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センター古文・漢文について
センター古文漢文の両方を0から勉強しようと思っています。最終的な目標はセンター試験で両科目合わせて失敗しても最低80点は取れるレベルまで持って行きたいです。(古文漢文はセンターのみに使用します)そこで、今の知識の無い状態を0とし、目標を10とした場合に、0から10までのプランを教えていただけませんか?(覚えるところがあればそれも出来るだけ詳細に) 分かる人のプランをまずは10までたどりつけなかったとしても、軌道修正することなく、とりあえず実行してみようとおもっています。よろしくお願いします。
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- 4951snk
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こんにちは。No,1さんのような方の後で若干恐縮しておりますが、応援兼若干の追加情報と言うことでここは一つ。 「マドンナ古文」を購入されたのはお眼が高いと思います。「マドンナ古文 解法」で問題演習もしてみてはいかがでしょうか? 「古文常識」なら、「一目でわかる古文ハンドブック」なんかいかがでしょう?わかりやすく、基礎知識も十分に載っておりますよ。 私もきっちりとした細かい文法や古文常識は必要だと思います。浪人時代、河合塾におりまして河合塾のマーク模試やセンター試験プレテストは当然受けましたが、そう感じました。また、私大模試で国語まで受けてみたことがありました。私大模試の方が問題が易しかったです。その当時のチューターさんも、私大模試の方が問題を易しくしていると言いました。 国立理系は私立文系(中堅レベル)より国語を勉強しないといけないのかという理不尽さを感じました。 ちなみにセンター試験は、「源氏物語」とか有名なものが出やすいとかそういうことはありません。ですから、全訳を読んでおく時間を他の科目に費やした方がいいと思います。 私から見た古文の流れは (1)「マドンナ古文」のようなベースとなる参考書の内容を頭に入れる。 (2)ベースとなる参考書と同じと来方をした問題集形式のもので問題演習をする。 (3)「基礎から学べる入試古文文法 代々木ゼミ方式」で基礎文法の演習をし、古文常識の知識を詰め込む。 (4)「マーク式基礎問題集」(河合出版)など、レベルが易しく、かつ、センター試験の問題傾向と少しでも近い問題集で練習する。 (5)過去問(センター試験なら「黒本」がいいですね。)や模試問題集(黒本>青本>緑本>白本の順で。センターだけなら白本は不要。)をやる。 以上ですね。 ちなみに、漢文ですが、これはNo,1さんが回答なさったとおり、古典文法の知識は欠かせません。 私がみたところ「漢文 ヤマのヤマ」「早覚え 即答法」(共に学研)は、使える内容だと思います。 「漢文 ヤマのヤマ」は、句法や漢字の習得に力を入れてあります。最後に、センター試験の過去問で演習できます。 「漢文 早覚え即答法」は、色々と試験に対応できるような内容となっています。反面、句法や漢字の練習には他の問題集が必要かもしれません。 これらを核にして、「マーク式基礎問題集」(河合出版)や、センター試験の過去問や模試などで問題演習をそれなりにやればすぐです。 がんばって、ご自分の夢を実現できるといいですね。
- sugartea
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#1です。それでは >助動詞・助詞の古文においての使い方がいまいち分かりません。(表を丸暗記してどうなるのかと・・・) 確かにセンター古文では文法問題のウェイトは低いです。ですが、 >「センターレベルの古文ならいらない。あれを使うのは知識問題に偏った出題のある難関私大だけでいい これは誤った認識と思います。センター古文問題の本文そのものの難易度は実は難関私大並です。 従って意味決定の上での要の助動詞、および助詞の理解は必須です。 さらに古文常識は本文把握の上での基礎体力作りです。なんと言っても時によっては千年以上前に書かれた文章を理解するわけですから、出来るだけハンデを少なくする努力は必要です。 例えば「今日課外終わってミスドで時間つぶしてたら彼女からケータイにメール入ってさ。で二人でカラオケ行っちゃった」を仮に千年前の人が聞いてピンと来ると思いますか? ですから、これらをおろそかにする人が本番でがくんと点数を落とすのです。 まず助動詞ですが、表を丸暗記でなくて、意味の違い、接続、活用を全て覚えること。これが正確に理解出来てる出来てないでは文脈把握力は雲泥の差です。 