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遺伝解析について。
研究室でN.crassa突然変異体の遺伝解析を行っています。現在ランダム分離という手法で、ある染色体の特定の位置に原因遺伝子があることが分かりました。 しかし、この手法は染色体上の位置を曖昧にしか推定出来ず、推定された場所には遺伝子が何十とあるため一つ一つを調べるには費用と時間が掛かりすぎてしまいます。 一番効率良く遺伝子を特定するにはどうすれば良いでしょうか??御教授頂きたいと思います。宜しくお願いします。
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- MIYD
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回答No.1
使ったことがないので、どのような手法を用いることが出来るのかがわからないのですが、 アカパンカビだと、いろいろなマーカー遺伝子がありますよね。 目的の遺伝子と同じ染色体に載っているマーカー遺伝子との組換え頻度を調べて、 領域を狭めてはいかがでしょうか。 センチュウでは良くやられている方法です。 http://www.fides.dti.ne.jp/~fuyamak/genetics/chap2.html また、loss of functionによる変異であるのならば、 BACやコスミドライブラリーを導入して、レスキューするクローンを取るのも効率的です。 http://park.itc.u-tokyo.ac.jp/mgrl/IINO_lab/g2_molgenet1.html
お礼
回答を頂きましてありがとうございます。 ランダム分離はMIYDさんの御指摘にもある通り、マーカー遺伝子との組替え頻度を調べる手法であり、現在考えられる範囲で最も狭められる範囲まで領域を決定することが出来ました。 またコスミドについても今後、N.crassaにtransformationしてwild typeに戻るかどうか検討していきたいと思います。