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コンピュータ化する前の証券取引所では人がひしめき合ってサインを

私が子供の頃、まだコンピュータ化する前の証券取引所の様子は 毎日ニュースの最後の方で流れていて、スーツを脱いだYシャツ姿の 人が大勢ひしめき合っていて、指で何やらどこかに向けてサインを 必死に送っている姿がとても印象的でした。 今コンピュータで管理していることを人の手でやっていたというのは 凄いことだと思います。 あれは具体的に誰に対して何をやっていたのでしょうか? そもそも彼らは誰なのでしょうか?(各証券会社の人?) 例えば、私(個人投資家)がA社の株を成り行きもしくは 指値の注文を出したところからの流れを説明していただけると嬉しいです。 また、実際に当時証券マンとして現場で働いていた方がいらっしゃって 面白いエピソードなどがあったら是非教えてください。

みんなの回答

回答No.2

ご先祖様から聞いた話でごわすが・・・ 昔、昔、取引所の立会場には、業種ごとにドーナツ(「ポスト」言います)のような背の高い円卓があって、中には注文の交通整理をする人がいて(「才取会員」言います)、ドーナツの周囲には場立ち(通常は証券会社の株式部市場課の人)がいて、さらに、立会場の左右のサイドには、段々畑のように同じく証券会社の人(株式部市場課)が座っていました。この人は、電話用のヘッドフォンをして、座席の傍には端末機がありました。当時の各証券会社の注文は、電話注文とコンピュータ注文があり、前者は直接、この人に電話で伝える、後者はコンピュータで入力し、この人の端末機が受ける、という感じでごわした。 注文を受けたこの人は、声で自社の場立ちを呼び、後は手振り・身振りで、売り買いの別・銘柄・数量・価格を場立ちに伝えました。場立ちは、それを注文用の紙に書いて、目指すポストに行き、注文を出しました。注文が約定されると、場立ちがこの人に同じ方法で逆方向に返しました。また、この人と場立ちは、同じく手振り・身振りで注文状況(気配板の状況)をやりとりしました。 このため、各証券会社では、背が高く体の大きい(=腕が長く、人の頭越しに注文を出せる、また立会場で目立つ、人を押しのけられる)人を、社員の中から選び、場立ちに採用したと聞き及んでいましゅ。 では、では、ご先祖様から聞いた話なので、多少、違っているかもでごわす。 現在より、誤発注がなかったと思う、人が介在したから・・・

jointdry
質問者

お礼

ありがとうございます。 面白く読ませてもらいました。 しかし気になるのが本当に出た注文を1件1件サインで処理していたのか?という・・・ 今のデイトレードのような細かく件数の多い注文はなかったでしょうけど。

回答No.1

いわゆる場立(ばたち)と言われた各証券会社の人達です。 手や指のサインで銘柄と、出たその大量注文の数量を簡潔・瞬時に 示していたようです。NYSEとかでは今もやっているような感じですが。 誰に出していたのかはよく知りません。 当時の現場のエピソードですか・・・営業次長が一人でお客の金融機関 の営業特金の注文をさばいていましたね。担当者ですから。 大量の伝票をシュレッダーにかけて処理した気がしますね。 第1次BMの翌日の反騰はすごかったですね。大量の買い注文にコンピュータ処理が追いつかず、約定結果の紙片が上がってきたのは夜でした。 最高値からの急落も正月明けいきなりの日でしたから、当時は驚きの日々でしたでしょうか・・・

jointdry
質問者

お礼

回答とエピソードありがとうございます。 一日何百万件とある(?)注文を1つ1つ手でサイン出してたんでしょうか?

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