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両親に感謝したい。
40歳の独身の男性です。 子供の頃、両親が新興宗教に入っていて、いつも信仰を強制されました(特に父親)。やらないと、父親から「罰があたるぞ!」、「家を出て行け!」と脅されました。 子供は4人もいるのに、父は宗教活動に精を費やしていたので、家庭はなおざり、いつも家は貧乏でした。姉2人と兄は勉強が出来なくて、不登校になり、高校にも行ってません。また、母は病弱で入退院を繰り返していました。 当然、子供たちは父親のことが嫌いになり、成長したら、父の元を離れました。それから、父はもう亡くなりましたが、さびしい老後を過ごしたようです。 今でも実家には母が一人で住んでいますが、家に電話をすると、「信仰をしろ!罰があたるぞ!」と決まり文句しか言わないので、母に会いたいという気にもなれません。 自分は大学で心理学を勉強しましたが、両親に対してコンプレックスを持っていると、対人関係がうまく行かないそうです。特に私は歳が上の男性に対して、いつも反発心を持ってしまいます。また、この歳でいまだに独身なのも、母親にコンプレックスが関係していると思います。 心理療法の「内観」などもやり、多少の効果はあったと思うのですが、まあまあでした。 いつか、両親に感謝出来るようになりたいと思っております。アドバイスをいただけたら、幸です。
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はじめに、私はどの宗教にも所属しておりません。 創価学会をはじめ、強引な勧誘をする宗教は大変遺憾ですね。 宗教の信仰心は人から強制されるものでは絶対にありません。 民主主義国家で言論の自由、思想の自由は保障され、無論、誰がどのような思想を持つのも人の勝手ですが、それを人に執拗に押し付けるような行為だけは断じて許し難い行為です。 自分が信仰し他人に良かれと思い勧誘しているのでしょうが、余計なおせっかいです。「信仰しないと罰が当たる。」←あぁそうですかと・・・。 私は、例えば親が新興宗教に入り、子に嫌がっても尚執拗に宗教の教えを守れ、入信しろと生涯言われ続けるのであれば親子の縁をこちらから切るでしょう。 人様の親御さんをどうこう言いたくありませんが、やってる事は今の悪評高い創価学会の活動や貴方様の親御さんの宗教も含め正常ではありません。家庭を犠牲にしても強引に勧誘し家族を犠牲にするような宗教は糞食らえです。
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- dinthed17
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若輩者ですが感じたことを書かせていただきます。 親にとっての幸せとは子供が幸せな生活を送ることを主眼にすべきです。しかしながら、ご質問者さまの親御さんは子育てのための努力を宗教への信仰に置き換えて間違った方向で努力をされてしまったのでしょう。 恵まれない環境にありながらもご両親へ感謝をしたいというお気持ちを持たれているところが、とても素敵な方だとお察しします。残念ながら母親と分かり合うことは難しいかと思いますが、今の優しい気持ちを持ち続けることで十分ではないでしょうか。 本来の宗教というのは誤った道へ進もうとしている人を正しい道へ導くものだと考えています。日本には道徳という基本的考えがあるために大きく道を外れる人が比較的少なく、そのために宗教があまり必要とされていません。 信仰をしないと地獄へ落ちるというのは宗教の教えとしては完全におかしいですね。某占い師の決め台詞でもありますが、最も信用なら無い言葉です。善人は天国へ、悪人はより天国へが本来宗教のあるべき形です。
お礼
暖かいお返事ありがとうございました。 「子育てのための努力を宗教への信仰に置き換えて間違った方向で努力をされてしまったのでしょう。」というのはその通りですね。どんな親だって、自分の子供に悪いことを勧めたいと思うわけがない。自分が正しいと思ったから子供に勧めたわけだし、またやめたら本当に罰が当たると信じて心配していたのでしょう。 父親と息子の場合は多分に「ライバル関係」があります。私と父はどちらが正しいか競っている感じでした。しかし、私の父は子供たちに嫌われて、最期は自殺してしまいました。彼の宗教では自殺は大罪であり、この勝負は私の「勝ち」となってしまったのです。お互いに見栄を張っているので、悩んでいても打ち明けられなかった。父親と息子というのは因果な関係ですね。 母親については、正に愛情だけの人。父親が死んでからますます信仰が過激になって来ていますが、いつかは分かり合えるような気がします。 それでは、本当にありがとうございました。
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お礼
力強いお返事ありがとうございました。 私も何が良くて、何が悪いのかまだ良く分かっていないのですが、とりあえず「信仰を人に強制するのは良くない。」というのは間違いのない真理ですね。 戦後生れの世代の場合、宗教や言論の自由は絶対に保障されなければならないことは学校で教わっています。しかし、私の父親も母親も戦前の生まれで「親の言うことは絶対」という感じです。また、教育もあまり受けていないので、いくら話してもそういう概念を理解してくれません。世代間のギャップもあるようです。 ただし、親というのはやはり、大切にしなければいけないというのは、時代を越えた真理のようです。私も「お母さんが何を信じるのも自由だけど、人には絶対に強制しないで。」というスタンスで母親に接して行きたいと思います。 本当に良いアドバイスをありがとうございました。
補足
garu2さん、 実は4人兄弟の中で、長女だけはまだ両親の宗教を信じており、たまに電話がかかって来て、戻るように説得して来ます。姉とも仲良くしたいのですが、これがネックで出来ません。 しかし、garu2さんのおっしゃる通り「人に宗教を押し付けてはいけないんだ。」というポリシーは明確にして、この大原則に則って、姉とは付き合って行きたいと思います。もう変な妥協はしません。間違っているものは間違っているとしてはっきり言い、それ以外の点で共感が出来る点があれば、それを大事にしたいと思います。 重ね重ね、アドバイスありがとうございました。