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国会・内閣の基礎知識!?
未だによくわからないのですが、内閣には衆議院と参議院があり衆議院の中には小泉首相の自民党や保守党などがありますよね??そして野党、与党というのは何の全体のことをいうのでしょうか?自民とうは与党?という問題ではないのでしょうか?野与党と衆議院参議院がどう構成されているのですか? また選挙で議席とよくでてきますよね?この議席130とかは、その選挙人もしくは政党に認めた人つまり賛成した人のことなのでしょうか? すいませんわからないので、簡単に教えてください。
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>衆議院参議院両方にそれぞれ与野党が存在すると解釈したのですが間違っていますか? いいえ、間違っていません。そのとおりです。 例で言えば、前に回答した中に出てきた家族のような家が、2軒並んでいる、とイメージしてくださればいいでしょう。
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- 110119117
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補足を拝見しました。再びお答えします。 1)国会の政治を主にやっているのが与党で、それに反対というか意見をする形が野党ですよね? そうですね。ただ、この場合「国会の政治」というより、「国の政治」といったほうがいいかもしれません。「国会」というのはあくまでも、永田町にあるあのでっかい建物をいうので・・・。 2)その野与党の中に、衆議院参議院があるというわけではないのですか? それはちょっと違います。前にお答えしたときに書いたとおり、国会と与党・野党は別なので・・・。国会と与党・野党の関係についてすこし混乱されているようなので以下に、そのちょっと複雑な関係を整理します。 まず「国会」というのはものすごく単純化すると、東京の千代田区にあるあのでっかい建物(「国会議事堂」ですね)を言います。質問者様もインターネットが使える環境にあるということは、きっと屋根のあるお家に暮らしていると思いますが、その「お家」に当たるのが「国会」と考え、まずこれを頭において置いてください。 次に、与党・野党というのは、「国会議員さんの集団」を政治を行えるか・行えないかで分けたものを言います。ここでは、「与党・野党は国会議員の集団である」ということを覚えておいてください。 先ほどの例で言います。先ほど出てきた「お家」では、おばあさん、お父さん、お母さん、そして2人の子どもの5人家族が暮らしていたとします。ある日、お父さんが、「次のボーナスでどこか旅行へ行こう。」と提案をしました。当のお父さんは、「どこか景色のきれいなところへ行こう」と言いました。が、お母さんとおばあさんは、「京都へ行きたい。」と言いました。はたまた子どもたちは「ディズニーランドへ行きたい。京都へ行って寺なんか見ても面白くない!」と両親の提案を拒みました。ところが、結局は孫に甘いおばあさんが折れて子ども側に付き、ディズニーランドへ行くことになった・・・。 「国会」も同じなのです。「お家」が「国会議事堂」、そして登場人物の「おばあさん、お父さん、お母さん、子ども」というのが「国会議員」になります。この例でわかっていただけたと思いますが、質問者様のご指摘「その野与党の中に、衆議院参議院があるというわけではないのですか」ということだと、「おばあさんたち」の中に「お家」があることになってしまいますよね?これは理解できるでしょうか??(さきほど確認したとおり、「与党・野党」というのは国会議員の集団を政治を行えるか否かで分けた物です) で、先ほどの家族の例に当てはめればわかるとおり、実際には「お家」の中に「おばあさんたち」がいるので、正しくは「国会(=衆議院・参議院)の中に与党・野党がある」ということです。 ちなみに、参考にだした先ほどの家族の例を実際の国会に置き換えると、まずお父さんの「旅行へ行こう?どこへいこうか?」という提案が国会で言うところの「法案」です。実際は「郵便局を民営化しよう。でも本当に良いのか?」といった感じです。おばあさんや子どもたちがそれぞれの立場から希望の旅行先を主張したように、国会でもそれぞれの国会議員たちがそれぞれの立場で意見を言いますよね。また、あの家族の例では「両親」が与党、「子ども」が野党と言えるかもしれません。やっぱり実際に金を出して宿泊先を確保して交通ルートを調べて・・・といったことをやるのは親ですよね?だから、親は旅行の行き先を子どもたちよりも比較的、優位な立場で決めることが出来るといえます(だから与党)。が、子どもたちはお金もなければ、宿泊先を手配する方法も知らないですし、電車の乗換えだって満足に出来ません。