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人間ドック、健康診断の必要性
健康診断で「どこも異常はない」と言われた人が、 三ヵ月後には末期の大腸ガンであったことが判明しました。 また、白血病も発症していたようです。 便検査や血液検査を行ったのに、これらの病気を見逃すということはありえるのでしょうか。 血液検査の種類などにもよると思いますが、 血算や生化学の検査は普通に行われているはずだと思います。 また、人間ドックや健康診断を受けることで、事前に病気を発見することができた、という統計はどこにあるのでしょうか。 実際に、ガンの早期発見のため、命が助かったという人はどのくらいいるのでしょうか。 これらの疑問について詳しく書かれている本などがあったら教えていただきたいです。 よろしくお願いします。
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健康診断とは基本的に狭く浅く検査するとお考え下さい。 一言で血液検査といっても何百種類という検査が出来ます。 例えばアレルギー検査だけでおよそ200種類ぐらい調べることが出来ます。 まず大きな範囲での検査をします。 その検査結果が異常高値あるいは低値だった場合にその検査項目の精密検査をします。 始めから精密検査をしても異常がないのにしても意味がありません。 保険点数といって病院が国にお金の請求をしてもなぜ始めから精密検査をするのかということでお金をくれません。 あたりまえですよね。 癌かどうかもわからないのに肺がんの精密検査をしても意味がありませんよね。 まずは癌かどうかを調べてそれからではどこの癌かというようにしなければいけませんよね。 timuniyさんも健康診断を受けたことがあるかと思いますが20項目前後しか検査しませんし、ごく基本的な検査だけですので健康診断の結果だけで全ての病気を否定することは絶対出来ません。 大腸癌や白血病はわからないことがあると思います。 大腸癌は健康診断で検便検査を2日間採取すると思います。 そのときに異常があれば精密検査であるカメラによる検査をすると思います。もっとも誤った採取方法や便検査が異常なければ検査は終了です。 白血病は白血球数や白血球の種類を見ればわかることがあります。 #1の方の補足(回答)です。 >血液検査で白血病を見逃すことはあまりないと思います。 そんなことはありません。白血球数が異常高値、白血球の種類が特に問題なければスルーすることがります。(早期など) >白血球の形みたいなものも、技師の方がみると思います。 見ません。基本的には機械が見ます。機械ですと結果が出るまで約1分。目視(人間)ですと約15分~30分かかります。 基本健診に100人来たらどうしますか? もちろん白血球の種類にも正常値がありますので、明らかにおかしい値でしたらその患者さんの検体に限っては目視で見ます。 >白血病かどうかは白血球の数だけではなく、白血球の形みたいなもので判断していると思います。 その通りです。白血球数が2~3万以上(早期で)時に十万近くまで上昇します。 普段血液中には現れない白血球の種類の細胞が多数見られた場合は白血病や骨髄性の病気を疑います。 ひょっとしたらtimuniyさんの健康診断の項目に白血球の種類を検査する項目がなかったのかもしれません。 #2の方の補足(回答)です。 >レントゲンも必要以上に照射するのも被爆などで白血病を発症して体には良くないとも聞きます。 そんなことはありません。私たちは生きている以上太陽からの被爆を受けています。 レントゲン一枚分の被爆は日本からアメリカまでの飛行機を片道乗る分の被爆量よりも少ないです。 飛行機に乗りませんか?散歩しませんか?日光浴しませんか? ですのでそんなに神経質になる必要はありません。 以上のことから健康診断の結果全てを鵜呑みにして判断することは出来ないと思います。 ここからは、私の個人的な考えです。 人間は40~50歳くらいから大きな病気にかかりやすくなってきます。 この間一度もメンテナンスなしですよね。 機械でこれくらいはまずもたないと思います。機械も精密化してきていますので。 私は人間の体は非常に丈夫に出来ていると思います。 ですが、やはり4、50年もするとがたがきはじめますので、メンテナンスをしてみることをお勧めします。 健康診断はよほどのことがない限り、精密検査が必要と帰ってきても最終的には異常なしで終わってしまいます。 人間ドックをお勧めします。 保険が利かず数万から十数万かかりますが、もし異常がなければ安心感を買ったことになりますし、異常があれば精密検査をしてもらって早期に治してもらえばいいことですので。 手遅れで死ぬと思えば安いものです。 例えば脳ドックでは、先ほどの癌の検査もしますし、CTやMRIで脳の血栓などを調べることができるため、脳出血による死や下半身不随などの後遺症を予防することが出来ます。 巨人の長島監督がそうですよね。 ドックは目的の病気があることを仮定して検査をしますから、すぐに精密検査を行ってくれます。 ただし、すぐするため国からの補助がありません。 ですので、実費で全額患者さんが負担しなければいけません。 体にぼろがき始めた頃は絶対やっておいたほうがいいと思います。 毎年する必要はまったくありませんし、今年脳だったら来年は消化器系、循環器系というように検査したらいいと思います。 病院の規模や一日のドック受診者数、有名な専門医などがいたら調べていってもいいかもしれません。 私の病院では早期発見で助かっている方はけっこういらっしゃいますよ。
