お酒の種類

質問

チュウハイとかカクテルとかサワーとかいっぱい種類があってよく分かりません。
とくにカクテルのベースが分かりません。
ジンとかウォッカとかラムとか・・・いっぱいあり過ぎです。
強くない物というか、飲みやすい物は何ですか？
ジン・トニックとかソルティ・ドッグとかよくありますけど飲みやすいんでしょうか？
ウィスキーやブランデーは強そうなイメージがあるんですけど・・・。

カクテルの種類について何でも教えてください。
コレは飲まないほうがいい！という物も教えてください。

回答No.4

moominx2 · ベストアンサー

バーテンダーのmoominx2です。

まず、カクテルに使われるお酒をざっと説明しますね。

ジン：
大麦を原料とする蒸留酒。
香り付けにジュニパーベリー（杜松の実）を使うため、松やにのような香りがします。
産地は、イギリス（ドライジン）、ドイツ（シュタインヘイガー）、オランダ（ダッチ・ジュネヴァ）などが有名。
特にカクテルベースとして使われるのはイギリス産のドライジンが多く、通常４７°前後のものが使われます。
ゴードン、ビーフィーター、タンカレー、ボンベイが４大ロンドンドライジンと呼ばれています。

ウオツカ：
穀物を原料として作られる蒸留酒。
ロシアの国民酒であったものが、ロシア革命を機に世界的に広まりました。
穀物だけを原料に作られるプレーンウオツカ以外に、レモン、オレンジ、唐辛子などの味を付けた「フレーバードウオツカ」もあります。
中でも、バッファローグラス（ズブラ、ズブロッカ草）を漬け込んだ「ズブロッカ」が有名。
通常カクテルに使われるのは４０°のものですが、中には世界最強のお酒として名高いポーランド産「スピリタス」（９６°）があります。このお酒は大変危険ですので、お酒に弱い方は避けた方が無難です。

ラム：
さとうきびの搾り汁から糖液を分離したあとの副産物「モラセス」から作られる蒸留酒。
カリブ海を中心に西インド諸島～南米にかけて作られています。
カクテルベースに使われているのは「ホワイトラム」というものです。
「ホワイトラム」以外に「ゴールドラム」「ダークラム」などの種類があります。
（風合いからライト、ミディアム、へヴィーにも分類されていますが、今回は割愛）
フルーツジュース（特にパインをはじめとする南国系のフルーツ）との相性が良いようです。
カクテルに使われるのは、通常４０°のものですが、中には７５.５°と大変強いものもありますので注意してください。

テキーラ：
メキシコで作られる蒸留酒。
「サボテンから作られる」と誤解されている方もいますが、原料は「竜舌蘭」の一種です。
これも通常使われるのは４０°です。

ウィスキー、ブランデーに関しては、このサイトから検索してください。
確か以前の質問の中にあります。

さて、飲みやすいカクテルですが、やはりリキュールベースのカクテルでしょうか・・・
リキュールは（一部を除き）アルコール度数１５～２５°で甘いものが多く、女性にも飲みやすいものが多いでしょう。
たいがいのフルーツはリキュールになっていますので、バーテンダーと相談しながら注文すると良いでしょう。

これはやめておいた方がいい・・・って言うのは、明らかに強そうな名前のカクテル（pachikuさんがおっしゃっている「カミカゼ」を始め、「ノックアウト」「アース・クエイク」「スコーピオン」）や、寒い国や地方の名前のもの（「アラスカ」「モスクワ」「ルシアン～～」）などは、やはり強いものが多いようです。

あと、始めの内はショートカクテルは避けた方が良いと思います。
アルコ－ル度数の高いモノが多いですから＾＾

バーでカクテルを楽しむコツは「聞くことが恥ずかしい」という考えを捨てることです。
バーテンダーの知識は言わば「聞いてもらうため」の知識です。
案外、常識だと思っていたことが実は間違っていたってこともありますよ＾＾

そのほか聞きたいことがあれば補足いたしますので、コメントに記載しておいてください

お礼

とても詳しく教えていただきありがとうございます。
強そうな名前は気をつけます。ノックアウトなんて本当にノックアウトしてしまいそうです。寒い地方の名前も気をつけます。
リキュールが飲みやすいんですね。１５～２５゜というのは弱い方なんですよね？アルコール度数はよく分からないんですけどチュウハイと同じ位ですか？
前に行ったバーでピザとかチョコとかメニューに載ってて、食べたいと思ったんですけど、周りに食べてる人がいなくて食べづらくて頼まなかったんですけど、頼んでもいいんですか？バーってお酒だけって感じがして・・・。