感覚。
これだけ時間軸のズレがあるのですから、かなり慎重に会話をしないと、
相手にパニックを起こさせる事になります。ゆっくり時間を掛けて
会話をする事を心がけて下さい。

お礼

ご回答ありがとうございます。
ツライ過去を私のためにお話いただき、ありがとうございます。お辛かったでしょう。

鬱になる前は食べることが大好きだった彼女が大好きな食べ物を見ても興味が湧かないということはとてもビックリでした。
今もほとんど食べないようですが、テレビでやっていたものを食べたいと言って実際買ってきても食べなかったりしてるみたいですが、少しずつ「○○がしたい」と口にするようになったそうです。

オシャレにも無関心になっていたようですが、最近では朝お化粧をしてみたりしているようです。
私が会いに行った時、私がカラーをしたてだったので結構明るい茶色の髪を見て「私も染めたい」と言ったのです。
それには彼女のお母さんもビックリしていました。ただ、長い時間座っていることができないので、その日だけスプレーで色をつけるのがあるよって彼女のお母さんに言ったら早速買ってくると言っていました。

私ができること・・・彼女に会いに行くことだと思っています。ただ、どれだけの感覚で会いにいけばいいか考えてしまっている状態ですが。
彼女が話したくなったら話してくれればいいと思っています。
家族でドライブに行った時、昔私と食べに行ったご飯屋さんとかデパートの前を通ると嬉しそうに話をするそうです。
きっと彼女は私を必要としているんだと思います。できるだけ力になってあげたいと思っています。私も全力で受け止めてしまう性格のため、無理をせず私ができることを。

ゆっくりゆっくり時間をかけて彼女が回復してくれたらいいなぁと見守って行こうと思います。

非常に参考になりました。ありがとうございました。

回答No.4

Misaki-27

すみません。自分の時の記憶が半分抜け落ちてて、何で苦悩したかを
思い出せませんでした。交通事故で手足が動かなくなった時にスケッチブックを
渡され、破くために手を動かす努力を１ヶ月やったのです。
怒り・憎しみと言った物が、その時はまだ存在していて、憎悪が自分を支えて居ました。
　他人がやって良かった事、それが必ずしも良い結果になるとは限りませんね。
私の記憶は、一番酷かった時の事が抜けてます。少し良くなった状態と言うのは、
切っ掛けさえあれば、一気に進展していくものです。一番大変なのは、
何も無い状態から、切っ掛けを探し出す事。誰かに支えられてるうちは良い。
でも、支えが無くなった時にどうするかを考えなきゃと考え、１人で
孤独と恐怖から逃れる方法を考えた。それが紙と鉛筆。結局、昔の思い出に
戻った感じかな。でも、これは自分に我慢すると言う感情が戻ってからの話。
本当にツライ時は、支えが無くなるなんて、考えられなですよね。

　お話を聞いていて、私も、凄く彼女とお話をしたいと思いました。
でも止めておきます。体験者の話なんて、彼女には無意味ですから。
自分が全て。それで良いんだと思います。私は今、色んな人に支えられてます。
手足が動かない分、ネットの中が自分の世界。今回、こうして長い思い出話に
付き合ってくれて有難うございます。彼女はきっと良くなりますよ。
誰かが不安に思えば、それはそのまま彼女に不安を与える事になります。
希望を持つ事です。小さな幸せを少しずつ積み重なって、自分を支える。
いつか実感出来る日が来ると思います。どんな環境にあっても、
小さな幸せを見つける事が出来れば、人は生きて行けるから。
常に笑って居て欲しい。辛くても苦しくても、諦めないで欲しい。
いつか本当に笑える日が来る事をお祈りします。

お礼

思い出したくない過去を話させてしまってすみません。
ありがとうございました。

彼女は口には出さないけど、きっとたくさんの思いを持っていると思います。
少しずつ癒してあげられたらいいなぁ～と心底思います。

私も少々鬱を感じるときがあるのですが、彼女に会った時現実ではないような感覚になりイヤなことも少し忘れられていたように思います。
相乗効果でお互い元気になっていけるのが理想です。

本当にありがとうございました。
昔のように笑える日がくることを願って・・・。

回答No.3

Misaki-27

返信ありがとうございます。少しずつ周りに興味を持たれてる様ですね。
少し安心をしました。今はただ、人の真似をしてる段階だと思います。
一緒に何かをすると言うのは安心出来ますから、一番最初に起こす行動だと思います。
後は、褒めたり喜んだりする事かな。大げさだったり態とらしかったら
嫌な気分になるんですが、yno_opyさんが「貴方と一緒で嬉しい」って
そう言った発言を繰り返してくれたら、きっと喜ぶでしょうね。
今までは出来ない事ばかりが目について落ち込んでたのですから、
何かひとつ出来る事が見つかれば嬉しい物です。「誰かを喜ばせる事が出来た。」
それが最大の喜びなのでは無いでしょうか？

