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ソクラテスの考え

人のあり方や生き方に直接関わってくるような知識について ソクラテスはどう考えていたのですか?

質問者が選んだベストアンサー

  • ベストアンサー
  • mcqgogo
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回答No.2

ソクラテスは、とことんまで理想主義者だったのでしょう。 平たく言うと、人は正しく考え、正しいと思われることを行うべきだ、と彼は考えていたと思います。 デルポイの神アポルロンより、ソクラテス以上の知者は居ないとの神託を得た彼は、知者と言われることの意味を考え抜き、また知者と呼ばれる人を嫌われ者となりながらも検証し、自分が「無知の知」を自覚していることを確信してゆきます。この「無知の知」を思索の基本原理として、ものを言う時の根拠を探りながら、対話を通じて共に正しく考えてゆこうという姿勢は一貫しています。 そして「無知の知」の啓蒙のための対話は、彼の社会活動になってもいたかのようです。 何が真かを確かめる過程は、何が不確かか嘘かを暴く結果にもつながり、多くの人々の反感を買ってもいたことでしょう。彼には神の名をもとに得た信念がありますから、彼の存在感は相当なものであったと思います。しかし、こんにちそれらの反感が不当なものであったと彼の肩をもちたくなる気持ちは、彼の問答の目的が相手を貶めることにあったわけではなく、「無知の知」の自覚を共有しその上で共に考えたいという、彼の理想を評価出来ることからくるのだと思います。 「評判の良い人は実は思慮深さに欠け、下らないと思われる人のほうが優れている」などと、暗に当時の社会を揶揄しながら人のあるべき謙虚さを問うていますが、彼自身、実生活に於いては貧乏で家庭的でもなかったようです。 理想主義者だったがゆえに、信念を貫き通し「不正を為す」ことより「不正を被る」ことを選び、キリストと同じように身をもってその証としたのだったと思います。 以上、ソクラテスの弁明、をもとに考えてみましたが、設問の趣旨とずれているかも知れません 参考にして下さい

serem
質問者

お礼

参考になりました! ソクラテスは知について、何も知らない、 という事を悟ったという事ですね! 彼は結局、死ぬまでに 人のあるべき姿を見つける事ができたのでしょうか。 分かりやすくまとめられていると思います。

その他の回答 (1)

noname#263444
noname#263444
回答No.1

下記URLを参照してください。

参考URL:
http://www3.justnet.ne.jp/~rinri/008.htm
serem
質問者

お礼

けっこう詳しく書いてありますね。 わかりやすく書いてあるので理解しやすかったです。 情報ありがとうございました。

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