だから親よりも立場は弱くなるんです(野党)。でも、子どもが成長して、親が隠居したら今度はどんなことになるのか・・・?これは考えてみてくださいね。 あとは「おばあさん」についてですが、このような例が去年、実際に起こりました。小泉さんが郵便局を民営化する案を、国会に出したときに「衆議院」はGoサインを出しましたが「参議院」が待ったをかけました。これは参議院での話し合い中に、本来小泉さんの味方をすべき一部の自民党議員が、敵側に回ったためです。 3)ちなみに衆議院は今小選挙区制と比例代表制で行われていて そのとおりですね。衆議院の選挙は小選挙区制度と比例代表制度を一緒に行う「小選挙区比例代表並立制」という制度で行われています。 4)小選挙区制はその区から一人例えば渋谷区から一人代表者を国民が選び、全国の区から選ばれた人がまた票によって選ばれるのでしょうか?それとも、区から一人選んだ時点で、議員になれるのでしょうか? 後者のほうが正しいです。各区から選んだ時点で国会議員になることが出来ます。ただ、この「区」については、東京都のいわゆる「23特別区」の「区」とは少し性質が違うものです。渋谷区の場合ですと、渋谷区一個だけでひとつの「区」というわけではなく、おとなりの「中野区」と合わさってひとつの「区」になっています。この点、混乱がありませぬよう。 最後に、「野与党」という言葉についてですが、実際は「与野党」(よやとう)という言い方のほうが多く使われているような気がします。参考まで・・・。 以上です。不明な点があれば、再度補足願います。
補足
すっごく丁寧に教えていただき誠にありがとうございます。すいません最後の質問なのですが、回答者さんは衆議院、参議院の中に与野党があるとおっしゃっていましたが、衆議院参議院両方にそれぞれ与野党が存在すると解釈したのですが間違っていますか?
- Silicagel
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いくつの方かは存じ上げませんが, そんな状態で今まで投票したりしてたんでしょうか? こんなとこで聞くより,図書館でも行って政経か公民の教科書でも借りて1から読んだほうがいいと思います. 国を統治するにはいろいろな方法があり,紆余曲折の末,今日本は民主主義を採っています. 国を動かす権利は国民にあるというものです. そのため,民主主義が成功するためには国民一人一人が賢明に判断する必要があります. 勉強してください.
- EFA15EL
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>また選挙で議席とよくでてきますよね?この議席130とかは、その選挙人もしくは政党に認めた人つまり賛成した人のことなのでしょうか? 違います。あなたが言う「議席」が何を指すのかちょっとハッキリしないので整理すると、 国会には衆議院480議席、参議院242議席で722議席あります。722人の国会議員がいるってことですね。で、選挙は衆議院と参議院別々ですから、9月の衆議院選挙(総選挙)は480議席を争っていた訳です。 そして国会は多数決の場所ですから、議席数=票数に繋がります。政党はそもそも「同じ政治思想を持つ人の集まり」ですから、基本的にひとつの政党はみんな同じ意見に賛成(あるいは反対)します。よって議席数というのはそのまま政党同士の力関係を表します。(沢山票を持っている方が強いでしょ?) 選挙がスタートすれば一度全てはご破算になりますので各政党ゼロの状態。でもほぼ全ての立候補者は政党から公認と言うお墨付きをもらいます。つまり「○○党の立候補者」なわけです。 よって開票が進んで行けば、各党の当選者=新しい議席数が判明して行くんですね。 *もちろん公認をもらわない無所属な人もいますし、当選後に追認という形で党に入る人も居ます。 9月の選挙では小泉さんが「郵政民営化に反対の人は公認しない」と言ったために、通常とはちょっと違う雰囲気になりました。いつもなら与党である自民党及びその連立与党対民主党を始めとする野党(でも野党自体はバラバラ)という構図で議席数を表示していたのですが、今回は「郵政民営化に賛成か反対か」というテーマを付けられてしまった(これも小泉さんの戦略です)ので、「小泉自民党を中心とする賛成派」対「民主党+その他野党+自民党だったけど反対派に回って党を抜けた人」という構図になってしまったのです。 おかげで選挙速報もそういう表示の仕方をしていましたので、混乱してしまったのでしょうね。
- 110119117