どれくらいの間隔で会うかとか言うのは本当に難しいですね。これは
人それぞれのペースがあるんで、その場に居る人にしか分かりません。
毎日１秒たりとも離れられない人も居ますし、週１では多すぎる人も居ます。
状況は分からないのですが、週１がベストだと思いますよ。ご自身の
都合もあると思うので、必ず週１とは言いませんが、ある程度、間を開ける事で、
頼り切りになるのを避けられます。「貴方が居ないと生きてはいけない」
ってなると、ちょっと困りますからね。また、次に来る日を言わないのも
ひとつの方法です。変に期待してしまう状況があまり良くない感じです。

　これは私の方法ですから、一概には言えないのですが、ノートを１冊用意しました。
次はいつ会えるか分からないけど、それまでに、言いたい事を書きためておこうと
毎日書き続けた訳です。自分自身、誰かに頼り切ってしまったら、
捨てられると言う怖さを持っていたので、頼らずに出来る事は考えてました。
１週間以上経つと、本当に捨てられたと思って気持ちが乱れましたので、
会えなくても連絡くらいは欲しいと言う感じでしたね。
　ノートと言うよりはルーズリーフやレポート用紙のが良いかも知れません。
それの利用法は人それぞれですが、何かを書くと言う事で気持ちが整理出来るんです。
自分自身への手紙と言う意味で書いた物もあれば、誰かへ伝えたい物もありました。
また、小説や詩・歌などから好きな言葉をピックアップして書いたりもしましたね。
会わない時間に何をするかって事も、大事なんだと思います。

　どんなに時間が掛かっても、落ち着いてくれると嬉しいですね。
支えてくれる人が居れば、きっと立ち直れると思います。最後まで
見捨てないで居てくれる事をお願いしたいと思います。
力になれるかは分かりませんが、また何かあれば教えて下さい。

お礼

ありがとうございます。

1年前は『無』の状態だったようです。トイレにも自分で行こうとせず家族が引きずってトイレに連れて行ってたようです。
今はヘルパーさんの来る時間にトイレに行く習慣になっているようですが。

彼女に会いに行くペースですが、彼女のお母さんに聞いてみようと思います。この前は彼女がいるところで話を聞いていて詳しく聞けなかったので電話でもしてみようと思います。

彼女は元々神経の方の病気を持っており、細かい作業ができないんです。なので昔から手紙を書いたりメールをしたりするのに時間がかかってしまい、今は更に手が思うように動かなくなってしまっているようなので『書く』ということはほとんどしていないような感じでした。

今は彼女のしたいことがわからないので会話の中や表情から少しずつ探っていこうと思います。
昔の彼女に戻るまで見守っていきます。

本当にありがとうございました。誰しもなりうる『鬱病』がこんなに怖いものだと知りました。
非常に貴重なお話を聞くことができてとても参考になりました。

回答No.1

oshikata

きっと、行く前に回答した者です。
会った結果を見てなんだか悲しいです。
僕も自分の親友がそのような姿をしていると、辛いと思います。
ただ、自分ができることはあまりないと思います。せめて、その子のとこへ会いに行くぐらいでしょう。
下手に、何かして悪化させてしまうと目もあてられない気がします。
昔話に反応したのは、やはり懐かしいと思う気持ちと、現在の状況からの逃避と見ても良いでしょう。
ただ、拒食症などの病気は命に関わるものでもあります。
私なら、自分のできる範囲でできることをしてあげます。
もしもの時に後悔がないように貴方の最善で、やってあげる。
無理しないでください。
無理は貴方の最善ではないのですから！
彼女の為にしてあげる事で、間違いはありません。どんなことでもいいのですから！
とりあえず、貴方は平然をよそってあげることだと思います

お礼

度々ありがとうございます。
かなりのショックでした。ただ、あまり話をしない中電話をくれて少し話してくれたのが嬉しかったです。
自分にできること・・・やはり顔を見せに行くことかなぁと思います。本人が一番ツライですよね、きっと。
この前帰り際に彼女には「ゆっくりでいいからね」と声を変えたらにっこりと微笑んでました。

実は私自身、軽うつの状態なんです。彼女のこともそうですが、同時期にいろんなことがあって何もかもイヤになり情緒不安定の日々です。
彼女がこうなる前に一番の友達だった私に何かできなかったのか・・・と自分を責めて過ごしていました。
2年前、こんな状態とは知らずに連絡が全くないことに関して「ヒドイよ」とメールしてしまったこともあり、私が悪いんだと思っていました。
でもこうして連絡したくなった彼女は私を必要としてくれているんだと実感しました。

これからは無理をせず、彼女のペースでゆっくりゆっくり回復していくのを見守ってあげたいと思います。
今でも彼女が興味ある料理の本でも持って顔を見に行こうと思います。