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ソクラテスの「知は徳である」

mcqgogoの回答

  • mcqgogo
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回答No.4

ソクラテス自身の信念の強さは、神託の後ろ盾があってのことですから、一般の人間とは少し様相が異なると思います。 洋の東西などで事情は変わりますが、後ろ盾のない人間が自身の存在の確かさや、真理の所在を求め続ける哲学の歴史などがあって、「真の知」自体が難しい問題を孕んでいるのだと言えるからです。 まして人は哲学的解などなくとも、日々日常的な判断を下しながら生活しているのであって、全てとはいいませんが政治経済などはその代表例で、知識のビジョンなき意図的誤用の濫用とも見えます。 ですから正と不正の知に基づく知識の意図的誤用は、ソフィストの時代ばかりでなく今の世も日常茶飯事と見たほうが、世の中を捉える上で有用だと考えます。 そのような海で泳ぐ我々にとって、ソクラテスの託言が逆に重みを持つのはこの点にあると思います。

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