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レーザーダイオードについて
こんにちは。 DVD等に使われるレーザーダイオードの ビーム発射時のことについて、質問があります。 P波方向とS波方向の振幅に差があり、だ円偏光の ような状態になると、ディスクからの戻り光が レーザー発振部に戻ってきてしまい、 信号品質に影響してしまうと聞きました。 そのため、なるべく円偏光に近い方がいい ようなのですが、なぜ、だ円偏光だとレーザー部への 戻り光が増えるのでしょう?そのメカニズムが わかりません。ぜひ、教えてください。
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> なぜ、円偏光に整形する必要があるのでしょう? もし、戻り光除去を最初に挙げたURLにあるようなPBSで行うタイプのものを想定 していらっしゃるなら、PBSは基本的にSとPのようにきっちり直交する偏光を分離 するものですから、円偏光からずれて楕円偏光になっていると、直前の回答で書いた ように、帰りの偏光は直交していないので、PBSで完全に分離されないでレーザ側に 戻る光量が出てくるわけです。 PBSを使わないタイプのもののことを想定しているようでしたら、話は違うかも しれません。
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> 1/4λ板を往復することで、往きと帰りで直交する直線偏光になると思うのですが。 何か勘違いされていらっしゃいませんか? 元の直線偏光の方位と、再度1/4λ板透過後に直線偏光になった戻り光の方位の差は、 元の直線偏光の方位と1/4λ板の遅相軸の成す角をθとすると、2 (90°- θ))になります。 なので直交、すなわち90度となるのは「円偏光」になる場合(θ=45°)だけです。 (極端なケースとして、θ=0°/90°を想定してみると容易に分かるはずですが...)
補足
なぜ、円偏光に整形する必要があるのでしょう?
下記URLの「CDのデータ読み取り機構」(開いたページのちょっと下の方に あります)のところにある内容のことをご質問されているのでしょうか? http://www.anfoworld.com/Lights.html#偏光 1/4λ板を往復することで、往きと帰りで直交する直線偏光にしたければ、 きちんと「円偏光」になっていなければなりません。
補足
回答ありがとうございます。 いいページですね。 ただ、わからないのは、1/4λ板を通過後に、だ円 偏光状態になる場合でも、1/4λ板を往復することで、往きと帰りで直交する直線偏光になると思うの ですが。
お礼
最後まで、ありがとうございました。