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どの乾燥剤がいつ使えるんですか?

・酸性 ・中性       乾燥剤 ・塩基性 の違いや、 受験に出るのは ・濃硫酸 ・十酸化四リン ・塩化カルシウム ・ソーダ石灰 ・酸化カルシウム くらいでいいんですかね? がありますよね? その中でも十酸化四リンはよくて濃硫酸がダメなときとかありますよね? このあたりのどれなら使っていいのかという判断ができないので、 判断基準を教えてください!

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  • phosphole
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回答No.1

水酸化ナトリウムや水酸化カリウムもでるかもしれません。 普通は塩基性化合物(アミンなど)の乾燥に使いますが、分解して揮発性の酸(塩化水素など)を発生しうる固体の乾燥に使うこともあります。 濃硫酸とP4O10の使い分けですが、固体・液体に関らず、中性~酸性の化合物を乾燥する際にはP4O10は極めて強力です。 ただ、水と激しく反応するため、大量の水を含むサンプルにいきなり使うと危険ですし、すぐに反応してしまって乾燥しきれません。 ※水にP4O10を加えると強烈な反応が起きます。濃硫酸に水を入れてはダメ、と習っていると思いますが、その比ではありません。 このような場合はより穏和な乾燥剤(塩化カルシウムや濃硫酸)であらかじめ大部分の水を除去した上で、P4O10を用います。 基本的には、乾燥剤の酸性・塩基性でまず判断してください。 酸性なら酸性~中性の物質、塩基性なら塩基性~中性の物質です。 ただし、上で書いた水酸化ナトリウムなどのように、ごくまれに逆パターンが推奨されることもあります。 シリカゲルというのも出てくるかもしれません。 乾燥剤としては、一般の方も使うので、一番なじみがあるものと思います。 基本的には酸性~塩基性いずれでも使えますが(厳密にいうとシリカゲルは酸性だが)、乾燥力は弱いです。他の強力な乾燥剤の補助として使うのが一般的でしょう。たとえば、気体を乾燥する際に、P4O10の前にシリカゲルを通して水を概ね除く、など。

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