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ソクラテスを芸能人にたとえると?
こんにちは。くだらない質問でごめんなさい。 哲学を勉強したことの無い私でもソクラテスの名前くらいは聞いたことがあります。 昨日本屋で「ソクラテスと弁明?」みたいなタイトルの本を立ち読みして、面白そうだったので週末に買ってこようと思うのですが「なんとなくこういう人なのかな?」という、とっかかりのヒントのようなものでも教えていただけると幸いです。 芸能人にたとえると誰でしょうか? 簡潔な説明でお願いいたします。
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(厳密には芸能人ではないかも知れませんが) 現シダックスの野村克也監督に喩えて構わぬ気がします。 (ご存知の事かと思いますが)ソクラテスの配偶者はクサンチッペと言う名で「悪妻」の代名詞的存在で、(スポーツ)新聞等の情報によると、沙知代夫人も「悪妻」的に扱われているので、私の頭の中ではイメージ的に結び付けてしまう様です。 (このイメージを土台とする限り)「悪妻」の影に日向に、と言う存在の故、ソクラテスは大哲学者に、野村克也氏は名監督になった、 と言えそうです。 注)実際には沙知代夫人はそんなに「悪妻」ではない筈ですが、紙面上ではどうしても悪妻に映るようですね。(苦笑)
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- code1134
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NO1の私のカキコみが雑(!?)ならば、私のNO6は雑な打ち込みになってしまいましたね。 もう代役は立てませんが(苦笑)(NO7の)kennyanさんの回答にある"伊東四朗"が正解で、史朗は誤表記で、失礼しました。 最後に「ソクラテスを芸能人にたとえると?」と質問した時、芸能人で「成程、ご尤も!」とコメントするのは、(早大哲学科出身の)タモリだと、私は思います。 彼は「誰にたとえるのか?」に私個人興味を持ち出したのを、明確化して3回目の私のカキコみを閉じます。そして、お騒がせしたのをお詫びして置きます。
お礼
またまたありがとうございます!! いよいよ出ましたね。タモリさんですか。なるほど~~ 昨日「ソクラテスの弁明」を読み終わり、現在また始めから読み返しているところです。「ひねくれ者」のイメージがあったソクラテスですが、当たり前のことしか言っていないんですね。私は決して読書家ではありませんが、乏しい読書経験の中でもこのような本は他のどの本にも似ていないと思いました。そして、やはりソクラテスはどの人にも似ていないように思いました。 たくさんヒントを与えてくださった皆様、本当にありがとうございました。おかげさまで今、とても彼が好きになりました。この次は「パイドン」を読む予定です。 またどこかで皆様とお会いできますように。 ところで、ポイントの件ですが、どのお答えに何ポイントと付けることができませんので先着順ということで勝手ながらNO.1とNO.2のお答えに。判断できないという理由で全部につけないというのもナンセンスかな、と思いましたので。
- 植田 謙一(@kennyan)
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気になってのぞいてみたら、おもしろいことになってますね。 伊東四朗さん! いいですねえ。一人で笑わすのではなく、他者との関係で笑わせていく伊東さんのスタイルは、助産術(問答法。「弁証法」の語源です)を旨としたソクラテスにぴったりです。そういう観点だけで言うと、ヘーゲルは「明石家さんま」で、ニーチェは「つぶやき四郎」ですね! 伊東さんは体が丈夫そうなイメージ(実際はどうなのかわかりませんが)なのもソクラテスに合うような気がします。 伊東さんは、勉強家らしいというのは、言葉のはしばしからわかるような気がしますが、ひけらかしてはいないと思います。「伊東家の食卓」のお父さんが勉強家だと思ってる人は少ないと思いますよ。
お礼
毎度ありがとうございます! お礼が遅れましてすみませんでした。お返事を読んではいたのですが、お礼を書きこむたびにgooのホームページがアクセス過多で落ちてしまったものですから。。。 >他者との関係で笑わせていく とても面白いご指摘だと思いました。今でも私は伊東四朗さんのファンですが、今後は彼に対する見方がちょっと変わるような気がします。 この質問に対して挙げられている芸能人(有名人)は、どの方もみんなにとても好かれている方ばかりですので、ソクラテスの人となりというものがなんとなくイメージできたように思います。本当にありがとうございました。
- code1134
