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IRスペクトルについて

工学部3回生です。 アクリロニトリルとスチレンの二元共重合体の赤外吸収スペクトルがあり、両者の成分比率を検量線を用いて推定しろという問題があるのですが、IRというのは、分子構造がわかっても、成分の比率ってのはわかるものなんでしょうか? わかる方よろしくお願いいたします。

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  • ベストアンサー
  • mojitto
  • ベストアンサー率21% (945/4353)
回答No.2

IRでも濃度が上がれば吸光度も上がるので、定量分析にも使えます。 (あまり適しているとは言えませんが…) 分光光度計で2成分混合液の各濃度を求めたことはありますか? 基本的には同じ手法でできます。 アクリロニトリルとスチレンの検量線から共重合体の各濃度を出して、比率を求めればいいです。 ただし、2成分の場合は干渉による問題が起こるケースがあります。 例えばアクリロニトリルの特異的なピークにスチレンのピークが重なってしまう場合です。本来は重ならない特異的なピークを選びますが、重なっている場合は適宜影響を排除してください。 ↓ 仮に… アクリロニトリルの特異的なピークにスチレンのちっちゃなピークが混ざってしまっている→どの程度影響しているか→このピークの80%はアクリロニトリルの特異的なピークで残り20%はスチレンのちっちゃなピークっぽい→検量線からアクリロニトリルの濃度を求める際は邪魔なスチレンのピーク分差っぴいて適用 てな感じです

gacchoman
質問者

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どうもありがとうございました。参考になりました。

その他の回答 (1)

noname#62864
noname#62864
回答No.1

単純にスペクトルを見ただけでは成分比率がわからないので、「検量線を用いて」推定しろということではないですか。 したがって、まず、検量線をつくるか、そのデータを入手しなければなりませんね。 その上で、各成分に特徴的な吸収を手がかりにして推定するということでしょう。

gacchoman
質問者

お礼

どうもありがとうございました。参考になりました。

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