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男性の日本語教師という仕事について

現在日本語教師を目指して養成講座に通っている者(男25歳)です。修了後は日本語教師として生活をしていきたいと思っていますが、真剣に考えた結果いくつか疑問が出てきたので質問させてください。今の予定では終了後2~3年は海外で、その後しばらくは日本で働きたいと考えています。 (1)インターン制度などを利用して海外に日本語を教えに行く手があるようですが、どうしてお金を払って仕事をしに行くのでしょうか?後々見返りのようなものがあるのでしょうか? (2)日本語教師になるためには幾つか方法があるようですが、いずれにしても結構な費用が掛かるようです。その割りには、色々調べてみたんですが日本語教師としての給料は安いようです。この職業は貧窮しながらも仕事に情熱を持って取り組めるような人しか続けられないのでしょうか?ボランティアや定年後の趣味でされているような方が多いのはそういった理由もあるのでしょうか? (3)もし日本語教師として海外で働く場合、年金などの税金は払うのでしょうか? (4)同じように海外で働く場合、配偶者を連れて行くことは可能でしょうか?(国によってビザの問題などは異なるでしょうが…) (5)日本で働く場合、海外での経験はどのくらい役にたつのでしょう? いくつか挙げてみましたが、この職業は一生の仕事としてどうなのだろう?と不安が絶えません。出来れば現在日本語教師の方、または経験者の方アドバイスをお願いします。

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回答No.2

1) 見返りはないと思います。   海外で「住む」経験をしたい、   どうせなら   「先生」と呼ばれる立場を体験したい、という   ことでしかないと思います。   プロの日本語教師としての履歴書に書き込める   物にもなりません。 2)資格を取るための費用ですが、   他のちゃんとした資格をとるのにも   同様に年月や費用・能力が必要です。   例えば医師の資格を考えてみてください。   「日本語」だから、つまりは私たちの普段   話している母国語だから・・となんとなく甘く   考えてしまう気持ちがベースにあり、   そこから割り出すと「高い費用」という気持ち   になるのだと思います。   日本語教師は、ご存じない方が想像するのと違い   高度に専門的な仕事です。   資格費用は妥当だと思います。   また、どうしても安く上げたければ   図書館の本などで独学で学び、   受験だけすることだってできます。   これなら受験費用だけですね。   私は、ほぼこれに近かったです。   給料は、働く場所によって違います。   国立大学や政府機関などでは   そんなに悪くないはずです。 3)住民票を海外に移せば年金支払い義務は   外れるようですが、   でも結局は一生の支払い金額が少なくなるので   老後の給付も少なくなりますから   同じことですね。 4)配偶者や家族を連れて行くことは   ビザなどの都合の上では可能です。   金銭的に可能か不可能か、   家族の仕事や教育の問題からどうなのか、は   個々が決めることだと思います。   同行した仲間も、単身赴任した仲間もいます。 5)海外で教えた経験は、   帰国後大変に有利です。   しかし、ボランティアでは国内・国外問わず   次の就職に有利にはなりませんので   正規の仕事として、です。 日本語教師関係のHPなどを覗けばすぐわかることですが、 日本語教師になりたい人は大変多く しかし仕事は大変少ないです。 私が観察するところ、 残念ながらスペック的に低い方たちも  (例えば大卒資格がない、   通信教育でちらりと学んだだけ・・) 日本語教師を希望しており どんな低賃金でもいいから・・と希望するあまり 需給関係のバランスや 給料水準が悪くなっているようです。 誠実な助言ですが やはり大卒資格は必須ですし 今後は修士や博士号も要求される時代でしょう。 男性の一生の仕事としては 大学や政府機関などの職を得られれば 不安はないはずですし、 現にそういう立派な男性の先生がたを たくさん知っています。 しかし、再度言いますが そういう安定した職場への就職には かなりの学歴・努力・経験そして運も 必要ですね。 ひとつ最近でてきたうわさですが、 理科系出身の男性日本語教師は かなり求められているらしいです。 留学生や就労生は理科系のエンジニアが多いのですが、 従来のように文系出身の日本語教師では 理科系論文などを読み込んだり書いたりすることが むずかしく、当然事実上教えられない。 また、現在のように女性教師が大半・・という アンバランスでは 発話語尾などに男性言葉・女性言葉の別がある 日本語には望ましくない状況です。 某有名私大でも 男性の理科系出身日本語教師を高額で 募集しているそうです。 質問者さまが理科系大学の修士以上を ご卒業で、そして日本語教育能力試験に 合格されるのであれば 明るい見通しになるかもしれませんね。 ちなみに私は 日本語教師歴20年以上。  (欧印言語学専攻・修士卒) 海外や・市町村の行政機関でも教えました。 某国立大学でも教えています。 最近は、某資格学校でも 日本語教師養成講座を担任しています。 育児や家事との両立を図りたかったので 一貫して非常勤でして、その点は自分の人生設計に 合致していたので満足です。 しかし、給料だけをとりあげて論じられれば しがない非常勤では食べていけません。 夫に養ってもらってきました。 担任している養成講座には 日本語教師になりたいと言う方が入学してきます。 しかし、能力検定の合格率は 校内でもやはり15%程度なので 資格学校へ行かないでも同じなのかな・・と思う日も あります。 生徒さんはあまり勉強しないです。 真剣さに欠けるというか・・。 高卒の子まで入学するので 「順序が逆。まず通信でも何でもいいから 大卒資格を取って、それから日本語教育能力検定。」 と諭します。すると 「受からなくてもいいし、教師になれなくてもいい。  日本語に興味があるから・・」と答えます。 ちょっとハイソな印象のある習い事を選んだ・・ というだけなんでしょうか。 本気で日本語教師を目指すなら 死ぬ気で勉強してください。 とてもやりがいのある、人生を賭ける価値のある 仕事です。 しかし、安穏な道ではないです。

