• ベストアンサー

ルシュカ関節について詳しい方、お願いします。

以前、同じ質問を「生物学」のカテゴリーでしたのですが、 回答が得られなかったので、「医療」のカテゴリーで 質問してみたいと思います。 腰椎にはルシュカ関節がないと聞いたつもりです。 聞いた「つもり」だから本当にそれで合っているのか 分からないのですが、もしそうだったら、 『腰椎だけにルシュカ関節がない理由はなんですか?』 進化の途中でなくなった、とかですか? 専門用語については、あまり詳しくないのですが、 よろしくお願い致します。

質問者が選んだベストアンサー

  • ベストアンサー
  • myachide
  • ベストアンサー率72% (229/317)
回答No.1

大変興味深いご質問で、余り知識がないのですが、書き込みしたくなってしまいました。 腰椎にはご指摘のようにルシュカ関節は存在しません。 ルシュカ関節の役割として知られているのは、頚椎の安定性です。とすると、腰椎には安定性は不要なのか、というと逆です。腰椎の方が負担は大きいです。 そう考えると、ヒトの腰椎にルシュカ関節がない理由として、手がかりになることは、他の脊椎動物の頚椎にルシュカ関節があるのか、また、他の動物の腰椎にはルシュカ関節がないのかどうか、ですよね。そう考えると、以下の4パターンが考えられました。 仮定1.「進化過程において高度なほど、頚椎にルシュカ関節を持っている。(例えば頭部を持ち上げて歩行しない爬虫類にはない)。腰椎にはすべての動物でルシュカ関節を持っているものはない、という場合」 この場合、ルシュカ関節は頭部を持ち上げて生活するようになったため、頚椎を支える必要が生じたために出来た頚椎の形態変化(安定性を得るために出来た補足的な骨突起)と考えられます。そうすると、ヒトの腰椎にないのは、まだ出来ていないのであり、このまま二足歩行を何万年か続けいていると腰椎にもルシュカ関節が出来るかも。 仮定2.「進化過程に関係なく、頚椎にはルシュカ関節があり、腰椎にはルシュカ関節がないという場合」 この場合、頚椎の発生に理由があるのかも知れません。よくわかりません。 仮定3.「進化過程の原始的なものほど、脊椎全体にルシュカ関節があるが、高度になるほど、ルシュカ関節は小さくなり、ヒトでは頚椎のみに見られるという場合」 脊椎の可動性が優先されるためにルシュカ関節がなくなっていっている途中。このまま何万年か後にはヒトの頚椎にはルシュカ関節はなくなっているかも。 仮定4.「ルシュカ関節がヒトの頚椎のみにある場合」 ヒトの頭部が重くなったために出来たヒト特有の形態変化。 こんなところでしか考えつきませんが、他に知識がありませんもので、すいません。何かおもしろい考えがあれば教えてください。私は仮定1が夢があっておもしろいと思ったのですが。

noname#17487
質問者

お礼

 回答して頂き、ありがとうございました。  とても、丁寧に説明してもらい、私が思い付かなかった事まで 考えていて、スゴイと思います。  私はそれほど真面目にも考えていなかったのですが、 進化するにつれて尾てい骨がなくなって来た様に、ルシュカ関節も 進化するにつれてなくなるのかなぁなどという仮定3に近い事を 思っていました。  仮定1や仮定4は思い付きませんでした。仮定1は面白い考えですね。  参考にしたいと思います。どうもありがとうございました。

関連するQ&A

専門家に質問してみよう