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日本のエリート養成システムには根本的な欠陥が有るのではないでしょうか?

第二次大戦末期、日本軍は人間爆弾「桜花」を使いました。「桜花」は爆弾に操縦装置と申し訳程度の小さなロケットが付いたものです。そのロケットも敵艦の上空から落とすのなら不要でした。「桜花」の製造に技術的な難しさは何も無く、作ろうと思えば第二次大戦初期から製造可能でした。 どうせ「桜花」を使うなら、敗北が決定的になった戦争末期になってから使うより、もっと早く、例えば真珠湾攻撃から使った方が、より少ない犠牲で、より大きな戦果を上げられたでしょう。 なぜ、当時の軍首脳エリート達は、こんな単純な、サルでも分かるような事が分からなかったのでしょうか? それとも、当時の軍首脳エリート達はサルにも劣る人達だったのでしょうか? しかし、当時、軍首脳エリートになるには、今の東大に入学するより難しい試験に合格する必要があったそうです。もっとも、現在でも、東大出の政治家が、つまらない事で大恥じを掻いたりしてますから、難しい試験に合格したから頭が良いとは限りませんが、何か、日本のエリート養成システムには根本的な欠陥が有るのではないでしょうか?

  • 政治
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  • ベストアンサー
  • nagarjuna
  • ベストアンサー率36% (36/100)
回答No.3

まず辞書的定義から 【エリート(仏)】社会や集団で、指導的、支配的役割を受け持つ層。選良。 質問者様の最初の部分は軍閥のエリートで、あとの部分は近現代における様々な分野のエリート全体を指していると思われます。 軍閥エリートであろうが、政治エリートであろうが、官僚エリートであろうが、エリートというものは養成して作られるものであり、エリートになろうとする人は一定の組織で安定した地位を保つことを目的とするので、その思考の硬直化、性格の保身化は免れません。端的に言えば 「エリートの腐敗は免れない」 のです。どんな優れたエリート養成システムを作ってもエリートは必ず保守化、硬直化、腐敗化します。しかしエリートに頼らなければ国家というものは運営できないので、そこに普遍的なジレンマがあるのです。

goodjapanese
質問者

お礼

ありがとうございました。

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  • buck
  • ベストアンサー率14% (97/678)
回答No.6

訂正です。 誤 などというものを発想すたかったかららといってサルより劣るとは言えません。 正 などというものを発想しなかったかららといってサルより劣るとは言えません。

goodjapanese
質問者

お礼

ありがとうございました。

  • buck
  • ベストアンサー率14% (97/678)
回答No.5

>どうせ「桜花」を使うなら、敗北が決定的になった戦争末期になってから使うより、もっと早く、例えば真珠湾攻撃から使った方が、より少ない犠牲で、より大きな戦果を上げられたでしょう。 >なぜ、当時の軍首脳エリート達は、こんな単純な、サルでも分かるような事が分からなかったのでしょうか? この認識がそもそも間違っています。 特攻などいうものは、統帥の邪道です。 戦争初期、敵より優秀な飛行機あり、優れた技量を持った搭乗員が存在した状態で、桜花などというものを発想すたかったかららといってサルより劣るとは言えません。

goodjapanese
質問者

お礼

ありがとうございました。 一般に軍人は自爆兵器と核兵器に思考停止か拒否反応を起こします。 それは、これら二つの兵器には有効な対策が無く、彼らが長年にわたって勉強してきた事が無になってしまうからです。 しかし、だからといって、そのような事は考えもしないでは責任の放棄であり、職務怠慢と言われても仕方が無いでしょう。 戦争に負けた後で、戦争に負けたのは、相手が、核兵器や自爆攻撃などの反則技を使ったからで、ルールを守って戦った我々は悪くないのだと言ったところで通用するはずが有りません。戦争はスポーツの試合では無いのですから。

