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「減価償却が始まる」とは?

借金をして、工場を建設したとします。 その後、経営者から「これから減価償却が始まるので大変」というセリフが聞こえてきます。 なぜ「減価償却が始まるので大変」という言い方になるのでしょうか? 「借金返済が始まるので大変」という言い方ではいけないのでしょうか? 資産の価値だとか、会計的なことなんでしょうが、よく分かりません。 教えてください。よろしくお願いいたします。

質問者が選んだベストアンサー

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  • SSSIN
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回答No.7

>「減価償却」は費用の会計処理と、 はい、そのとおりです。 >固定資産税の算出に影響があるということですね。 固定資産税は地方税なので、工場の取得資金が課税価格になるのではなく、固定資産税評価額を市区町村で算定して税金を計算します。まったく別の話として捉えてください。実際は取得価格よりずっと低い価格になります。 >本質的に、大変なのは「借金返済」と「固定資産税の支払い」が始まるため。ということでしょうか。 もちろん、固定資産税は発生しますが、税率は1.4%なので、そんなに大変な額ではありません。http://www.tagatown.jp/zeimu/koteisisanzei.html >「少し無理をして借金をし、工場などを建設した場合、経営者は何と言って、ぼやく(大変だとアピール)のが正しいのでしょうか?」 どうやってぼやくのが正しいかはご本人しかわからないでしょう、違いますか?俳優のセリフではありませんし(笑) 実際には「減価償却が始まるので大変」という損益上の問題と「借金返済が始まるので大変」という財政上の問題が本質だと思いますよ。

3tomo5678
質問者

お礼

ていねいで分かりやすい回答、ありがとうございます。 損益上と、財政上の問題が本質だと理解できました。 おかげさまで、スッキリしました。

その他の回答 (7)

  • wildcat
  • ベストアンサー率31% (349/1121)
回答No.8

>経営者は何と言って、ぼやくか 経営者は会計の専門家ではありませんから、細かい計算をしてからぼやくことはないでしょう。また、借入をして工場を建設したのなら、借入の返済スケジュールは決まっているでしょうから、元本と利息の返済は当然でしょう?返せる当てのない借金をする経営者はいないでしょうから返済が大変だとぼやけば、次からは誰も金を貸さないですよ。減価償却費が大変だといえば、利益を出すのに一生懸命な経営者だなと思ってくれるという計算は成り立ちますよ。(減価償却は金を払わないでいい経費ですからね)

3tomo5678
質問者

お礼

>返済が大変だとぼやけば、次からは誰も金を貸さないですよ >減価償却費が大変だといえば、利益を出すのに一生懸命な経営者だなと思ってくれる なるほど、そうゆう考え方が成り立ちますね。 親切に回答していただき、ありがとうございました。

回答No.6

>「減価償却が始まるので大変」 やはり他の方が仰ったように、そのままでは理解できない言葉なので、 「これからは、固定資産税と償却資産税が始まるので大変」と言いたかったのかもしれません。 『固定資産税』は、土地、建物にかかります。 工場を建築すると、当然工場にかかってきます。 『償却資産税』は、資産(20万円以上の物)の内、土地、建物、一般乗用車などを除いた物にかかります。 工場の構築物や、機械装置、工場がコンピュータ制御ならそのコンピュータ、冷暖房完備なら、エアコンにもかかります。 http://www.tax.metro.tokyo.jp/shitsumon/tozei/index_u.htm

3tomo5678
質問者

お礼

ありがとうございます。 分かってきました。 「これからは、固定資産税と償却資産税が始まるので大変」というのなら、理解できます。 皆さんに、あらためてお聞きしたいのですが、 「少し無理をして借金をし、工場などを建設した場合、経営者は何と言って、ぼやく(大変だとアピール)のが正しいのでしょうか?」

