情動の発生について

このQ&Aのポイント
  • 脊椎動物の情動の発生について学びました。外部からの刺激が情動を引き起こし、適応的な情動行動を生じさせることが分かりました。
  • 外部からの刺激は敵や配偶者の存在から音や光まで、幅広いものが情動の対象となり、快情動や不快情動が生じます。
  • 一方、内部からの刺激によっても情動が惹起されます。例えば、神経痛の場合、痛みによって不快情動が引き起こされることがあります。情動の定義や分子生物学的な知見についても参考文献をご紹介します。
回答を見る
  • ベストアンサー

情動の発生について

先日、生物心理学の授業で情動について学びました。 授業では「脊椎動物において、外部からの刺激は情動を惹起し、 環境に適応的な情動行動を引き起こす」と習いました。 外部からの刺激とは、敵や配偶者の存在から音や光まで、 あらゆるものが対象となるとのことでした。 それにより、快情動や不快情動が引き起こされるそうです。 まぁそうだろうなぁと思うのですが、 「外部からの刺激」という言葉が少し気になります。 つまり、内部からの刺激(痛みなど)は情動を惹起しないのでしょうか? 私には神経痛の友人がいるのですが、彼は痛むたび悲しくなると言っています。 これは内部からの刺激により、不快情動が惹起されている状態ではないのでしょうか? 情動という言葉もあいまい過ぎてよくわかりません。 医学的、あるいは生物学的な情動の定義も含めてご教授お願いします。 分子生物学的な知見も紹介いただけると幸いです。 可能であれば、参考文献、参考書の紹介もお願いします。

質問者が選んだベストアンサー

  • ベストアンサー
  • ruehas
  • ベストアンサー率68% (816/1194)
回答No.1

こんにちは。 我々の脳内で「情動」を司るのは「大脳辺縁系」という旧皮質であり、発達の仕方に大きな違いはありますが、脊椎動物でその起源は魚類にまで遡ります。辺縁系における情動機能の中核は「偏桃体」であり、ここでは知覚刺激の入力に対しまして「利益・不利益の判定」を下し「情動反応」を発生させます。そして、この判定に従い、快情動では「接近行動」、不快情動には「回避行動」が選択されるわけですが、これによって引き起されるものを「情動行動」と言います。 質問者さんが疑問に思われます通り、ここで「外部からの刺激」といいますのはあまり正確な表現ではありません。偏桃体には身体内外のありとあらゆる知覚情報が入力されており、これには視覚や聴覚などの外部環境だけではなく、空腹や慰労、苦痛などといった内臓感覚や深部感覚も全て含まれます。 ですから、お腹が空いたり頭が痛かったりするならば当然それは不利益と判定され、辺縁系に不快情動が発生します。これは、我々身体の「内部環境に発生した変化」が内臓感覚として偏桃体に入力されたということです。 大脳辺縁系の情動反応とは接近行動か回避行動の何れかを選択するために発生するものです。そして、質問者さんがご指摘をなさいます通り、ここでは身体内外から入力されるあらゆる知覚情報の全てに判定が下されます。このため、我々動物は迷わず与えられた状況に対応した適切な行動を選択することができるというわけです。 従来の心理学における解釈を除きますならば、専門家の間でも扱いが様々に異なり、「情動」という言葉に学術用語としてのきちんとした定義はありません。ですが、現在ではそれが大脳辺縁系に発生する情動反応であることは解剖学的にはっきりと解明されています。 「情動」といいますのは環境からの入力に基づいて我々の脳内に発生する「心の動き」であります。では、「情動」と「感情」はいったい何処が違うのかと言いますと、まず情動反応には「利益・不利益、快、不快」の二種類しかないのに対しまして、感情には喜怒哀楽などより多彩な状態があるということです。そして、言うまでもなくこのようなものは全て「心の動き」として発生する情動反応によって生み出されるものであり、 果たして、 「情動とは反応」 「感情とは結果」 そこにはこのような線引きが成されることになります。 では、判定は二種類しかないのに何故結果が様々に異なるのかと言いますと、それはこの反応が身体に出力される過程でも与えられた状況に応じた更なる分岐を繰り返すからです。 例えば、「怒り」と「悲しみ」は異なる感情ですが、偏桃体の判定は何れも「不利益」です。ですから、不快情動が発生するならばこれに基づいて選択されるのは回避行動でなければなりません。ですが、回避行動といいますのは取り敢えず逃げる、避けるということですが、この場合「怒り」といいますのは「問題解決のための能動的な回避行動」というのに当たります。 問題の解決手段が見出せない場合は逃げるか諦めるしかありません。ところが、能動的な行動を起こすことによって解決の可能な状況であるならばここではそれが怒りに分岐するというわけです。このため、諦めるか抵抗するかでは身体に現れる反応は異なり、果たして、顔を真っ赤にして息を荒らげていれは「怒り」、涙を呑んで諦めればそれは「悲しみ」ということになります。 このように、情動といいますのは環境からの入力によって大脳辺縁系に発生する利益・不利益の反応です。対しまして、これによって発生した情動反応が我々の身体に表出され、その結果が喜怒哀楽など任意のパターンに「分類の可能となった状態」を我々は感情と呼んでいるわけです。