zuuzuuzuu
質問者

お礼

回答ありがとうございます。 私は四大卒ですが、残念ながら文系です。 プログラマーとして3年ほど勤めていました。 日本語教育のやりがいに関してはとても惹かれるところです。 それがきっかけで養成講座に通い始めました。 決して日本語教師の仕事を安易には考えていません。 ただ、給料が安いと色々な所で言われているので、日本語教師になるために養成講座などに投資して、いざ仕事に就いても全然稼げないのでは、やりがいがあっても続けられないのではと思ったのです。 >国立大学や政府機関などではそんなに悪くないはずです 常勤で働いた場合、一般的なサラリーマンと同じくらいはもらえるでしょうか? 大学や政府機関などで働くには何が必要ですか? 差し支えなければ、お答えください。

その他の回答 (3)

回答No.4

>大学や政府機関などで働くには何が必要ですか? 大学で常勤になるには 少なくとも修士は必要ですね。 学生と同レベルというわけにはいかないから・・。 それから学会にはいっていること、 論文の数も大事でしょうね。 政府機関やそれに準じた公的機関で 働いている知人の中には 学士卒という人もいます。 常勤で働けば、普通の大学の先生と同じお給料です。 科目によって給料の差があるはずもなし、 物理を教える先生も日本語を教える先生も 地位が同じなら同じはず。 日本語の教授になれば 大学教授相応のお給料がくるはずです。 学会員になってたくさんの論文を読んだり ご自分でも書いて学会発表してください。 そしてもちろん、まずは検定に合格し、 とりあえずは非常勤で、 しっかりした職に就いてください。  (これがなかなか大変ですが・・) 大学の求人もいまやHPで見られる時代です。 国立大学は時々 日本語の講師格の人を探していますよ。    検定に合格するためだけならば 安くない養成講座に通う必要はないんですよ。 私をふくめ、多くの友人が 独学で合格しています。  (ただし、ものすごく勉強しました。   一人ではどう勉強したらいいかわからない方は   やはり通ったほうがいいでしょう。そのための   授業料なんだから高くはない。) 養成講座に通ったこともない・・という 大学の先生は多いですよ。 自分の専攻分野の知識・経験と独学でカバーできれば それでいいのです。 単なる印象でうまく言えませんが、 質問者さまはなんとなく他力本願というか リスクを恐れて前へ踏み出す努力をおしんでいる ような「甘さ」があります。 仕事が見つからないなら勉強したくない・・ どうすれば情報は集められるか・・ 安定した職に就くには何が必要か・・ 考えて止まるより、 まずは 図書館の関係書をかたっぱしから読み始めてみたらいいんじゃないんですか? 20年前、 ネットも何もなかった時代に 乳飲み子におっぱいを含ませながら 情報を集め、勉強し、10キロくらい痩せながら 膨大な量の本を読み、邁進しました。 大切な参考書は、最後には本の形を失くすほど ポロポロになりました。 そうしてつかんだ、今の職です。 ものすごくやりがいあります。 男だったら、もちろん大学の常勤になってたと思います。

zuuzuuzuu
質問者

お礼

確かに仰るとおりです。 何かを始める時には出きるだけ それについて知っておきたいと考えてしまいます。 臆病なんですね。。。 しかも数年以内に結婚を考えているので余計にそうなっていると思います。 でも、おかげ様で決心がつきそうです。 私は日本語教師をやりたいと思います。 今の甘さは直らないでしょうけど頑張ります。 ありがとうございました。

