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種苗会社について
こんにちは。 私は就職先の一つとして種苗会社を考えています。 会社の説明会で、発芽率の高い種子の販売、種子の安定供給などの役割を説明され、なるほど農家の皆様に(さらに言えば野菜の消費者にも)貢献できる企業なんだな、と思ったことが大きいです。 ただ、一方で「高い種子を毎回買わされるのはたまらない、昔のように自家採種ができない」などの批判も耳にしました。 そこで質問なのですが、農家や農業に関連する職に就く方々は、種苗会社にどのようなイメージをお持ちですか?このような、種苗会社に対して言いたいこと、逆に感謝したいことなどを聞かせて欲しいです。 よろしくお願いします。
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流通に関わったり、私的に購入している立場です。 批判については、的外れですから気にしないほうがよいでしょう。 種苗会社や研究者が手間ひま掛けて作り出し、維持している品種を、たった数百~数千円で「根こそぎよこせ」という方が傲慢なのです。それに販売されている優良品種の多くが、F1~Fnゆえに優良品種であることを知らない方もおられるようです。 購入する側としては、必要な数量が必要な時に確実に入手できる、購入するに値する収穫が得られる、の2つが最大のポイントです。これなくして種苗会社の価値はないと思っています。 少しニュアンスは違いますが、安心と安全、と言い換えてもよいかもしれません。これに「安価」が加われば完璧なんですけどね。
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- toshihisakasiwa
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私も仕事の関係でいろいろな種苗会社の人と話をしますがいい人が多いですね。自分の会社の品種についてもいいところ悪いところも良く話してくれます。品種改良は非常に長い時間と労力がかかります当然多くの費用がかかります多くの原種から目的にあった母本を選抜し交配し栽培し耐病性、収量性、食味等を比較して新しい品種ができます。彼方は根気がありますかひとつの品種を作るのに最低5年長いと20年の年月がかかります1000回交配してひとつの市販できるばいいほうです品種改良の技術者は定年までの間にヒット品種がひとつ作れればいいという世界ですあきやすい性格なら辞めたほうがいいです作物が相手のためやすみも不規則です。このように努力して開発した品種が売れるとは限りませんしかしやりがいはありますよ。今は種を買う立場になりましたが品種選抜のときの見抜く力が生産者になってからも非常に役立ちます。頑張ってよい育種家になってください。
お礼
回答ありがとうございます。 種苗会社の人に良い人が多いというのは、嬉しい限りです。まだ就職できるかは分かりませんが、頑張ります!
お礼
回答ありがとうございます。 やはり商品になるような優良品種は、F1でないと難しいものがあるのですね。自分の家で消費する分には自家採取でもいいのかもしれませんが…。 種苗会社の使命は「高品質な種子の安定供給」ということですね。 どうもありがとうございました。