lack_of_af
質問者

お礼

丁寧な解説ありがとうございます。 やはり内部からの刺激に対しても情動は発生するのですね。 疑問が溶けてよかったです。 頂いた回答に連なって、疑問が湧いてきました。 時間がありましたら回答をお願いします。 まず、魚類は脳の発達が大きく異なるにも関わらず、情動があるのでしょうか? それは本当に脊椎動物間で保存されていると言えるのでしょうか? 発達が異なると、生じてくるものも違ってくると思います。 その差は情動という概念としては括っても良いのでしょうか? 質が全く違うものな気がします。 次に、情動発生の由来は解剖学的に大脳辺縁系によるとのことなのですが、 よく言葉のイメージがよくつかめません。 私は文系のため、解剖というと体を開いて構造を学ぶといったステレオタイプなイメージしか湧きません。 構造からその機能が分かるのでしょうか? よく分かりません。 また、情動と感情の違いなのですが、 情動に状況判断が加味されると感情として表出されるという解釈であっていますか? よく分かりません。 これだと、情動は状況によって引き起こされ、さらに状況によって修飾され感情になる事になりますよね。 変な状態な気がします。 ご教授お願いします。

その他の回答 (2)

  • ruehas
  • ベストアンサー率68% (816/1194)
回答No.3

#1です。 回答の続きです。2千文字で有無も言わさず締め切りでは世知辛いサイト運営になったものです。 情動反応といいますのは利益・不利益の判定によるものでありますから、まずその出力先は「報酬系路」と「嫌悪経路」の何れかに分岐することになります。 「嫌悪反応(不快情動)」の系統では「PAG:中脳中心灰白質」における「闘争と逃走」の判定機能が比較的早くから知られていました。ここには体内環境の情報が入力されており、突発的な外傷に対しては直ちに能動的な回避行動を選択することができますが、致命的な内臓疾患である場合は無闇に動き回らぬよう静止行動が選択されるようになっています。 情動反応が不快である場合は報酬系の活性化は起こらず、神経伝達物質や内分泌ホルモンは「ストレス対処物質」として分泌され、自律系では交感神経優位が選択されます。では、このとき体内環境を監視するPAGが能動状態であるか受動状態であるかによって身体出力は必然的に異なる結果に分岐することになります。 このように、感情の発生パターンが異なるのは情動性身体反応の表出経路が与えられた状況によって更に複雑な分岐を繰り返すからと考えられています。ですが、喜怒哀楽において何れがどのような経路を辿るのかといったことはまだほんの一部しか解明されていません。 >これだと、情動は状況によって引き起こされ、さらに状況によって修飾され感情になる事になりますよね。 そうですね、「感情として分類することが可能な状態になる」ということです。 情動反応といいますのは環境からの入力によって発生するものです。ですから、この時点でまず「利益・不利益の状況判断」が行われたということです。ですが、これだけではまだそれを感情として扱うことはできません。何故かと言いますと、情動反応といいますのは発生しただけでは知覚することはできないからです。では、我々はどうやってそれを自覚するのかと言いますと、これが情動性反応として身体に表出され、何らかの生理的変化や行動となって表れることにより、大脳皮質では初めてそれを感情の発生として知覚することが可能となります。一瞬の場合もありますし、無意識のうちに行動に及びながら当人まだ気付かないということもしばしばあります。 では、これが何らかの感情として分類されるためには、最低でも自分が今何に対してその反応を発生させているのかといった「状況の分析」が成されなければなりません。例えば、もし自分の身が危険に曝されているとしますならばその緊張状態は九分九厘「恐怖」です。ですが、他人から何か侮辱を受けたのだとしますならば分類は「屈辱」であり、自分に与えられた状況が正しく把握されるならばこれが恐怖として自覚されるということはまず起こらないわけです。これを大脳皮質における「情動の原因帰結」といい、情動の発生からこれに至るまでの間、脳内では必ずや複数に及ぶ状況判断が繰り返されています。 このように、情動が感情として扱われるということは、それが感情として分類の可能な状態になるということです。 「分類の可能な状態」というのも周りくどい話ですが、例えば、顔を真っ赤にして息を荒らげていればあのひとは怒っている、仮に本人がまだ気付いていなくともそれは怒りという感情として分類することが可能となります。そして、ここでそのような判断に用いられますのは果たしてそのひとの情動そのものではなく、情動反応の発生によって身体に表出された飽くまで「情動性身体反応の結果」であります。 帰って来た主人に向かってワンワンと吠えているならば犬は恐らく喜んでいます。ですが、餌を取り上げられて吠えているならばそれは「怒り」でなければなりません。果たして同じ動物なのですから、与えられた状況が分かりさえすれば我々にもちゃんと犬の感情を理解することができるというわけです。

