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『靖国神社』は日本の経済活動を妨げているか?

先日も「ユニクロ」でおなじみのファースト・リテーリングの柳井会長が「なぜ靖国神社に行くのか分からない。個人の趣味を外交に使うのはまずいんじゃないか」「政治が経済の足を引っ張っている」と小泉批判を展開しましたが、実際のビジネス現場で「靖国」は具体的障害になっている事実はあるのでしょうか? 私はこの8年建設関係の分野で中国と絶えず付き合ってきましたが、上記「具体的障害」を一度も意識したことがありません。(他に起因する障害が多すぎて感じないのかもしれないがそれはそれで相対的に「ない」に等しい。) この goo をごらんのかたがたにも中国ビジネスの最前線でご活躍の方が大勢いらっしゃると思いますが、どうでしょう?

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回答No.4

HNの通り現在上海在住です。 >。「これまで会社間も個人間も良好な関係だったのにいきなり注文をキャンセルされた…」というような類の話は実際にあるのでしょうか。 私自身は聞いた事がありません。私の仕事は、会社対会社の取引であり、更に住んでいるところも住んでいるところなので、私の経験は中国全体を代表できるとは思っていませんが…。しかし、仕事をする上で、日本がどう思われているか、というのは常に意識しています。例えば、会社としての遵法意識もかなり強いです。身近なところでは、最近採用した部下が、実は家族から日系企業に就職する事をかなり強く反対されていた、という例はありましたね。しかし、一方、例えば、近所の地元スーパーに行くと、商品に、明らかに中国人を意識したと思われる日本語の宣伝(変な日本語のことがよくある)がついていたり、床屋でも場所柄日本人が来るとは到底思えないのに、「イラッシャイマセ」なんて書いてあったり、中国人の中に、日本=高品質というイメージが存在している事を時々感じます。どこがそうなんだかよくわからない「日式○○」(日本風)という看板は、時々あります。 以下は経験ではなく、単なる常識的推測(だと思うもの)ですが、普通の会社対会社の取引では、非常に実際的な発想をする中国人が、対日感情を理由に商売を切るなんて事はあまり考えられず、また、個人相手でも、自動車のように高額な商品だと、対日感情よりも品質の違いの方が重要でしょうが、衣料品のように値段もそれ程高くなくイメージが重要な場合は、悪影響があってもおかしくないとは思います。 しかし、おそらくもっと長い目で見て影響があるのは、トップ同士での人脈がその後の商売に大きく影響するこの国で、現在のような関係が続くとどうなるのか、という事だろうと思います。 これから先は別にして、今までのところ、中国との商売を急拡大している国は日本だけではなく、どちらかというと日本は、中国で「物凄く影の薄い存在」に感じます。日本が好きか嫌いかと言われれば、「嫌い」な人が多いのでしょうが…。ま、日本にきつい言い方をすれば、「大して相手にされてない」って感じかな?経済面だけを見れば「相手にされていない」というのは、この国では、長期的に見て決して好ましい事ではなく、そういう意味で、政治が経済に悪影響を及ぼしている、とは言えると思います。 参考URLに入れたのは、反日デモがさかんだった頃に書かれたものですが、自動車なんかは、昨年は日本車が好調で、ドイツ車(VW)はシェアを落としましたよね。

参考URL:
http://web.iss.u-tokyo.ac.jp/~marukawa/economiceffect.htm
dragon_lee_china
質問者

お礼

ありがとうございました。第一線で実務に当たっておられる方のご意見は説得力がありますね。

その他の回答 (3)

  • h2go
  • ベストアンサー率19% (123/632)
回答No.3

妨げていません。 経熱政冷です。 靖国問題は暴力団、総会屋にお金を払ってでも表面的平和を買う社会が良いのか、暴力団、総会屋と対立し暴力団、総会屋を追放する方が良いのかという考えに通じると思います。 私は暴力団、総会屋は追放すべきだと思います。 ここで言う暴力団、総会屋とは中、韓(朝)のことです。

  • pluto002
  • ベストアンサー率22% (73/331)
回答No.2

中国ビジネスに関わりを持っていませんが。 この間討論番組で中国の人がいっていた事で、新幹線は中国人技術者は誰もが認め、新幹線の方が良いと考えていたが、政治的な理由でフランスの高速鉄道採用に決まった、と話していました。 あとは、アサヒビール不買運動などに代表されて、日本ブランド日本製品バッシングをする運動家が中国にいて、小泉総理靖国参拝と共に、運動の活発化が強くなるというのもあるようです。

  • patofu
  • ベストアンサー率23% (137/591)
回答No.1

「靖国」は単なる反日の象徴的なものなんでしょうね。 おそらく小泉首相が靖国参拝をやめても、歴史問題を出してくるでしょうし、体制が変わらなければ反日も終わらないでしょう。 反日ということで考えれば、こんなこともありました。 http://www.asahi.com/business/update/1217/004.html http://www.asahi.com/business/update/1217/002.html 明らかに嫌がらせです。そして「政治が経済の足を引っ張っている」状態ですね。 これは小泉というより中国側に問題がありそうですが、それも外交面でギクシャクしているからでしょう。 またこんなのも見つけました。 http://list.jca.apc.org/public/aml/2005-December/004774.html 冒頭に、 「靖国問題で日中関係がのっぴきならないアリ地獄に落ちこんだのは、今年秋の小泉首相の靖国参拝以降です。 影響はこれから徐々に出始めるのではないでしょうか。」 とあるように、過去の8年間より、これからの8年間に具体的障害が現れるのでしょう。

dragon_lee_china
質問者

お礼

レスポンスならびに情報ありがとうございます。

dragon_lee_china
質問者

補足

patofu氏から頂いたアサヒ・コムのURLは(期間が過ぎているのか、ここは中国なのでインターセプトされているのか)開けませんでしたが、3つ目の「半月城」氏の長大な引用の中でも具体例は「北京上海新幹線」と「東シナ海ガス田」のみですね。前者は日本(あるいは欧州)の新幹線技術をいかにトランスファーするか、後者は手段を選ばず当該ガス田のガスを手中に収める、という中国の大戦略に比べ、靖国は単なる戦術的なカードに過ぎないと思います。「これまで会社間も個人間も良好な関係だったのにいきなり注文をキャンセルされたが、小泉の靖国参拝が原因と宣告された。本人も本気でそう思っているらしい。こりゃ大変だ」というような類の話は実際にあるのでしょうか。影響を間近に受けた情報にふれられればと思っています。 もっとも上記のようなビジネス姿勢のところと取引するほうがおかしいのですけど、日中のようにここまで関係が深くなってくるとそうも言ってられない。

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