  • nagarjuna
  • ベストアンサー率36% (36/100)
回答No.4

帝国海軍のエリート思考の硬直性に関するならば、特攻兵器の問題よりも 「大艦巨砲主義」と「航空機動主義」の対立 の方が問題だと思います。赤城、加賀、翔鶴、瑞鶴、飛龍、蒼龍の6隻の高速空母が真珠湾に向かっている最中に、戦艦大和の最終仕上げをしていた訳です。大和と武蔵を作るのを止めて、空母にすれば飛龍級の中型空母(エンタープライズに匹敵)があと5、6隻くらい建造できたでしょう。 しかし日本海海戦以来、帝国海軍は基本的に戦艦による艦隊決戦を主軸にしてエリート教育がなされていましたので、海軍全体が、山本五十六のような航空機動主義に転換するのは、とても容易なことではありませんでした。 逆に米国の場合、真珠湾で主な戦艦が全部沈められてしまったので、いやがおうにも生き残った空母による航空機動主義に転換せざるを得ませんでした。そして米国は真珠湾攻撃で、日本海軍による航空機動戦力の威力を見せ付けられたので、その効果を一番理解しました。そこで空母を中心とする航空艦隊と海兵隊の共同作戦による機動力のある海軍を再構築することが可能になった訳です。 皮肉なことに山本の航空機動主義は、米海軍に受け継がれた訳です。 特攻戦術は、空母も何も失った海軍が「精神力」頼るしかない自暴自棄的なものですから、エリート養成の話題以前の問題だと考えます。

goodjapanese
質問者

お礼

ありがとうございました。 一般に軍人は自爆兵器と核兵器に思考停止か拒否反応を起こします。 それは、これら二つの兵器には有効な対策が無く、彼らが長年にわたって勉強してきた事が無になってしまうからです。 しかし、だからといって、そのような事は考えもしないでは責任の放棄であり、職務怠慢と言われても仕方が無いでしょう。 戦争に負けた後で、戦争に負けたのは、相手が、核兵器や自爆攻撃などの反則技を使ったからで、ルールを守って戦った我々は悪くないのだと言ったところで通用するはずが有りません。戦争はスポーツの試合では無いのですから。

  • ipa222
  • ベストアンサー率20% (903/4455)
回答No.2

桜花や橘花などのロケット推進技術は、ドイツの技術を利用しているはずですが。。 大戦初期ではロケット推進は不可能だったと思いますよ。 大戦初期にも特攻兵器はありました。 特殊潜行艇です。真珠湾やオーストラリアで使いました。 戦果はありませんでしたが。 特攻は、戦果としてはほとんど0に等しい結果しか残せていません。 戦果と言えば、精神異常者を続出させたくらいですね。沖縄戦で。 ですから、軍のエリートは、大戦初期から特攻を行い、終盤で猛烈に行うという意味では質問者さんと発想は近かったと思いますよ。 ちなみに沖縄戦で海軍が猛烈な特攻を行ったのは、戦果を期待してのことではありません。本土決戦を主張する陸軍に対抗して、海軍は本土決戦前に降伏したかったのです。そのためにありったけの兵器をすり潰すことを目的に、ありとあらゆる航空兵器、木造のモーターボート、大和などで特攻をしました。 戦後の日本には満足なエリート教育はされていません。 東京大学はエリート養成を目的とした学校ではありません。 公務員という利権階層をつくるためであって、能力のあるエリートを養成するだけの教育は行われていませんね。 戦時中の軍の教育は狂っていました。今と同じように。 ガダルカナルなど、南方のジャングルでアメリカと飢えと闘っているのに、陸軍参謀養成の授業では、昔ながらの対ソ戦の机上演習をやっているのです。雪の満洲平野で大軍同士が一騎打ちするという想定です。 おかしいのではないかと疑問を投げかけたのは、卒業式に視察した天皇ただ一人だったようですね。その直後に一斉に変わったようですが。 そうした日本の非現実的な組織構造は、公務員社会だけでなく、民間の大企業にも見られます。 裸の王様ですね。

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質問者

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ありがとうございました。

  • cse_ri2
  • ベストアンサー率25% (830/3287)
回答No.1

日本でエリートと呼ばれる人は、結局『官僚』なんですよね。 天才ではなく、秀才をエリートと呼んでいたのです。 ですので、型にはまった秀才は養成できるのですが、大人数を束ねるリーダーや 時代の先駆者は、秀才養成の教育システムからはなかなか生まれてきません。 最近になって、日本の政治・経済界はようやくリーダー育成の必要性に気づいた ようです。トヨタが中心のようですが、一部でリーダー育成の教育が始まっています。 参考: 『4・8開校 海陽のかたち』  http://chubu.yomiuri.co.jp/tokushu/kaiyou/ 『麻生太郎事務所』-東京大学新聞のインタビュー  http://www.aso-taro.jp/newspaper/030520.html

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質問者

お礼

ありがとうございました。

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