lack_of_af
質問者

お礼

丁寧な解説本当にありがとうございます。

  • ruehas
  • ベストアンサー率68% (816/1194)
回答No.2

こんにちは。 #1です。回答をお読み頂きありがとうございます。 >まず、魚類は脳の発達が大きく異なるにも関わらず、情動があるのでしょうか? 「情動」といいますのはこれまで概念として扱われていたため、学術的にきちんとした定義いうものがありません。ですから、魚類にもそれと同じものがあるかどうかという問いに科学的な解釈を求めることはできないです。ですが、取りも直さずそれは環境からの入力に基づく神経系の反応であり、現在では我々の脳内で情動反応とは偏桃体を中核とする大脳辺縁系の中枢機能であることが取り敢えず解明されています――、ここまでは前回にご説明致しました通りです。 では、科学が指し示すのはそれが情動であるかどうかではありません。我々が理解すべきことは、それは、脊椎動物の脳内には「情動の発生機能」というものが「中枢神経系の解剖学的構造」として存在するということです。そして、これは我々動物が環境に対応した行動を選択するための機能であり、果たして、魚類に至るまで脳内に情動の発生機能を有する全ての脊椎動物においてその役割は共通であるということです。 >次に、情動発生の由来は解剖学的に大脳辺縁系によるとのことなのですが、よく言葉のイメージがよくつかめません。 従来心理学では、結果として外に現れる動物の反応や行動を実験や観察によって分類し、それを本能や感情、あるいは理性といった概念として扱っていました。これは、心理というものが神経系の働きであることは分っているのですが、実際に生きている脳の中を開いて見ることができなかったからです。 ですが、現在ではこれまでの解剖学や生理学における様々な知見を基に我々高等動物の中枢系は以下のような「三層構造」に機能分化しており、 「本能行動:生命中枢(脳幹以下脊髄まで)」 「情動行動:大脳辺縁系」 「理性行動:大脳皮質」 これまでは概念として扱われていた感情や理性といったものが実際の脳の構造と比較して概ね一致していることが分ってきました。ですから、解剖学的に解明されたということは、それは即ち我々の脳内に概念や仮説でしかなかった情動発生機能の存在が解剖学的な事実として裏付けられたということです。 >それは本当に脊椎動物間で保存されていると言えるのでしょうか? 最も早くから神経系を発達させてきた脊椎動物の脳は爬虫類の出現を以って一旦完成を見ました。「一旦完成」といいますのは、現存の爬虫類は生命機能と辺縁系という二つの旧皮質だけで巧みに自分たちの子孫を残し、十分に繁栄しているということです。では、それ以降に爬虫類から進化した鳥類と我々哺乳類は、この爬虫類の脳を基盤に、その上に更に大脳新皮質という新たな機能を発達させました。これが、我々高等動物の脳が上記のような三層構造に機能分化している理由です。 では、このような我々の脳の構造を見て明らかなように、その機能はほとんど変更されることなく爬虫類からそっくりそのまま引き継がれたことになります。そして、取りも直さずこれは、旧皮質に獲得されたものは何れもおいそれとは変更のできない最低限の機能であったからです。