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自作油圧プレスのような物?

今、鍛造刃物にはまっているのですが熱した鉄(800℃~1000℃)を押し伸ばせるような油圧プレスのような物を自分で作れないかな~~~~と困っています。 現在は、昔ながらの手ハンマーで頑張っているのですが効率が悪い上に騒音も激しいので出来れば押しつぶすようにしたいです。 市販の油圧プレスは値段がチョット・・(手が出ません) あと鍛造に使えるかどうかも分からないので(分かる方いたら教えてください) ホームセンターなどで売っている素材で油圧プレスの代わりになるようなものはないでしょうか? 例えば、長くて太い鉄骨をコンパスのようにつなげて片方を下に置きもう片方の端のほうにぶら下がれば根元の部分には相当な力が加わりますよね。   こんな感じで何でもいいので思いついたら教えてください。 車の油圧ジャッキを逆さまにしても大丈夫なのかな? 鍛造で使う押しつぶす面積は7×7cm位あれば十分です最悪5×5でも大丈夫です。 押しつぶす力は何トンあればいいのかよくわからないので、(20t前後かな?熱した鉄は軟らかいのでそんなに要らないのか?たぶん素材の大きさによっても変わって来る)素材に使う鉄は長さ10センチ、幅2cm、厚さ2cmです。(炭素鋼) この素材を3倍の長さに引き伸ばすのにハンマーだと 3時間くらい掛かってしまいます。 何かいい案がありましたらお願いします。

質問者が選んだベストアンサー

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  • Ivane
  • ベストアンサー率73% (141/193)
回答No.11

toro321さん。toro321のご回答は以前から見ていますが、かなり私の参考になっています。貴殿は立派な専門家だと思う。 だが私自信はこのサイト上での私の持つ「説明能力」の上で専門家を名乗るのが適切かどうか、自分自身に疑問に感じるので経験者として断りをいれて居るしだいです。 No.10についても理解できます。ただ、私についたお礼、補足も見ていただきたい。 >銃刀法がなぜ問題になるのかわかりません。 おっしゃる通りなんです。私もそう思うのですが。 私は各地の職人の廃業、伝統技法の消滅を考えると、鋼の小口販売はやむをえないと思う。 しかし鋼材の業界の慢性的な問題・・・卸先の鋼材商に、刃物になりうる鋼材の小口販売を自主規制してくれという働きかけがあるんです。ネット上での刃物材料の流通、小ロ販売の増加をけん制してるんでしょう。自動車のスプリングを個人に譲渡することを昭和の時代に規制したのと同様のことがあるんです。また、個人向けには炭素鋼の角、平角、板で最長でも300mm未満にカット販売で理解を得ている鋼材商が増えつつあるわけです(日本刀を作りにくいスケール)。お上からすれば銃刀法の運用する機関が管理しやすくするためなんでしょうけど。最近は製品の多様化で、包丁、ナイフと言う定義が形状、性能から推定するのが困難な物、グレーな物が増えているのです。銃同様に、家庭でもあらゆる刃物を金庫から出し入れしろと言う原理主義的な結果にはならないとは思いますが、更なる厳しい政令が出る可能性ほ必至です。最新の、つまり現時点では、法を運用する側の理由でこう言わざるを得ない事情を理解して頂きたい。 >小さい圧力でも可能だと思いますけど 加工履歴に鋭敏な刃物鋼を反復的な加熱をすると、度重なるの温度の昇降で鋼の組織の不均一化、またクロムが介在した場合は偏析が問題になるのでは・・・加熱とプレスを複数回反復するのは薦めるべきか疑問を感じました。素材が100×20×20mmで質量が小さいのでダイスに熱を奪われて、熱間加工の適切な温度粋を脱する・・・ダイスとの接触面の焼き入れ的な硬化や、低温域での加工が鋼の履歴に問題を与えるのではないか、とくに薄い刃体としての機能に影響が無いかと心配しました。 柄と刃体を一本の鋼材から製造した耐衝撃性、耐摩耗性が高い三徳包丁が近年流行ですね。今までは複数回のプレスが鋼にストレスを与えないと言うコンセンサスが熱処理、熱間加工のカテにあったんですが、実際は靭性が悪くなったんです。そこで角材からこの刃体を熱間プレスする際、プレス回数を2回程度に抑えた方が性能が向上する・・・フローラインの断裂が無い、鋼の組成を悪化させないと言う事が結果から導き出されたんです。で、廉価で大型のプレス機や鍛造ロールが零細企業や海外の工場に導入されたわけです。 しかいお礼・補足蘭をご覧になればわかりますが、ダマスカス鋼を作るとあるんです。これは低炭素鋼と高炭素鋼の積層鋼なんです。これを、「自家製造する」と言うのですから。質問者さんは、酸化的雰囲気が心配な(酸素分圧のコントロールがネガティブ)火床や、簡易的な電気炉を使用しているのではないかと想定しました。 ○そこでプレスに固執せず、鍛接、鍛錬が可能な古典的なスプリングハンマーでの(ダイスや金型を使用しない)自由鍛造が一般的ではないかと考えました・・・コスト等を考え、個人で導入するなり製作できる加工装置ではないかと思ったんです。 私信申し訳ないです。(質問者さんも意図を汲んでいただければ)

