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ジキニンで直に治ってね。 「直に」← (1.すぐ) or (2.少ししたら) どっち?
いつもお世話になってます。 「ジキニンで直に治ってね」とCMで言ってますが。 「直に」は読み方が2通りありますよね? 1.直に 「じきに」 2.直に(直ぐに) 「すぐに」 少し調べましたが、1と2では時間が少々違うようです。 この2つについて、どのような違いがあるのかや、どちらが亜種的な使用であるとか、ご存知の範囲で教えてください。 よろしくお願いします。
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>「すぐに」は即効的 「じきに」は次第に、やがて、じょじょに、だんだん、しばらくしたら、みたいに思えたのですが。 確かにそのようなニュアンスを明記している辞書もあります。 じきに(ヂキ…)【直に】(副)……。現代語では、「すぐに」が即刻、直接の気分が濃いのに対して、「じきに」には特に時間について、ある程度の猶予がある。「じきに薬が効いてくる」(小学館「国語大辞典」) このことは、「早く」が単に行為や作用のような動的な事柄が時間的に短いを表わすのに対し、「すぐ」は話題となっている基点から、時間的あるいは空間的に隔たりのない次の状態が果たされる、あるいは齎されるという意味が強い。 特に時間的な「すぐ」は、主に人事現象「すぐ笑う」や意識的行為「すぐ帰る」とか、自然現象「近頃はすぐ暗くなる」などで用いられるが、「じき」の方はもっと用法が狭くなって、対象とする事態・事物が、話題の時点や場所から「すぐ」だと感じている話者の判断に主に用いられるように思えます。 更に、時間の「すぐ」は、もともと動作性「風邪をなおす」が強いだけに、特に無意志性の表現「風邪が<すぐ>なおる」ともなると、間髪をおかず次の事態が成立するというトーンが強まるのに対し、この点が「はっきり言明はできないが恐らくは」という話者の主観の願望「風邪がなおりたい」や、その事態そのものの自発性の側面「かぜが<じき>なおる」を持つ「じき」の方ではいささかトーンが弱く感じられる原因があるのかも知れません。その分、他力的な加療ではなく、子供にも優しい自発性の治癒の意味合いからは「じき」の方が相応しいのではないでしょうか。
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- fuyumerei
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まず、 >「直に」は読み方が2通りありますよね? 「直に」は、「じきに」か「じかに」としか読みません。 「すぐに」は「直ぐに」です。 昔はどうか知りませんが、今は送り仮名で「すぐ」「じき」は分けて判断できます。 「すぐに」「じきに」の違いは私もあると思います。 「じきに」の方が若干時間にゆとりがあるんだと思います。 でも、実際使い分けているわけではないと思います。 外人に違いを教えて、と言われれば「ない」と言ってあげると思います。日本人には「よくわかんないけどあるよねえ」と答えると思います。 答えになりませんが、違いはあると思います。 http://dic.yahoo.co.jp/dsearch?enc=UTF-8&p=%E3%81%98%E3%81%8D%E3%81%AB&dtype=0&dname=0na&stype=0&pagenum=1&index=07853200 http://dic.yahoo.co.jp/dsearch?p=%E3%81%99%E3%81%90%E3%81%AB&enc=UTF-8&stype=1&dtype=0&dname=0na 大辞泉の方も「違い」を感じてるようです。 [用法]すぐ・じき――「すぐ(じき)覚えられますよ」など、相通じて用いられるが、「じき」のほうが口語的でくだけた感じがある。◇距離をおかないようすの意では、「すぐ」も「じき」も使えるが、「すぐ」の方が普通である。「すぐ(じき)近くの図書館」◇時間を置かない意の「すぐ」「じき」は過去についても未来についても使う。「すぐ(じき)発車する」「すぐ(じき)着いた」◇類似の語「ただちに」は、「全員ただちに出発せよ」など、「すぐに」と同じように用いるが、文章語的で、多く命令などに用いる。 http://dic.yahoo.co.jp/dsearch?enc=UTF-8&p=%E3%81%98%E3%81%8D&dtype=0&stype=1&dname=0na&ref=1&index=09863300 編集部に問い合わせると回答が返ってくることもあるんで、どうしても気になるならやってみられることをおすすめします。
お礼
ありがとうございます。 TVCMでの「じきに治ってね♪」になんか、直ぐには治らないの?と突っ込みたいような消化不良が残り今日まで至りました。 外国人と日本人への説明の例え、納得です(笑) 日本語は曖昧な表現多いですよね。 人の気持ちは複雑ですから、言葉の表現も流行りや新表現が生まれたり、廃れたり、残って定着したり、変化し続けてるんでしょうね。 表記では「すぐに」「じきに」「ただちに」はそれぞれ何種類かの表現があっておもしろいですね。 大変参考になりました。ありがとうございます。
[No.1回答に対するお礼]に対するコメント、 》 …みたいに思えたのですが。 貴方の単なる思い込みによる誤解かも知れないので、議論の資料として「貴方が調べた」出典(例文、URL等)をお示しください。
お礼
なんか凄い事になってきましたね。敷居が高くなりますので遠慮します。
- luune21
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違いはないように思います。 「じき」は「直」という字の音読みというだけなのではないでしょうか。中国語由来でしょうが、呉音なので仏教系のなにがしかに関係しているのかもしれません。 「すぐ」というのは、時間、距離に間がないという意味のもともとあった日本語で、それに「直」の字をあてはめたものですね。 ただし、本来は「まっすぐ」という意味の語だったようです。と、考えると、「じきに」を「直に」と書いて、それが「すぐに」という読みでもあったことから「じきに」と同じ意味に変わっていったのかもしれません。
お礼
そういえば、よく見ると表記する際は、ふり仮名で区別しているようですね。 なるほど。 仰るように今の使い方になるには経緯がありそうですね。ありがとうございます。
- heisenberg
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「じきに」と「すぐに」は、全く同じ意味です。違いはありません。
お礼
ありがとうございます。 では、同じ意味として、どのように使い分けられるのでしょうか? もしくは、なぜ2通り表記の仕方があるのでしょう?
補足
(お礼のつづき) 表記というより、言い方が2通り? ジキニンの場合、「すぐに治ってね。」と言うと、ハッキリ言いすぎのようにも思えます。 (病んでる人へ心的負担が大きいというか。。) 使い分けがあるように思えるのですが。
》 少し調べましたが、1と2では時間が少々違うようです 私はドッチもドッチだと思っているのですが、貴方が調べた結果では、どうだったのですか?
お礼
ありがとうございます。 「すぐに」は即効的 「じきに」は次第に、やがて、じょじょに、だんだん、しばらくしたら、みたいに思えたのですが。
お礼
なんというか、、gekkamuka様の回答文はカッコイイですね。専門書を読んでる気分に浸れました。巧いですね。 「じきに治って♪」と言う言い回しは思わず「他人事だからって、そんな言い方することないじゃん。もうちょっと心配してくれよお~。」と言いたくなるような面白さを感じ今日まで気になってたのでしょう。 ありがとうございます。