  • toscato
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回答No.3

こんにちは、日本語教師を目指す友人や実際に日本語教師の友人がいます。彼らの話を伝えるというかたちで答えますね。参考になれたら幸いです。  日本語教師の需要についてですが、需要は年々減っています。日本のアニメに対抗して他国のアニメが注目され始めたといったことも一因があるのかもしれません。そして、日本語教師は定年はあまり関係ないということから、多くの昔からの先生方がいらっしゃるために、代交代でもしない限りしっかりとしたお給料の日本語教師(外国の大学での職という意味です)という職はまずないでしょう。知人にフランスの大学で日本語教師をされてる方がいますが、もう定年をすぎていますが、仕事が大好きで辞めるつもりはないと名言されています。 大学での日本語教師以外の職といいますと、日本で言うECCなどの語学学校などになります。実際にそういった場所であれば、経験をあまり問わず日本語教師を欲しがっています。しかし、学校選びをしっかりとしなければこき使われて、気がついたら経理を担当・・・ということも(友人に経験有)もちろん、これは最悪の場合と考えてくださって結構です。 (1)インターンシップで行くことが多いというのは、おそらく先方の学校側が教員を採用する余裕がない、しかし教員が必要というケースか、もしくは、日本語教師の実力を見たい、そのためのお試し期間であり、もしかするとそのまま採用ということもあるのかもしれません。 (2)日本語教師がボランティアや定年後の趣味とおっしゃっていますが、これはやはり選ばれた外国のお国事情によります。需要が低い土地に行けばやはり給料も生活することでいっぱいいっぱいとなり、配偶者の方との生活となりとかなりきついものとなります。もちろん物価の関係もありますが・・・。反対に需要が多ければ、それだけ競争率が高いです。そして採用する側も目が肥えている可能性があるので、ただ免許を持っているというだけでは難しいと思います。 (3)税金については、外国にいらしても老後、年金が欲しいということであれば、払い続けなければなりません。このご時世なのでたんす貯金などのほうがいいということもいえますが(笑) (4)外国に配偶者と行くとなりますと、もちろんビザの問題がついてきます。つれていくことはおそらく可能なのですが、行き先により配偶者の方のビザの形態が変わります。たとえばアメリカですと、おそらく配偶者の方が語学学校に通うことにすれば(もちろん実際に手続きしなければならないと思います、入学許可証がいると思うので)特に問題ないかと・・・(米側は要は住み着かないという証明が欲しいだけなので)ビザについては直接その国の大使館や領事館に問い合わせれば答えてくれますよ。もっとも大使館や領事館は日本人みたいに丁寧に答えてくれないところもありますが・・・。(フランスなど・・・経験有) (5)日本で働く場合とのことですが、学校によりけりですが、外国でも日本でも経験がものをいうのではないかと思います。

zuuzuuzuu
質問者

お礼

回答ありがとうございます。 遅くなってしまってすみません。 日本語教師の需要は減っているんですか… 今通ってる養成講座の最初の説明では、 海外には外国人の日本語教師はいるけど 日本人の日本語教師を不足していて かなりの需要があると聞きました。 でも、国によってかなり需要の差があるようですね。 とても参考になりました。 日本語教師として稼いで(まだ独身ですが)家族と生活をするためには かなりの努力と経験と運が必要ですね。 >仕事が大好きで辞めるつもりはないと名言されています。 私もそう言えるようなる為に頑張ろうと思います。 ありがとうございました。

  • tosembow
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回答No.1

(1)仕事をしにいくというより、研修を積みにいく、あるいは単に海外で働いて生活がしてみたい、という感覚の方が多いのではないでしょうか。 (2)完全に需要と供給のバランスの問題です。給料が低くても日本語教師になりたいという人が多数いる以上、高給をとりたいという人はお呼びでなくなります。 (3)生活の本拠が一応日本にあるか、完全に海外へ移住してしまうのかでも変わってくるはずですが、分かりません。 (4)基本的に可能です。質問者様が労働者のビザ、お相手の方がその配偶者のビザ、という扱いになる国が多いのではないでしょうか。 (5)日本語教師としての実務経験ということにはなりますが、特に海外で教えたことが優遇される材料になるとは思いません。  私は20年ほど前に日本語教師を志し、日本語教育能力検定試験にも合格しましたましたが、いろいろな情報を集めるにつけ、余りの給与の低さに、とても生活していけないと判断せざるをえませんでした。大学の専攻が日本語・日本文学でしたので、私立中学・高校の国語教員になり、現在に至ります。  日本語教師を取り巻く状況は、20年前とそう変化していないようです。男性の一生の職業たりうるか、と聞かれれば、私の答えは基本的にノーです。日本語教員として一定レベルの収入を得るためには、研究者としてのキャリアを積んだうえで、大学かそれに準じる機関(公的な留学生センターのようなところ)で教えるしかないでしょう。

zuuzuuzuu
質問者

お礼

そうですか…。 やはり収入の面ではかなり厳しそうですね。 日本語教師としてかなり高等なレベルでないと、それ一本では生活は出来ないようですね。 >私は20年ほど前に日本語教師を志し~ とありますが、日本語教育能力検定試験に合格して、実際には日本語教師としてのお仕事されていないのでしょうか? かなり情報を集められたようですが、どのような方法ですか?私も出来るだけ情報が必要です。

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