それにこの文法的知識で肝心な時に選択肢を絞る落とし穴がセンター古文では多いです。 例を示しましょう。 「更けぬとも今夜中に(話を)聞くべし」を解釈させる問題。 決め手は「更けぬ」の「ぬ」が何であるかです。 これは助動詞「ず」の連体形か、助動詞「ぬ」の終止形かどちらかですが、下についている助詞「とも」は活用語では終止形につくので、この「ぬ」は完了の助動詞「ぬ」の終止形。これでこの部分を「更けてしまっても」と訳しているものに選択肢を絞れます。 他にも「る」「らる」や「む」、「べし」のように複数の意味を持つ助動詞は意味をどう判定するか。さらに上の例のようにどの語か正確に判定出来るか、は解釈の上で重要ですから、この点でもこうした文法知識は必要です。 それとおすすめ文法参考書ですが、初歩からということなら 「基礎から学べる入試古文文法 代々木ゼミ方式 」か「仲先生の古典文法の基礎と実践」(シグマ)をおすすめしておきます。
- sugartea
- ベストアンサー率44% (43/96)
私は塾で教えている者ですが、これまで私が実施してきた方法を書きます。嫌味に聞こえるかもしれませんが、これを忠実に実行した生徒でセンターで得点率8割を割った生徒はおりません。 1)まずは古典文法。古典文法の参考書(実はどれでも大差ない。自分が実際に見てわかりやすいものを選ぶこと)をじっくり読んで頭に入れる。のっけからきついですが、これをだらだらとやらないこと。 2)古典文法がある程度めどがついたところで、その知識が定着したかどうか、教科書ガイドや参考書に載っている本文を品詞分解をしながら読む。 3)ついで古文はやはり単語です。単語を次々覚えていく。例文が豊富に載っている物がよい。 4)この辺から並行して基礎的な問題集を解いていく。マーク式基礎問題集(河合)あたりの難易度の物を使う。 5)単語のめどがついてきたら、古文常識を身につける。Z会「速読古文常識」がベスト。これを次々と読んでいってもいいし。あるいは本文と並行して辞書のように引いてみることも忘れずに。 6)さらに文章をある程度の量を読む必要があります。やはり古文は語学ですから。「土屋の古文100」とかである程度量をこなす。 7)ここまで来たらセンター過去問の演習。問題集は解説が詳しい河合の黒本をお薦めします。 漢文についてですが、古典文法が基本ですから、これがある程度形をなしてからやること。この意味でも古典文法はだらだらやるべきではありません。 1)まずは句形を覚えていく。河合「漢文句形ドリルと演習」か「センター漢文解法マニュアル」(ブックマン社)当たりがおすすめ。 2)返り点や句形がある程度身に付いたら、もう易しめの演習問題に入ってもいいです。河合の「マーク式基礎問題集」当たりの難易度がいいと思います。 3)さらには漢文は重要漢字ですね。先ほどの「センター漢文解法マニュアル」にある漢字集を片っ端から覚える。これで最終確認です。 4)あとはセンター過去問を解きましょう。 かんたんですが、こんな感じですね。センターの場合これでも満点はきついです。要は満点を取ろうとは思わないことですね。以上ご参考になればと思います。
お礼
それとまた質問でも仕分けないのですが、助動詞・助詞の古文においての使い方がいまいち分かりません。(表を丸暗記してどうなるのかと・・・)それと係り結びと助詞・助動詞の違いもわかりません。さらに上記で勧めて頂いた「古文常識」の本を本屋で幾つか確認したり、本の評価読んでみたりしたのですが、「センターレベルの古文ならいらない。あれを使うのは知識問題に偏った出題のある難関私大だけでいい」とか「それが無くても余裕で40点は超える」などの声が多かったので、必要なのかな?と思いました。実際に手にとってみても、いまいち実践で大いに役立つ知識なのか疑問でした。質問ばかりで申し訳ないのですがよろしくお願いします。
補足
詳しい勉強法を紹介していただいてありがとうございます。この勉強法に感銘を受けました。早速取り掛かってみたいと思います。そこでもう一つお伺いしたいのですが、1)の古典文法の参考書を一つ二つ紹介していただけませんか? 質問ばかりで申し訳ないのですが、よろしくお願いします
補足
ご解答ありがとうございます。やはり古文常識は大切なんですね。早速購入してみます。また助詞の方はどうすればよいですかね?後、私は文法書・単語帳として荻野文子さんの書かれた「マドンナ古文」と「マドンナ古文単語」を購入したのですが、問題は無いですよね?(書店で他の物と見比べた結果一番使いすいと思ったので) それと、源氏物語など、有名な物については、あらかじめ全訳を全て読んでおくと対応しやすいと書いてあったのですが、これはどうでしょうか?(時間に余裕がある人はという意味なのでしょうが)また質問ばかりで申し訳ないのですがよろしくお願いします