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英語の曜日が北欧神話の神で統一されていないわけ

なぜ英語の曜日は北欧神話(Frig, Woden, Tiw, Thor)とローマ神話(サトゥルヌス神)がごっちゃなのですか? 北欧神話で統一されていないのが不思議です。

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noname#118466
noname#118466
回答No.2

一言で流れを示せば週の概念がバビロニア→ユダヤ教→ギリシャ神話→ローマ神話→キリスト教、やがてローマ人経由ヨーロッパへと説明されています。 カトリック信仰の厚いイタリア、スペイン、フランスではローマ式を基礎に今日のような曜日に発展し、ポルトガルや東ヨーロッパの国の一部にはローマ式がほとんど変化せず残されたといわれます(特徴は 土、日以外を数字で呼ぶこと) ゲルマンの土地をローマ人が直接支配することは出来なかったので、後年ゲルマン諸族が週の概念を取り入れたとき(キリスト教徒になったとき)土、日以外をローマ神話に該当する彼らの神の名前に変えたといわれます。ローマ人は曜日を太陽の日(現在の日曜)月の日などと呼びましたが(キリスト教化以前)これらの名は遠くバビロニアで生まれた神の名がローマ式に変わったものといわれます。 ラテン式(ローマ式)とゲルマン式の名前だけ見ると異なっていますが週の概念と命名法は統一されています。なお、土曜はユダヤ教の安息の日(今日の金曜日の日没から翌日の日没まで)の呼び名Sabbathが語源です。日曜はキリスト教がローマ帝国で認められたとき、ユダヤ教の安息日(今日の土曜日)とは別にキリスト教としての主の日を設けたためです。つまり、キリストの復活の日を日曜としています。古い形を保つ ポルトガル語では安息日(Sabbath)の翌日(第1日目)が主の日となったため、週の第一日目(新しい安息日、つまり日曜の翌日)が昔どおりに第2曜日と呼ばれます。

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  • merlionXX
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回答No.1

各曜日の成り立ちは、次のように考えられています。 SundayとMondayは、sun(太陽)とmoon(月)からきています。 Tuesdayは、北欧神話に出てくる軍神Tyr(チュール)にちなんでいます。Tyrとはローマ神話の軍神Marsに相当しているからです。Marsは惑星では火星です。 Wednesdayは、北欧神話の最高神Woden(ウォーデン)が由来です。Wodenはローマ神話ではMercury(水星)です。 Thursdayは、北欧神話の雷神でもあり農業神でもあるThor(トール)からきています。Thorはローマ神話のJupiter(木星)に相当します。 Fridayは、北欧神話の愛と結婚の女神Frigg(フリッグ)からきています。このFriggはWodenの妻でWodenはTyrの父という関係。ローマ神話ではVenus(金星)に相当します。 Saturdayだけは、北欧神話を通らず、ローマ神話の農耕の神Saturnus(サチュルヌス)から直接きているとされています。 アングロ・サクソン人はゲルマン民族の一派です。神話は当然ゲルマン神話、すなわち北欧神話です。つまり英語の曜日名の一部は北欧神話に該当する神がいた場合、ギリシア・ローマ神話から北欧神話へ翻訳されていたのです。