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脳死臓器移植法に関して悩んだことです。

japotinoの回答

  • japotino
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回答No.5

現在アメリカに留学中の移植に関わる医師です。 早速ですが質問に回答いたします。 (1)ご遺族からの反対があれば臓器提供はあり得ません。問題は日本では臓器提供をしてもいいと思っておられる方々が多いにもかかわらず臓器提供意思表示カードがないと臓器提供ができないという障害が大きな問題となっています。カードを持っていなくてもご家族と臓器提供について話し合い、亡くなられた場合に臓器提供の意思を示していたにも関わらずカードが見当たらない、あるいは適切に記載されていないなどのために臓器提供ができずにご遺族が歯がゆい思いをされるという話も聞いたことがあります。今回の問題の逆のパターン、つまり「臓器提供意思表示カードを保持していないあるいは見あたらないが、家族と話し合って臓器提供意思を表示している場合にはご家族の同意の下に臓器提供を可能にするべきであるという議論がなされています。アメリカでも臓器移植意思表示カードのようなシステムがありますが、持っていなくても、ご家族の意思で臓器を提供することができます。 (2)誰のものかというと明確な基準があるかは憶えていませんが、残された臓器は本人のものでありますが亡くなられる以上、ご家族のものと考えるべきでしょう。 (3)移植に関しては本人のご希望がもっとも優先されるべきです。その次にはご遺族の方でしょう。 先月のLA timesに腎移植を受けて透析を離脱されて臓器移植を待っている患者さんの精神的な支えとなっているLAの牧師さんの言葉が記載されていました。元の英文は忘れましたが内容を訳すと「神は肉体を望んでいない、精神を望んでいるのだ。」

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