- みんなの回答 （3）
- 専門家の回答
質問者が選んだベストアンサー
- ベストアンサー
簡単に分類しながら・・・ ■通常の生化学データにあらわれる。 ホルモン分泌の結果や、炎症、機能低下にともなって変動を受けます。 →ほとんど全ての項目、ただし初期ではこの部分は変化をうけません。またこれが変化したからといって、一概にガンと決め付けるわけにもいかないし、変化と病状がパラレルでないものも多く存在します。 例）電解質、肝機能検査データ、腎機能検査データなどなどいっぱい。白血球数などもこれですね。白血病以外でも悪性腫瘍の多くは末期に急上昇することがあります。 ■特定の産生物質を検出する。 腫瘍の性質によって特定のたんぱく質やリン脂質などを産生することが知られていて『腫瘍マーカー』とか『癌マーカー』などと言われています。 これについては一部正常（ガンでない疾患も含む）もありますが、特異性といって非常に信頼できる値・動きをするものがこれにあたります。通常、悪性疾患と判断されたらこのマーカーがあるものであればこちらを追いかけることになります。 例）kawakawaさんがかかれたものですと ＰＳＡ ＣＥＡ ＡＦＰ ＣＡ１９－９ ＣＡ１２５ などですね。ただしこれも疾患と１対１対応ではありませんので、あくまでも、疾患を推測する道具、疾患が確定した後の目印として捕らえます。 まあ、ガンの末期であれば…全てのデータが乱れまくっていますので何があっても不思議ではありません。 臨床医の立場から。
その他の回答 (2)
kawakawa教授、shu_s先生の回答にもありますが、以下の参考URLサイトは参考になりますでしょうか? 「腫瘍マーカー」 ◎http://www.mbcl.co.jp/database/field_list.asp?strField=04&lngActiveRecord=1 （腫瘍関連検査） 血液系の癌（白血病等）に関しては勿論ですが、その他の固形癌に関しては全てではありませんが、腫瘍によって特別のマーカーが血中に出現します。 特定の癌（消化器癌・婦人科癌・泌尿器癌）では一つの手がかりにはなります。 最終的には、各種の検査を総合して判断されるものですが・・・。 ご参考まで。
- kawakawa
- ベストアンサー率41% (1452/3497)
広い範囲のご質問なので，一般的なところでおおまかな回答をしますネ。 ＧＯＴ，ＧＰＴ；肝臓癌 白血球；白血病 ＰＳＡ；前立腺癌 ＣＥＡ；大腸癌，肺癌，膵臓癌 ＡＦＰ；肝臓癌 ＣＡ１９－９；胆嚢癌，膵臓癌 ＣＡ１２５；卵巣癌 その他にもありますが，こういった検査値に異常が認められてきます（初期の癌では数値に現れないことも多いですが）。 以上kawakawaでした