このため、高等動物はそこに大脳皮質という新たな機能を上乗せすることはできましたが、旧皮質の基本的な役割が変更されることはありませんでした。 我々動物にとって情動反応とは環境に適応した行動を選択するための術であり、それは魚類の時代から一貫して受け継がれてきた辺縁系の主要機能と考えるべきだと思います。脳の発達による行動様式の複雑さは確かに歴然としていますが、情動を発生させる機能や目的に本質的な違いはほとんどありません。 >また、情動と感情の違いなのですが、情動に状況判断が加味されると感情として表出されるという解釈であっていますか? 重箱の隅を突くわけは決してありませんが、情動といいますのは感情として表出されるわけではありません。厳密に言いますと、情動反応によって身体に表出されるのは感情ではなく「情動性身体反応」の方です。そして、この身体反応の表出パターンを喜怒哀楽に分類したものが我々の知る感情です。 感情を分類して自覚するのは大脳皮質ですが、辺縁系の情動反応は大脳皮質へは送られず、そのまま自律系や運動系を介して直接身体へ出力されます。 例えば「不快情動」、 自律系では心拍、呼吸の上昇、血管、立毛筋の筋縮。 運動系では足が竦む、身を竦める、表情が変わる。 このようなものがひっくるめて「情動性身体反応」であり、無意識の選択によって結果的には我々の感情を様々に形作るわけですが、ただ闇雲に発生するだけでは状況の変化に柔軟な対応はできません。ですが、これによって生み出される感情のタイプが異なるということは、取りも直さずそれは与えられた状況が違うということです。

lack_of_af
質問者

お礼

丁寧な解説ありがとうございます。 本当に勉強になりました。

関連するQ&A

  • DNA・RNAの異なる点

    こんにちは。私は今大学で生物学を専攻しているのですが、DNAとRNAの違いを挙げよといわれると、はずかしながら、塩基の種類が違うとか、DNAは二重鎖だが、RNAは一本であるとか、糖が異なるといった、高校生レベルのことしかでてきません。 他に分子レベルで異なる点がありますでしょうか?もしよろしければ教えて下さい。 分子生物学を学ぶにあたって、参考にしたらためになるサイトがあれば、あわせて紹介していただければ光栄です。お願いします。

  • 大学の勉強についていけなくて困っています><

    現在大学三年で、バイオサイエンスという、主に植物・動物・微生物関連のことをやっているところです。高校までとは違い内容がより専門的で、生命科学や分子生物学、細胞工学などの講義も含めて全体的に授業についていけない状態です。 そもそも、一年の時から高校でやってなかった生物IIの進んだ内容に入っていたので、はじめから予備知識もあまりなく苦労しました。何とか単位は取れました。 ところが、二年になるともっと専門的な植物・動物・微生物・食品・化学(生化学・高分子化学)などが出てきてほとんど単位を落としてしまいました。 教科書がない授業が多いので配布資料でがんばっていましたが、参考書や教科書を読んでも専門用語で埋め尽くされているようで、できるようになりませんでした。 今の私はどういった教材から勉強していったらよいのでしょうか? おすすめの参考書などがありましたら教えてください。

