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コーピングについて
人は同じストレスでも、違うコーピングをして、結果良いストレスと悪いストレスに分かれます。 どうして、そういう風に同じ刺激に対しても、心地よく思ったり、不快に思ったりする人が思うのでしょうか? やはりその個人の環境や、歴史などが深く関わっているのでしょうか。 この辺に詳しい方、何か詳細なデータが出ている文献、もしくはお勧めの学者さんの名前などのアドバイスをしていただけないでしょうか。 宜しくお願いします。
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同じストレッサーでも体験する強さや、情動反応は人により異なります。 主には 1)認知評価 2)統制感(コントロール感) 3)パーソナリティ これらの3つ違いによります。 「認知評価」は、ストレッサーに対する解釈です。 ・1次評価~自分にとってどの程度の脅威か ・2次評価~有効な対処法はあるかどうか 「統制感」は、その状況のコントロールです。 ・内的統制(自分次第で状況をかえられると思う) ・外的統制(自分ではどうすることもできないと思う) 「パーソナリティ」は個人の特性です。 ・物事を楽観的に捉えるか ・物事を悲観的に捉えるか ・タイプA性格か ・ハーディ・パーソナリティか まあほとんどが最初の「認知評価」で説明できます。 1次評価でストレスを「脅威」と捉えればそれは不快なものであるし、 「無害」と思えば自己を脅かすストレスにはなりえない。 また、内的統制感が強ければ、試練に対する目標達成は快いものでしょうし、 物事を楽観的に捉えればストレスが与える影響など大したことはないと思うわけです。 この分野について有名な学者はH・セリエやR・S・ラザルス、S・フォルクマンですね。 検索すれば文献等はいくらでも出てくるかと。 参考までに。
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>私はただ、コーピングによる違いの理由を調べてみたいだけなので、それについて手っ取りはやい文献などありましたら紹介してもらえませんか? 私は文献検索に有効な材料を示したつもりです。 あとはご自分でどうぞ。
お礼
ありがとうございます
補足
主にストレスの文献で有名な方は、その3名ということなのでしょうか? 私はただ、コーピングによる違いの理由を調べてみたいだけなので、それについて手っ取りはやい文献などありましたら紹介してもらえませんか?