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以下、質問を整理してお答えします。 1)内閣には衆議院と参議院があり 実は、内閣と衆議院・参議院はまったくの別物なのです。衆議院と参議院をあわせて「国会」といいます。参考サイトの図は、おそらく高校の政経、もしくは現代社会の授業あたりでお目にかかったと思います。(「キッズルーム」ってのはたまたま検索のトップに出てきたもので、別に馬鹿にしているわけではありませんのでお気を悪くなさらぬようお願いしますね) 図をご覧になれば、内閣と国会というのは別のものだというのがわかると思います。図のような仕組みを「三権分立」というんですが、この仕組みでは、それぞれがお互いの弱みを握り合うことで、あるひとつの権力が暴走しないようにしています。 例えば、小泉さんが乱心して、「今日から小学校を廃止する」というむちゃくちゃな法律を国会に出してきたとします。「小泉さんは政治がまともに出来る状態ではないだろう」と考えた国会の国会議員たちはは、小泉さんに総理大臣を辞めるよう、迫ることが出来ます。これが図中の『内閣不信任案を議決する』というヤツです。 反対に、今度は国会のほうの国会議員たちが乱心して、小泉さんが国民のためを思って出した法律にすべて反対したとします。そこで小泉さんは「自分の考えが間違っているか、国民に聞いてみよう」ということで衆議院議員全員を辞めさせて選挙を行うことが出来ます。(去年の「郵政解散」などはまさにこの例ですね)これが図の中で言う『衆議院の解散』というヤツです。 ・・・というわけで、長くなりましたが、まず「国会」と「内閣」は別物だ、ということを押さえておいてくださいませ。 2)衆議院の中には小泉首相の自民党や保守党などがありますよね?? 半分はそのとおりなのですが、自民党やそのほかの「~党」というのは参議院の中にもあります。あ、あとちなみに「保守党」という党は、少し前に自民党とくっついたので今はありません。 3)野党、与党というのは何の全体のことをいうのでしょうか? 先ほど、衆議院・参議院をあわせて「国会」と呼ぶと書きましたが、この「国会」の全体を各政党の役割に応じて分けたのが「与党」「野党」という名前です。ちなみに、今与党といわれているのは、「自民党」と「公明党」です。どちらも良く聞くと思います。反対に野党といわれているのは「民主党」「社民党」「共産党」です。この中では「民主党」の名前を良く聞くと思います。 まず、『与党』というのは、「所属の議員さんが内閣に入れる政党」と覚えておいてください。『野党』はその逆、「所属の議員さんが内閣に入れない政党」と覚えておけばまず大丈夫です。憲法にそって、厳密に言うと、ちょっと違うのですが、普段ニュースを見る程度であれば、この定義でかまわないと思います。 だから、自民党所属の安倍晋三さんは大臣になることが出来るんですが、民主党所属の前原誠司さんは党のボスであるにもかかわらず、大臣になることは出来ないんです。 では何で民主党は野党で自民党は与党なのか?という疑問が出てくるかもしれませんが、ここでは割愛します。この説明には選挙の話が絡んできて回答字数をオーバーしそうなので・・・。 4)この議席130とかは、その選挙人もしくは政党に認めた人つまり賛成した人のことなのでしょうか? これについては、自民党が議席数130人だから自民党に賛成した人が130人だったかというとそういうことではなくて、それぞれの選挙区で当選してきた人が130人、ということです。ですから、中には小泉さんのように19万人の支持を得て当選してきた人もいれば、舛添要一さんのように100万人以上の支持を得て当選してきた人もいます。 以上でいかがでしょうか。本当は、もっとわかりやすくするには選挙の仕組みの話から入ったほうが良かったんですが、回答字数を超えるといけないので、割愛しました。不明な点があれば、補足にてご連絡ください。可能な限りお答えします。
補足
ご回答ありがとうございます。大変わかりやすく理解できました。ちょっと補足なのですが、国会の政治を主にやっているのが与党で、それに反対というか意見をする形が野党ですよね?その野与党の中に、衆議院参議院があるというわけではないのですか?いまいちそこが詳しくわかりません。衆議院=与党?、参議院=野党?教えてください。 ちなみに衆議院は今小選挙区制と比例代表制で行われていて、小選挙区制はその区から一人例えば渋谷区から一人代表者を国民が選び、全国の区から選ばれた人がまた票によって選ばれるのでしょうか?それとも、区から一人選んだ時点で、議員になれるのでしょうか?すいませんが、知識不足なので教えてください。
- EFA15EL
- ベストアンサー率37% (2657/7006)
与党の言うのは別にそういう党がある訳ではなく、 「政権を握る政党」の呼称です。 自民党はもちろん与党ですが、現在は連立していますので公明党と保守党も与党の一部となります。 それ以外は民主党も社民党も全て野党です。無所属議員も基本的に野党の一部と看做されます(無所属だから党はないんだけど)。
お礼
ありがとうございます。とてもわかりました。これからもっと勉強していこうと思います。お世話になりました。