  • 誘電分極による不導体内部の電界(電場)の向き

    誘電分極による不導体内部の電界(電場)の向き 右向きの一様な電界の中に不導体を置くと、誘電分極が起きて、各分子内で (-+)(-+)(-+)(-+) (-+)(-+)(-+)(-+) (-+)(-+)(-+)(-+) という電荷の偏りが生じ、 これにより、不導体内部では左向きに電界が生じ、外部からの電界を少し弱める、 と高校の授業で習いました。 でもよく考えると、どうして不導体内部で左向きに(外部の電界を打ち消そうとする向きに)電界が生じるのでしょうか? 導体の静電誘導だったら、電子が導体内部で極端に左に偏るから、導体内部で左向きに電界が生じるのも納得なのですが、 上図のような不導体の誘電分極だと、見方によっては右向きに電界が生じると見えなくもないのでは? 磁石だったら、+をN、-をSとすると、磁界は右向きですよね? 上図のように分極した時、何故電界が左向きになるのか、教えてください。

  • おすすめの細胞生物学の教科書

    今学校で、分子生物学や細胞生物学の授業でクーパー細胞生物学(東京化学同人)を教科書として使用しているのですが、どうも私には使いにくいと感じています。 例えば、cDNAは逆転写酵素を使ってmRNAからコピーをつくるとしか書いておらず、一本鎖cDNAの合成→アルカリ処理によるmRNA分解→二本鎖cDNAの合成というのが載っていません。結局いつもネットで詳しいところを検索していて、この本が全く役に立っていません。 ほかの細胞生物学の教科書もこういう感じなのでしょうか? もし、クーパー以外におすすめの細胞生物学の教科書や参考書があれば教えていただきたいです。 ちなみに私は農学系の学部なので、植物を中心に学んでいます。

  • 参考書,実験書

    僕が所属する大学の研究室は,膜タンパク質の大量発現系を目指していまして,酵母を使った膜タンパク質の組換え発現を行おうと考えています. しかし,最近分子生物学(膜タンパク質)の研究を始めたので,あまり参考書や実験書がありません. 今あるのは,THe cellとバイオ実験イラストレイテッドぐらいです. 何か基礎的な日本語の参考書や実験書で,良いものがありましたら紹介して頂けないでしょうか? よろしくお願いします.

  • ナトリウム・カリウムポンプ

    大学での発表形式の課題の問題なのですが…どのように説明したらいいか分からなくて悩んでいます。どなたかアドバイスをよろしくお願いいたします。 膜タンパクとしてなNa+―K+ポンプだけを含む脂質小胞を作ったとする。話を簡単にするためにこのポンプは一回の回転で一個のNa+とK+をそれぞれ逆方向に輸送するとしよう。またNa+―K+ポンプ分子の細胞質側を向いているべき部分は小胞の外部に露出するように配置されているとする。以下の場合どのようなことが起こるか述べよ。 A:この小胞をNa+、K+のイオンを含む溶液中におき、小胞内部も同じイオン組成をもつ溶液で満たされている時 B:Aで述べた外部溶液にATPを加えた時 C:ATPは加えるが小胞内部と外部の溶液がいずれもK+を含んでいないとき D:小胞の膜に埋め込まれているポンプの半数の向きを変えて、細胞質に面していた所が小胞内部を向くようにしてから、ATPを外部溶液に加えた時 E:Aで述べた外部溶液にATPを加えるが、膜にはK+漏洩チャネルもあるとき 高校の生物を履修したくらいの理解度で何とか説明することはできないでしょうか?

