高等学校数学の学習指導要領はどうあるべきか
高等学校数学の学習指導要領はどうあるべきか
高等学校数学の学習指導要領は,2012年度から施行されるものも現行のものと同じく,全く体系性がないと思います。そこで私案を考えました(下記参照)。高等学校数学の学習指導要領は,あなたはどうあるべきだと思いますか,できれば内容もお願いいたします。
基礎数学(5単位,略称数学,必履修)……数と集合・式の計算,方程式と不等式,二次関数と分数関数,場合の数と確率,三角比とその応用
代数・幾何I(2単位,略称代I)……平面図形と式(点と座標,直線と円,軌跡と領域),平面上のベクトル,空間図形とベクトル
代数・幾何II(2単位,略称代II,理系用)……平面上の曲線(直交座標,媒介変数表示,極座標),複素数平面,行列とその応用
基礎解析(3単位,略称解析)……三角関数,指数関数と対数関数,数列,微分法と積分法(微分係数と導関数,導関数の応用,積分とその応用 整式に限る)
微分・積分(3単位,略称微積,理系用)……関数(逆関数,合成関数,写像)と極限,微分法とその応用,積分法とその応用(簡単な微分方程式を含む)
確率・統計(2単位,略称確率)……データの分析,確率分布(確率変数と確率分布,二項分布と正規分布),統計的な推測(母集団と標本,統計的な推測の考え)
「基礎数学」は第1学年に履修。「代数・幾何I」「基礎解析」「確率・統計」は「基礎数学」の後に履修。
「代数・幾何II」は「代数・幾何I」の後に,「微分・積分」は「基礎解析」の後に,それぞれ履修。
お礼
ありがとうございました。
補足
課題研究というのがありますが、これは、私が大学4年の時、やった卒業研究の正式名称が課題研究でした。今は、高校でも卒業研究をするのでしょうか。