• 締切済み

オレイン酸とアルコール

オレイン酸アルコール溶液をチョークの粉をはった水に一滴落として、分子の大きさを調べる実験なのですが、 オレイン酸は水に溶けない。アルコールは水に溶ける。 これは分かるのですが、 水に溶けない=上手く広がらない という事なのでしょうか?

みんなの回答

  • ht1914
  • ベストアンサー率44% (290/658)
回答No.5

>オレイン酸は水に溶けない。アルコールは水に溶ける。 >水に溶けない=上手く広がらない という事なのでしょうか? 液体の油は水に溶けないからこそ水の上に薄く広がるのではないでしょうか。ただ天ぷら油を一滴水に垂らしたときと灯油を一滴水に垂らしたときとでは広がり方が違います。オレイン酸の広がりはこの2つの中間ですね。 オレイン酸の融点は13.4℃ですから常温で液体です。だからオレイン酸だけを垂らしても広がるはずです。(私はアルコール溶液しか垂らしたことがありません。) アルコールに溶かすのは2つの意味があります。流動性を高くする(べとついたものをサラサラにする)ためと薄めるためです。スポイドの一滴で直径が10cm程度の広がりが欲しいわけです。オレイン酸だけの一滴では多すぎます。10倍~20倍(?)ぐらいに薄めているはずです。溶かしていたアルコールが水に溶けてしまうとオレイン酸だけが水面に残ります。 チョークの粉を使わないやり方もあります。 オレイン酸のアルコール溶液を一滴液面に垂らします。一瞬液面が盛り上がりますがさーっと広がってしまいます。次の一滴を入れます。同じように一瞬盛り上がって広がります。あるところで盛り上がったままになります。この時がオレイン酸が容器の端まで広がったときだということになります。液面の一部に広がっているのはチョークの粉を使うと分かりますが粉を使わないと見ても分かりません。

全文を見る
すると、全ての回答が全文表示されます。
  • DexMachina
  • ベストアンサー率73% (1287/1744)
回答No.4

「ふと疑問に思った」ということだと思いますので、とりあえず実験の意義には 触れない方向で回答させて戴きますが・・・ > 水に溶けない=上手く広がらない > という事なのでしょうか? そうだと思います。 オレイン酸は常温で固体で、水にすっと溶けるというものでもないので、 そのまま溶かすと「ダマ」のような状態になってしまうということでしょう。 強く撹拌すれば溶かすことが出来ますが、そうしてしまうと「チョークの 粉が弾かれた面積」を計れなくなってしまうので、アルコール溶液として 予め溶解させて添加している、ということだと思います。

全文を見る
すると、全ての回答が全文表示されます。
  • ht1914
  • ベストアンサー率44% (290/658)
回答No.3

質問には >分子の大きさを調べる実験なのですが とあります。ところが#1での補足には >おそらく、指数計算の練習を目的に、行った実験だと思うのですが、 とあります。 実験の意味が伝わっていないですね。 目に見えない分子の大きさはどうして分かるのか不思議に思いませんでしたか。細菌も目に見えません。それよりもまだ小さいというのですがどれくらい小さいのか予想できますか。教科書に大きさが載っているからそれで納得したのですか。原子の大きさが1cmの1億分の1ぐらいだから分子はもう少し大きいです。でもどうしてそんな小さなものが分かったのでしょう。この大きさが分からないと数も分かりません。水1gの中に水の分子がいくらぐらいあるのかどうやったら分かるのでしょう。もし水の分子の大きさが1cmの1億分の1だとするのならば1gの水の中に1億×1億×1億個の分子があることになります。大きさとか形がもっと詳しくわかると数ももっと正確に分かることになります。でも当たらずと遠からずで値を推定することをやりたいですね。教科書にはアボガドロ数というのがのっているかもしれません。この数字を見て分かったつもりになっていると物質の世界は実感出来ません。 計算練習ではありません。歴史的に重要な実験です。 この実験は分子の大きさ、アボガドロ数の推定のためのものです。 オレイン酸をアルコールに溶かして流動性を高くします。アルコールで何倍に薄めたかも求めておきます。スポイド一滴の体積がいくらになるかも求めておきます。チョークの粉(リコポディウムの粉を使うほうがいいのですが高いのでチョークを使います)を水面に広がらせておきます。オレイン酸アルコール溶液を水面に垂らすとアルコールは水に溶けて水面にオレイン酸だけが残ります。その広がった範囲がチョークの粉で分かります。色チョークの粉が良いですね。オレイン酸はマッチ棒の頭をそろえたように水面に並んでいます。水面に更半紙を置いてチョークの色を写し取ります。広がった面積と元のオレイン酸の体積から膜の厚さが分かります。これが分子の長さです。これで1億分の10cm程度の大きさが求まります。これだけでも凄いことです。原子はこれより小さいということが確かになりますから。この実験でマッチ棒の高さは分かりますが棒の太さは仮定するよりしかたがありません。 サイコロ状と仮定するところから長さの1/10程度とするところまで幅があります。でも極端に小さい値とか極端に大きな値を知る方法の一つが分かるのですから楽しいことです。 ちなみに分子の実在は20世紀になるまで一般的に認められていませんでした。だから何時までもアボガドロの「仮説」という表現でした。いくつかの方法で求めたアボガドロ数がみな同じ程度の数字になるということで初めて実在が認められたのです。ペランはその功績でノーベル賞をもらっています。(ペラン「原子」岩波文庫 参照) 高校の教科書に出てくる結晶構造はこのアボガドロ数を求める一つの方法なのです。固体物理の教科書ではないのですから面心立方だとか体心立方だとか詳しくやるのは筋違いです。 界面活性剤の授業ではありません。分子の大きさ、形、数等、一切分かっていないとしての実験です。単分子膜になるというのはそういう性質を示す物質を使ったと説明します。水面に薄く広がるということで納得してくれます。