  • 情動

    好きな曲を聴いて、気持ちが高ぶることがあると思います。それは情動だと思います。 前はばりばりあったのに、今は全くそんな状態になりません。 それに、思考力もなくなってしまっていてめちゃくちゃ情動のWikipediaの記事に当てはまっています。 (Wikipediaの記事の写真を撮って転載は大丈夫でしょうか。大丈夫でなければ消します) この症例って何なのでしょうか? 病名はなんなのでしょうか。

  • わかりやすい生物の本(教科書)を探しています。

    こんにちは。gedo-syosaと申します。4月から理学部化学科の大学生になったのですが、生物も少しは勉強しようと思って『生物科学概説』という講座を取っています。ですが、高校生のときに生物をやっていなかったためか、なかなか理解できません。しかも、その講座では教科書を使わないので、何を参考に勉強すればいいのかよくわからないのです。そこで、わかりやすい生物の教科書とか、そういうのを教えてもらいたいと思って、質問させていただきました。年間の授業内容を下に書きます。 ----------------------- 1)生態学  植物群落の成因と、人と植生の関係について概説する。 2)現代細胞生化学 ガン細胞や正常細胞の増殖・分裂のメカニズムを、最新のデータをそろえて解説する。 3)細胞発生生物学 細胞の構造と機能および発生・分化について解説する。 4)植物生理学 光合成のメカニズムと地球環境維持における役割について解説する。 5)動物生理学 動物体内における情報伝達の仕組みについて概説する。 6)植物地理学 地球上における植物の分布と種の多様性を解説する。 7)分子細胞構築学 DNAの構造、ゲノムの進化、生命の起源 8)拡散生化学 DNAの構造と遺伝情報変異機構 9)分子遺伝学 遺伝情報と蛋白質 10)トランスジェニク生物学 高等植物のトランスジェニク生物 11)海洋分子生理学 生物の分子生理機構 ----------------------- よろしくお願いいたします。

  • 化学・生物の参考書

    大学の化学・生物の参考書について質問です。 私は今年の春から大学生なのですが1浪した上失敗して滑り止めの私大に行くことになってしまいました。 その大学は受験の理科が1教科でよい上 お世辞にも良いとは言えないいわゆる2流3流大学なので、おそらく1年 2年時はかなり基礎的なところから授業をすると思われます。 私は大学院で東大や東工大を目指すため自力で1年から化学・生物を勉強しようと思っています、 そこで 「物理化学」「有機化学」「生化学」「分子生物学」についてのオススメの参考書を教えて下さい。 自分の学力は ・化学は入試で言うと東工大で5~6割 旧帝大で6.5~7割 筑波横国あたりで8割 ・受験での化学の参考書は化学の新研究―理系大学受験を使っていました ・生物1は偏差値60~65の東京の高校で毎回評定5 ・高校では物理1 2 化学1 2 生物1 理科総合Bをやりました 長文な上汚い文ですが是非お答えください

  • 千葉県柏市の測定機

    不安解消の為とかいうけど検出下限が3月16日以前の10Bq/kgの倍 20Bq/kgです。 これ以下は未検出となります。 どこが安全なのか全く説得力がありません 下限は1Bqにしてそれ以上は正確な数値を出すべきと思います もともと日本国内のセシウム基準値は10Bq/kgなので測定出来るはずです 問題は20Bq以下で未検出だとする詐欺的な内容です 今のやり方だと、未検出でも安全を保証しません あとセシウム被曝をシーベルトに置き換えるのは無意味です セシウムが崩壊して発生するβ粒子は体内ではごく狭い範囲しか動きません 放出される電子エネルギーも百万eVで体内でβ粒子が飛ぶ距離は数mmと狭い範囲を集中攻撃します。体全体を均一に攻撃するのではありません。 *体全体を均一に平等に被曝するように言いますが(外部被曝の考え方)内部被曝はそんな物ではありません。影響を受ける密度はバラバラで非常に分子が分断される場所と影響を受けない場所があり、生物の修復作用により治されるが、修復間違えの分子が増殖してガンなどの病気を引き起こすそうです。 外部被曝と内部被曝は全く考え方が違います ある程度、内部被曝について見識がある方からの回答をお願いします。