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- sylk
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#2です。 データーと言う事で余りいい資料はないのですが、特に癌検診についての必要性や有効性が書かれてます。でも必ずしもいい結果ではないですが正直な内容のように感じました。私自身も通常検診は受診しますがやはり人間ドックは受診してないですね。価格も色々やるとキリがないし通常の人は支払いは躊躇う金額です。元々持病があるので保険が効く精密検査で受診してます。でもね…時々これは失敗では?っと思うこともあります。そんな時は数回検査してやっと解る感じでした。ですから複雑な人間の体を検査するのは難しいのかもしれませんね。でも専門のお医者様かな…言われてるように加齢と共に人間は体内機能は衰えますので金銭的な問題もありますが可能な範囲でもいいから定期健診はしたほうがいいと思いますよ。誰でも死ぬまで一生元気な人は居ないですからね。どんな強い人だって病気や怪我をして体を壊します。健康維持の為にもいいと思います。確かに病気が見つかると怖いのもあるのですがね…
- 参考URL:
- http://canscreen.ncc.go.jp/
人間ドックも健康診断も、病気を発見するよりも「健康か否か」を再確認するためのものと割り切っています。 同じガンでも、十年以上共生し続ける人や発見から数ヶ月で亡くなる人までさまざま。 健康だと自信過剰にならず、気になる症状があれば専門医を受診する、それが病気の早期発見・早期治療への第一歩だと考えます。 健康診断の有病発見率等は、実施主体(市町村、職域等)のまとめた資料をアテにするか、厚生労働省または各都道府県単位等で統計があるはずですが、いかがでしょうか。 病気が見つかって治療ができて完治、この割合は全受診者からみるととても少ないと思いますが、間違いなく助かった人もいるところがミソですね^^; 答えにならず申し訳ありません。
お礼
お礼が遅くなりすみませんでした。 統計があるのですか。知りませんでした。 参考になりました。 ありがとうございました。
- sylk
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定期健診は必要かと言われたら行うほうがいいと思いますが、最近、癌検診で有力だと言われるPETCTでもドクターの読解力がないと病巣を探せないとかレントゲンも必要以上に照射するのも被爆などで白血病を発症して体には良くないとも聞きます。大腸癌も便鮮血検査ならそのときに出血がなkれば見つかりませんし、検診でファイバーを行うところも少ない気がします。血液検査も腫瘍マーカーの検査はしませんし何より体全てを検査してる訳ではなく主要部分なので見落としなどがあるのではないかと思います。私も幾度か癌で再検査して診るドクターで意見が違う。医師免許を持ってても本当に力がある医師を探さないと安心できない気がしました。医療関係もしがらみがありいざ病気になったら本当に協力してくれる医師も中々居ない気がします。纏まりがありませんが、見落としや再発は良くあると聞きます。
お礼
お礼が遅くなりすみませんでした。 PETCTというのは初めて聞きました。 参考になりました。 ありがとうございました。
- bunkiten222
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血液検査で白血病を見逃すことはあまりないと思います、白血球の数も測定すると思いますし、白血球の形みたいなものも、技師の方がみると思います。 白血病かどうかは白血球の数だけではなく、白血球の形みたいなもので判断していると思います。 ガンなどは見つかりにくい場所にある場合、発見が遅れることなどがあることは聞いたことあります。
お礼
お返事が遅れてしまいすみませんでした。 回答ありがとうございました。 参考になりました。
お礼
とても詳しい回答をありがとうございます。 実は最近、私の身内のものが上記の病気で亡くなりました。 その過程を見てきた私の父が、 「健康診断をしても、大腸ガンも白血病も見つけられないのなら検査する意味はないじゃないか。 どうも、人間ドックや健康診断の類は金儲けが目的に思えてならない」 と言い、私自身その父の問いに対する答えが出せませんでした。 父は、会社の健康診断くらいならいいけど、人間ドックのような高額で意味があるかも分からない検査は受ける気はない、と言っています。 病気で死ぬのも運命だと。 その父をなんとか説得して検査を受けるようにしてもらいたいと思い、今回このような質問しました。 私は以前人間ドックで勤務していましたが、たしかに、検査をして良性のガンを見つけてこれだけの人が助かった、という統計は一度も見たことがありません。 実際見落としもたくさんあったようです。 >毎年する必要はまったくありませんし、今年脳だったら来年は消化器系、循環器系というように検査したらいいと思います。 とありますが、何年か一度に検査という頻度でいいのでしょうか。たとえば、今年は脳ドックで来年は胃の内視鏡、その次は肺のらせんCTというような、一年に一部位の検査しかしなかったら、検査をしていなかったところの病気がその1,2年のうちに発生してしまった、ということはないのでしょうか。 具体的に、人間ドックを受けていつどのような病気が見つかり、無事に助かった、というデータが欲しいですが、そんなデータは存在しないのでしょうか。