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中国から見たインド文明
歴史的に中国の王朝は周囲の民族を、野蛮人扱いしていたようですが、 インドに対してはどういう位置づけをしていたのでしょうか? 西遊記とかに見られるようなある種の憧憬と敬意は仏教徒だけで、 基本的には「南蛮」扱いで対等な文明とは考えてなかった、という事になるのでしょうか?
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こんばんば。。 インドも同様、蛮族扱いだったと思います。 仏教が流布すると、異民族の宗教であるという批判「夷夏論」も起こり、一時的な廃仏も数回行われます。 中国の仏教は、かなり早い段階から道教と習合した形になったこと、異民族王朝は、統治原理として仏教を採用・庇護する傾向があったこと、中華思想には、その確固とした基盤とともに、「異民族どもはいったい何を考えているんだろーなー」というある種の好奇心(?)も持っていることが、仏教の導入・発展に絡んでいると思っています。 中華思想の現れ(?)として、インドから中国に持ちこまれた経典(サンスクリット原典)がほとんど残っていない、という事柄があります。漢訳を終えたあとの原典は、当初はそれなりに気を遣って保存されていた(大雁塔は膨大な原典の保管庫)ようですが、結局散逸してしまったようです。原典の忠実な漢訳に細心の注意を払った姿勢からしてみると非常にズサンな印象を受けます。 中華思想に基づいたものか内輪モメかはわかりませんが、玄奘には渡来したインド僧を排斥した疑惑があります。 仏僧たちはともかく、王朝や文化人の基本的なスタンスとしては、とても対等ではなかったと思います。では。
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- ANASTASIAK
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回答No.1
中国はこれまで一度たりと周囲の国を対等に扱ったことなど ありません。仏教などなくても中国には誇るべき神仙思想と 道教があります。