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帯電した不導体の中の電荷の散らばり方について、、

導体が帯電すると、電荷は互いに反発しあい、導体表面に沿って電荷が現れます。 不導体が帯電した場合はどうなるのでしょうか? たとえば不導体のある場所Aが負に帯電したとします。 導体であれば、負の電荷は不導体の表面全体にひろがりますが、不導体の場合も表面全体に広がるのでしょうか? 私の考えでは、最初に帯電したAのあたりのみが帯電し、電荷はその場で互いに反発(斥力によって)しあっても、導体中のように、自由に広がっては行かないように思えます。実際はどうなのでしょうか? プラスチックや、乾燥した木片のある場所に帯電させると、電荷の散らばりはどのようになるのでしょうか? 専門的知識のある方のご回答をお待ちしています。

みんなの回答

  • sanori
  • ベストアンサー率48% (5664/11798)
回答No.2

液晶ディスプレイにおいて、液晶と直接接する「配向膜」と呼ばれる、非常に薄い有機膜があります。 液晶分子は、TFTスイッチを通して「コンデンサ」に蓄えられた、映像信号電圧の電荷により、共通電極(対向電極)との電位差が決まります。 液晶分子は誘電異方性という性質を持っており、前記の電位差によって、分子の長手方向の向きを変え、それによって階調を表現します。 (液晶層は一種のバネなので、電圧がかかるにしたがって、徐々に分子の向きを変えるのです。) さて、 配向膜に、イオン性の汚染が吸着すると、イオンが前記電位差にオフセット(関数で言えば「切片」)を与えることになります。 つまり、その付近の液晶分子の向きのが他の部分と変わり、したがって、その部分の画素の階調が変わってしまい、その結果、色や階調の異常、ムラと言った現象(不良)が発生します。 異常・ムラの面積は、色々あり、数cm程度のものもあれば、数mmのものもあります。 これが何を意味するかというと、 「固定電荷が、有機膜全体、若しくは、有機膜表面全体に均一に散らばらないケースは、少なくとも一例は存在する」 ということになります。 人間の視覚の色差認識能力は非常に精密です。 その視覚性能を生かして、「ムラ」という現象で電荷有無の判断が出来るので、いわば、液晶ディスプレイという装置は、 「非常に高感度の、(有機膜の)電荷分布異常の検出装置」 であるとも言えます。

  • kan3
  • ベストアンサー率13% (480/3514)
回答No.1

ばらついていたと思います。 ※住友3M・静電気対策の訪問講習で実験しましたが・・。

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