  • SSSIN
  • ベストアンサー率62% (547/875)
回答No.5

まず「減価償却」って何だろう??ってことですよね。 減価償却は、適正な期間損益計算を行うための会計処理方法なのですよ。ちょっと難しい感じですが、簡単な例でお話しますね。 例えば、H18年に耐用年数30年のビルを1000万円で買いました。このときの会計処理をどうするかってことなんですね。つまり、H18年の一会計期間に一気に1000万費用計上してしまうとおかしなことになりませんか?このビルはあと30年は使えるものなのに初年度に1000万ぼ~んと費用計上をして、あとの29年は一切費用を計上しない、ちょっとおかしいですよね。損益計算書も初年度は大きな費用を計上して、あとは経費なし、これじゃ~利益も一定しませんし、企業の収益力を見誤ることだってあり得ますね。 そこで減価償却の登場なんです。1000万を30年かけて費用化してくのが減価償却なんです。減価償却の計算は、取得価格、法定耐用年数、定率法・定額法、残存価格等の計算要素で行います。詳しい説明は割愛しますが下記URLを参照してください。 さて「これから減価償却が始まるので大変」ということですが、意味するのは、今までなかった費用が損益計算書に計上され、その分見た目の利益が圧縮されるから大変という意味でしょう。実際には減価償却費は仕訳でもわかるとおり「減価償却費××/減価償却累計額××」(間接法)、実際には現金の支出はありませんから、その分、留保されると考えられます。最近では銀行も損益計算書の見た目ではなく、キャッシュフローを重視しているので過剰な投資でなければそう問題はないと思います。 しかし、資金調達を借入金でおこなっている場合には、減価償却費+税引後利益で元金の返済していかなければなりません。実際には、借金返済が大変ですから、「これから減価償却が始まるので大変」というよりも「借金返済が始まるので大変」といいう質問者さんの認識のほうが適当だと思いますよ。

参考URL:
http://www.m-net.ne.jp/~k-web/shokyak/
3tomo5678
質問者

お礼

ありがとうございます。 とても分かりやすい説明で、参考になりました。 ようやく、分かってきました。 「減価償却」は費用の会計処理と、固定資産税の算出に影響があるということですね。 本質的に、大変なのは「借金返済」と「固定資産税の支払い」が始まるため。ということでしょうか。

noname#77757
noname#77757
回答No.4

 減価償却・・・・固定資産の価値の減少、一定の方法で費用として計上する事。  例えば100.000円で購入したものは毎年その価値観が下がります。そのための計算をする。

3tomo5678
質問者

お礼

ありがとうございます。 やはり本質的な部分がよくわかりません。

  • wildcat
  • ベストアンサー率31% (349/1121)
回答No.3

ついでにもうひとつ、減価償却費は現金の支出を伴わない費用なので、これを費用計上しても利益が出せれば資金調達できるということになり、残存価額に達するまで償却したときには再投資資金が溜まっているという理論になります。

3tomo5678
質問者

お礼

ありがとうございます。 やはり、スッキリしません。

  • wildcat
  • ベストアンサー率31% (349/1121)
回答No.2

減価償却費とは有形固定資産=通常単価20万円以上の備品など、この場合は工場建物、建物付属設備、構築物、機械設備などを指すものと思います。 これらのものは購入時の金額が大きいのでいっぺんに費用計上するとその期の損益計算書の数字を歪めるので、法定耐用年数によって計算された償却率で順次費用化するものです。償却の方法は定率法と定額法とあります。 建物を除くと、特に税務署に届けないかぎりは定率法になります。また、残存価額は取得価額の10%と決まっていますが、基本通達にしたがって特に定めがないときは5%に達するまで償却します。

3tomo5678
質問者

お礼

ありがとうございます。 分かったような、分からないような感じです。 スイマセン。 本などで調べると、このようなことが書いてあるので、仕組みはなんとなく分かるのですが、本質的な部分が、理解しきれていないのが現状です。

  • wildcat
  • ベストアンサー率31% (349/1121)
回答No.1

一般的には減価償却が始まる=費用が増えるので利益が減る、もしかして赤字になるかもしれない、赤字決算すると対銀行の信用ランクが下がるので資金の借入ができなくなる。あるいは貸し剥がし=借りていた金の強引な返還要求、及び実施、などが起きる。 赤字会社や収益力の低い会社は銀行さんには信用が低いので借金に頼る度合いの大きい会社はこういう場合はまず発生する減価償却費の金額の大きさが気になります。

3tomo5678
質問者

お礼

回答ありがとうございます。 そもそも「減価償却」って何? というところから解説していただければ、ありがたいのですが・・・。

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