pqbdpq
質問者

お礼

こんなに色々な回答がよせられて思いもよらない収穫です。(質問とは別で) スプリングハンマーが使えれば何の問題も無いのですが、騒音はさらに激しくなるのは確定です。 自分の望んでいる効果を得られるプレスを購入しようと考えたら数十万円では足り無そうなきがしてきました。 それなら、どこか誰もいない山小屋を借りてスプリングハンマーを導入して鍛冶作業をしたほうが気も使わず金も使わず一石二鳥なような気がします。 何度も回答ありがとうございました。

その他の回答 (12)

  • gsx-r
  • ベストアンサー率37% (107/286)
回答No.2

>長さ10センチ、幅2cm、厚さ2cmです。(炭素鋼) この素材を3倍の長さに引き伸ばす 刀身30cm前後の焼入れ刃物,これって場合によっては銃刀法違反になりませんか?

pqbdpq
質問者

お礼

刀、太刀、剣、槍、なぎなた、あいくち・・などは刃渡り15cm未満という条件はありますが、 私の作っているものは(『一般刃物』、包丁、ナイフ、鉈、鋏など)でして、長さの規定はありません。 銃刀法は、ほぼ完全マスターしているつもりです。 一般適な鍛冶屋さんは何か許可などを取って営業しているわけではないので(刀匠は除く)刃渡り30センチや50センチの包丁などを作っている鍛冶屋さんは困ってしまいます。 皆さん(刃物=厳しい法律)と思い込んでいますが、 しっかりと銃刀法や軽犯罪法を把握していればそんなに問題ないと思います。

  • walkingdic
  • ベストアンサー率47% (4589/9644)
回答No.1

大体鍛造プレスは数百トンの能力ですから範囲がご質問のように狭ければ3トン程度の車用の油圧ジャッキでも可能ではないかと思います。 で逆さでは使いにくいですから、横から見て口の形の構造物にジャッキを挿入して、ジャッキに置いた鉄板と、口の上面部分の間に試料を置いてサンドイッチして圧力を掛けるという方法が簡単かと思います。 ただ問題はその口の形の構造物の強度ですね。相当分厚い鉄板の箱型で挿入口のみ開いたものを作るか、鉄筋コンクリートで独自に作るのか....

pqbdpq
質問者

お礼

油圧ジャッキをホームセンターに見に行ったのですが、押しつぶすまでは想像できたのですが、その後戻らなくなるでは?車に使う場合は車の重みで元に戻るんですよね?(ホームセンターで最大まで伸ばしたジャッキが戻らなくなったのでそのまま帰ってきました) よく考えると車の油圧ジャッキでは押しつぶすまでに時間が掛かりすぎてしまい、その間に鉄の温度が冷めてしまいそうです。 ありがとうございました。

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