全文を見る
すると、全ての回答が全文表示されます。
回答No.2

http://staff.aist.go.jp/k.ikegami/LB_kaisetsu/index.html こちらのサイトなどご覧になられては? 素人さん向けにラングミュアー・ブロジェット膜を解説しています。 長鎖カルボン酸を水面に置くと、親水性部位(カルボキシル基)を水面に刺すような形で分子が立ち、分子同士はアルキル基のファンデルワールス引力で密にパッキングします。 ですから、膜の面積と分子数が分かれば、分子一個が占める面積を計算できます。 しかしこうしたことを教えずにこの実験を行っても何の意味も無いと思いますが・・・計算の練習なら、他にいくらでも教材はありますし。

全文を見る
すると、全ての回答が全文表示されます。
回答No.1

これは単分子膜を水面に形成させる実験だと思います。 分子の大きさと書いてありますが、断面積というか、アルキル鎖の直径というか、とにかくそういうものを測っているのでしょう。 界面活性剤分子を気ー液界面に展開すると何が起こるか習っていませんか?こうした実験をやるということは授業で習っているのだと思うのですが。

nanami24
質問者

補足

はあ…… 水面に広がったオレイン酸の面積と、メスシリンダーで調べた体積を使って、分子一つ分の大きさを計算するとしか…… おそらく、指数計算の練習を目的に、行った実験だと思うのですが、 実験のときに何気なく言われた「アルコールで薄める」と言うのが何故か気になりまして。 この実験をすることによって、水面でどういうことが起こっているかとかは一切説明されていません。すいません。。

全文を見る
すると、全ての回答が全文表示されます。

関連するQ&A

  • オレイン酸の膜

    オレイン酸の体積を500倍に薄めたエタノールをつかって、単分子膜の面積の測定し、オレイン酸の分子を測定するという実験をしたのですが、エタノールの膜はできず、オレイン酸だけの膜ができるのはなぜなのでしょうか?できるだけはやく答えていただければうれしいです。

  • オレイン酸の培地への添加方法

    オレイン酸の培地への添加方法を教えていただけますでしょうか。 現在、細胞を10%FBS入りD-MEM培地で培養しています。 この培養にオレイン酸を添加したいのですが、オレイン酸は脂溶性なので培地に溶解しません。 DMSOで1Mオレイン酸溶液を作り、 培地で各濃度に希釈しようと思ったのですが、培地を加えると白濁し沈殿物が出てきます。 ご存知であれば、ご教授していただけますでしょうか。 よろしくお願いいたします。

  • アルコールに関する質問

    アルコールに関する質問です。アルコールの分子量が大きくなると、なぜ、水に溶けにくくなるのでしょうか? 私は、炭化水素基に働く分子間力が関係しているのではないかと思うのですが、いかがでしょうか?