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先ず、私が定番のイメージ(否、下馬評と捉えるべきか?)を前提として、雑にカキコみをした、のがNO2&NO3御両名の指摘に繋がり、質問者を困惑させた、可能性が多分にあります。 しかも、スポーツ界に対象を広げ過ぎたので、責任を感じているのです。収拾が付かなくなりそうなので、2005-5-19時点での私以外の関係者各位にお詫びして置きます。 (もし仕切り直しがOKなら)伊東史朗氏を代役に立てます。「笑うセーるすまん」の実写版では弁が立つ役を務め、トーク番組等では知識の豊富さや記憶力の精確さが発揮されている感じです。 又、かなりの勉強(読書)家と風の便りに聞きますし・・ 少なく共、伊東史朗氏なら代表的な「芸能人」であるのは間違いない筈です。但し、(NO3さんの)「ひけらかさない」型かは自信なしですが、博識なのは粗間違いないでしょうね。 最後に、NO2&NO3の御二人の延べ4回のカキコみを拝読して考えさせられました。この様な為になり、考えさせられる、内容のカキコみをされた点に敬意を表したいと思います。
お礼
ご回答ありがとうございます! いえいえ、とんでもございません。困惑なぞしておりませんよ。^^ 質問の主旨が「ソクラテスの本を読む前に彼の人となりがイメージできるよう、ヒントをくれますか」というものですので、かえっていろいろな人物像が挙がってきたほうがありがたいのです。あまり狭くなるとヒントではなく答えになってしまいますもんね。 と、いうわけで伊東四郎さんですか。(私にとっては)とても意外でした。いわれてみると納得できる気がします。他の回答者の方々が挙げられた人達もそうですが、これからは彼らを見る目が変わりそうです。 今週末に締め切る予定ですので、またなにかございましたら書きこみをお願いいたします。
- sophia35
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御礼を有難うございます、#3です。 今、たまたま再来したら、#4さんの御礼にクサンティッペの事が熱く語られていたから・・・再度おじゃましました(苦笑) 以前、ソクラテスの妻についての質問が出た時にも回答したのですが、クセノフォンの著書(弁明の方は読まれたんですよね。確か思い出の方だったと思うのですが・・・) あまりにガミガミ屋の母親に嫌気が指した長男が、ソクラテスに母の事を愚痴ったとき、「子が病の時は必死で癒そうと努め、子が不自由せぬように家庭を必死で守る、こんな母親に対して腹を立てるなら、お前は善き事に対して腹を立てるのと同じだ。」と、ソクラテスが戒める部分があります。本当に志ん生師匠と同じ、芸の為ならではないですが、学問のためなら・・・です。でも、些細で大きい違いは、おりんさんは夫の芸を「認めて」いましたが、クサンティッペは夫の学問を「理解していない」ところ。そりゃそうです。学者に嫁いだ訳ではなく、石工に嫁いだんですしね(苦笑)私でもそんな夫なら、水どころか爆竹でも投げちゃいそうです。私の方がよっぽど悪妻かな?でも、先のような逸話にも滲み出るように、お互いけなしあいながらも信頼しあい、終生を添い遂げたのではないかと、私も思いますよ。 因みに、現在知られている彼の風貌は、「小太りで不細工、背は低くてかなりの醜男」で、本当かどうか知りませんが(バーナード・ショウでも同じ逸話が残っているので真偽は分かりません)あるお金持ちで「ボン・キュッ・ボーン!」バディの未亡人に、「結婚しましょう。貴方の頭脳と私の体を持つ子供が生まれたら、これほど完璧な人間はいないわ」と言われて、「しかし、私の風貌と貴方の頭脳の子供が出来れば、これ程最悪なことは無いですな。」とかわしたと言う話が残っています。これで彼女は身を退いたそうですから、余程のものだったのでしょうね。そう考える、人となりは笠氏でも、見た感じは・・・ダチョウ・・・いや、名前は伏せましょうか(苦笑)この辺りが近かったのではないでしょうか。 お話として読めば、クセノフォンのは面白いですよ。人間臭いソクラテスの人となりがよくわかります。 反対にお堅いのがプラトン。彼の思想について知りたいのなら、個人的にプラトンの著書を読まれるのが一番ではないでしょうか。どちらも岩波から出ていると思います。
お礼
またまたありがとうございます!! >クサンティッペの事が熱く語られていたから 私は直情型の楽天家ですのでついつい^^ それと、今お詫びしておきますが、まだ「ソクラテスの弁明」は読んでおりません。今週末読むつもりです。まずはプラトンの著作から入った方がよろしいですか、わかりました。 おっしゃるように、おりんさんとクサンティッペは随分違うんでしょうね。しかしなぜ学問なんかするのかがわからないにしても、どうも若い人からは尊敬されているようだし、たまに裕福な人から食事に招かれている様子を見て「腑に落ちないけど気をつけていってらっしゃい」というシーンもあったに違いないと思いたいです。(私は一体何を書いているんでしょうか(笑)) ま、私も爆竹くらいは投げてやりたくなるでしょうね^^
- 植田 謙一(@kennyan)
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前の意見の補足です。 ソクラテスは顔の彫像が残っています。手元の資料では由来が書いてありませんから、当時つくられたものかはわかりませんが、古代ギリシャ風には見えます。顔は、僕の見たところ、映画「ツインズ」でシュワルツェネッガーの兄役をやった人(すいません、名前がわからりません)に似ているような。 ここで、ハリウッド俳優に例えてみたくなりました。オーソン・ウェルズなんてどうでしょうか。 僕はソクラテスの人生に、真理探究にかけるぎらぎらとした生命力を感じています。真剣に伝記を読んだわけではありませんが。
