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脱水剤について

脱水剤にはシリカゲル、塩化カルシウム、五酸化ニリンなどがありますが、どれが一番脱水作用があるのでしょうか?五酸化ニリンは肌に触れると危険だと本に書いてあったので、一番強力なのでは、と考えていますが正確なことが分かりません。教えて頂きたいです。

  • 化学
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noname#62864
noname#62864
回答No.4

No.1です。 一般の方にはあまり馴染みがないかもしれませんが、化学実験室で用いる脱水剤の中でもっとも強力なものは、モレキュラーシーブ(分子ふるい)と呼ばれる合成ゼオライトだと思います。 気体の乾燥にはそのまま用いればよいですし、有機溶媒などの液体の乾燥には、その液体に沈めればOKです。 取り扱いは、シリカゲル以上に簡単で、化学的にも安定でほとんど無害といえるでしょう。シリカゲルがガラスに準じるのであれば、モレキュラーシーブは土に準じるともいえます。 たしか、洗濯用の洗剤にも添加されていたように思います(もちろん脱水のためではありませんが)。

参考URL:
http://www.cosmobio.co.jp/product/product_MEK_20041026_08.asp
zz2525
質問者

お礼

モレキュラーシーブスは聞いたことがありましたが、すばらしい性能ですね。参考になりました。ありがとうございます。

その他の回答 (3)

noname#160321
noname#160321
回答No.3

>シリカゲル、塩化カルシウム、五酸化ニリン そもそも使い方が違います。 デシケータで使うなら既に出ているお答えの通りでしょうが、 シリカゲル:型くずれがしない。毒性がない。捨てるとき「ガラス」に準じる。 塩化カルシウム:有機相に入れて振る、水が多すぎると溶けてしまう。このような場合は硫酸マグネシウムを使うと良い。 五酸化二燐:もっぱらデシケータで使うが、表面がすぐポリリン酸で覆われるので、頻繁にかき混ぜるか、グラスウ-ルに担持して使うが後処理が面倒だ。ガラスビ-ズと混ぜてガス乾燥にも使えるが、後ろにKOHやNaOHの保護管を付けた方が良い。

zz2525
質問者

お礼

詳しい回答ありがとうございます。 取り扱いについて、もっと勉強したいと思います。

  • nopopon2
  • ベストアンサー率39% (13/33)
回答No.2

シリカゲルがありますので、気体の乾燥の倍意図してご返答します。 「続 実験を安全に行うために、化学同仁)では 室温の空気1L中に残る水の量(mg)は、 シリカゲル 0.5~0.003 五酸化二リン <2*10-5 塩化カルシウム 1.5 です。 この中では五酸化二リンです。 液体の乾燥では、1g当りの脱水能力(g/)は Na2SO4 1.3 MgSO4 1.0 塩化カルシウム 1.0 酸化カルシウム 0.3 五酸化二リン 0.4 などがあります。 但し、液体の場合、液体と乾燥剤の愛称がありますので、注意してください。

zz2525
質問者

お礼

大変参考になりました。気体の乾燥の場合を考えておりましたので、五酸化ニリンが最も強力なのですね。 「続 実験を安全に行うために」も参考にしたいと思います。

noname#62864
noname#62864
回答No.1

これらの中ではシリカゲルでしょう。 化学的にも安定で扱いやすいと思います。 ただ、難点としては脱水の速度が遅いことと、脱水できる量が少ないことでしょう。

zz2525
質問者

お礼

あつかいやすいのは、やはりシリカゲルですね。 ありがとうございました。

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