  • オレイン酸は肌に…

    「毛穴の開きの要因はオレイン酸が皮脂の中に多い事」 と、あるサイトで見たのですが、本当でしょうか? 今私が使っている石鹸は、オレイン酸を多く含んでいるオリーブオイルが沢山使用されているのですが… (その石鹸のHPに書いてありました) 今の所あまり問題は無いですが、使い続けるのはよくないでしょうか? 教えてくださいm(_ _)m お願いいたします。

  • 純水にアルコールを加えたらどうなるのでしょうか?

    漠然とした質問ですみません。化学とは直接関係はないのですが、ある実験(研究)に関して、以下の事を調べています。(質問の回答にあたるような文献を探しましたが、得られませんでした。)  質問はタイトルそのままですが、純水にアルコールを加えたら化学的にどうなるのでしょうか?  化学反応はしないのは分かっています。しかし、確かな事実かどうかはわかりませんが、水の極性によって、一部の水とアルコールが結合するという事を聞いたことがあります。 もし、水とアルコールが結合することが真実なら、アルコールの種類(メチルアルコール、エチルアルコールなど)や加えるアルコールの(質量%)濃度や温度によって、結合はどう変わるか教えて下さい。

  • オレイン酸ナトリウムの溶解度について

    オレイン酸ナトリウムが水に溶ける理由として、二重結合があげられているのですが、なぜ二重結合があるから水に溶けやすいのかよくわかりません。いくら調べてもわからないので質問させていただきました。 わかりやすく説明してもらえると嬉しいです。よろしくお願いします。

  • 脂肪酸なのに…

    オリーブ油にはオレイン酸が多く含まれているのに、 オリーブ油とオレイン酸は違うのですか?  希アルカリ溶液一滴と水3mlに、 フェノールフタレイン溶液を加えてピンク色にした溶液に、 それぞれエーテル4mlで溶かした0.5mlのオリーブ油とオレイン酸を加えていくと オレイン酸は色が消えるのに、オリーブ油は色が消えないのです。 たんに、酸性orアルカリ性になっただけではないですよね?なぜなんでしょう…。

  • オレイン酸の抽出方法(至急!)

    化学の実験で、ピーナッツからピーナッツオイルを作りました。 このあと、オレイン酸だけを抽出したいんですけど、方法がわかりません。 アメリカの論文とかに目を通すと、尿素を使ってるものが多いようなんですけど、それでもまだよくわかりません。 詳しく蒸留方法を教えていただけると助かります。 よろしくお願いします。

  • アルコール・水・カルボン酸の極性の大小

    アルコール、水、カルボン酸の極性の大小とその根拠が分かりません。 水とアルコールでは水>アルコールになるそうなのですが、アルコールが持つ炭化水素基が無極性に近いため、炭化水素基が増えるほど全体の極性が小さくなるからかと思ったんですが、極性のあるヒドロキシ基が増えたら(価数が増えたら)その説明もつかないかもしれません。 また、アルコールとカルボン酸については、カルボン酸の沸点がアルコールよりも高いことから極性はカルボン酸>アルコールとなるのは分かっているのですが、水溶性に着目してその根拠を述べるとすると、水によく溶けるアルコール=極性分子、分子全体でみると会合しているカルボン酸=無極性分子となる気がしてきました。謎です。分かる方がいましたら、教えて下さい。

  • 洗浄用アルコール、無水アルコールなど、よく分かりません。

    こんにちは。 最近、楽器、PCなどをいじっているのですが、 よく、接点洗浄とかで、 無水アルコール、とか、洗浄用アルコール とか、メタノール変性アルコールとか、 いろいろ出てきます。 普通に、述べられていますが、学校の 実験以来、見たことも、聞いたことも、 ないものばかりです。 結局これらを手に入れるには、 何を、どこで、手に入れればいいのでしょうか。 また、いろいろありますが、違いは なんなのでしょうか。アルコール下さい、 では、だめですか。 ウェットティッシュなどは、水と、 エタノールが成分になっていますが、 これではダメですか(水が入っているから)。 手軽に手に入りませんか。 何か分かる人が、いましたら、 よろしくお願いします。

このQ&Aのポイント
  • クオカードの販売店を知りたい方へ。クオカードは様々な場所で購入することができます。
  • クオカードの販売店情報をお探しの方へ。クオカードはコンビニエンスストアやスーパーマーケット、ネットショップなどで買うことができます。
  • お近くのコンビニやスーパーで手軽に購入できるクオカード。ネットでの購入も可能です。
回答を見る