お礼
またまたありがとうございます!!! 教科書に載っていた石の彫像でしょうか。kennyanさんのおっしゃるように「ツインズ」のダニー・デビートに似ていたような気がします^^ あー!さらにぴったり来るのがオーソン・ウェルズですね。もしかしたら声も似ていたかも知れませんね。オーソン・ウェルズの声ならどんな論敵も尻尾を巻くような・・・意外に若手コメディアンの安田大サーカスの声が高い人みたいだったりして・・・ >ぎらぎらとした生命力 これは。。。確かに。。。またそのような人だからこそ、あのような最期を遂げることができたのかな・・・あの、この質問をした後にクサンチッペ(クサンティッペ)のことを少しネットで読んだんですけど、処刑の直前にソクラテスにすがり付いて泣いたんですよね?私も世俗的な人間です。稼ぎが少ないだの何だのといろいろ当たり前のことを言ってガミガミ屋だったとしても、やはり彼女は彼を愛していたんですよね。「いつかは生活がよくなるに違いない」とか「彼も辛い思いをしているはず」とか、普通の妻なりの小さな希望だとか思いやりもあったと思うのです。その辺を勝手に想像してみたらなんだか泣けてきました。。私は女だてらに落語がとても好きなんですが、故古今亭志ん生さんの奥さんは若い頃にずっとひどい貧乏生活を強いられていたんですが彼女は「ずっと彼を信じていました。芸については真面目でしたから」という旨のことを言っているんです。クサンチッペの場合は、いきなり「今回死ぬことになったから後をよろしく」でしょ? あーーなんだか知らないけど泣けてきます
- sophia35
- ベストアンサー率54% (637/1163)
こんにちは。 野村監督か・・・ 私はその逆に故、笠智衆氏や天本英世氏なんかがそれっぽいと感じるのですが・・・ あの博識と、それをひけらかさないばかりか更なる貪欲な知識への欲求心。(お二方とも、「私は知らない事を知っている」を、まさに体現したような方だと感じます)人生と言う名の天空を飄々と駆け抜けて逝ったところも、常に若い人が周りに集っていたところも「似ているなぁ・・・」と思います。 蛇足までに・・・クサンティッペは、言われるほど悪妻ではありませんよ。後年面白おかしく書かれただけで、一番身近なプラトンやクセノフォンの、ソクラテスに関する著書でも、直情型ではあっても「善き妻」として描かれてます。まぁ、スキャンダラスな方が、お話としては面白いんですけどね(苦笑) ご参考なれば、幸いです。
お礼
ご回答ありがとうございます。 痩せた感じのソクラテス像ですね。参考になります~。東京物語の時の笠智衆さんは30代(?)だったというのを聞いて驚きましたし、天本英世さんは偶然東京でお見かけして一目で常人とちょっと違う雰囲気を感じました。お二人とも浮世離れした感じもありますよね。 >常に若い人が周りに集っていた これは重要なポイントかもしれませんね。 クサンティッペ(クサンチッペ)が必ずしも悪妻でないというのを聞いてホッとしています。また何かありましたら書きこんでくださいね。
- 植田 謙一(@kennyan)
- ベストアンサー率43% (25/58)
野村克也さんというのは、絶妙だと思いました。 古代ギリシャでは、文武両道に秀でいていることが尊ばれましたので、ソクラテスは肉体的にもたくましかったようです。 もう、僕は見たことがないのですが、野村氏は歴代ホームラン記録2位、三冠王3回というすごいバッターでしたから、キャッチャーや監督としての知将ぶりともあわせて、なかなかいいのではないでしょうか。ただ、野村氏は「ささやき戦術」といった「邪道」を用いることも厭わなかったので、「悪法も法」と言って毒杯を仰いだソクラテスとはちょっと違うかな? 「頭が良くて筋骨隆々」というと草野仁さん(スーパーひとしくん)を思い出しますが、草野さんには常識に挑戦するようなところはないですね。
お礼
ご回答ありがとうございました。 なるほど~ 野村監督とお答えになったcode1134さん、草野仁さんとお答えになったkennyanさん、考えもしなかった方々を挙げられていて感動しました・・・もっと、こう、おエライ感じの人が出てくるのかと思っていましたから。「比喩が上手な人が頭の良い人」という言葉をどこかで読みましたがいい得て妙という感じがします。 >「悪法も法」と言って毒杯を仰いだ > 常識に挑戦する 非常識な人が法を遵守するために自ら死んだ、という乱暴な読み方でよろしいでしょうか。非常におもしろい人のようですね。
お礼
ご回答ありがとうございます。 なるほど、野村監督ですか。イメージしやすいです。 ソクラテスの肖像画がのこっているはずもありませんが、なんとなく外見も似ているような気がします。 悪妻については聞いたことがありますがクサンチッペという名前なんですか。ちょっと興味があります。彼女についての記述は「ソクラテスの弁明」に出てきますか?