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自衛権を持つと・・

最近憲法改正の話題をすることが多いですが、いったい自衛権を持つと何のメリットがあるのでしょうか?憲法改正のメリットならいくつか思い浮かぶんですが、自衛権の保持となるとデメリットばっかりでメリットが全く浮かびません。浮かぶとしたら国際貢献くらいです。他にメリットってありますかね?

  • 政治
  • 回答数7
  • ありがとう数1

みんなの回答

  • tiuhti
  • ベストアンサー率66% (447/668)
回答No.7

昨今の憲法改正議論からすれば、質問の「自衛権を持つと…」は「自衛権の保持を明記すると…」というふうに解釈できるので、それに沿って回答します。 現在の政府の解釈では、 1. 憲法上、自衛権は認められている。 2. 自衛の為の必要最小限の「自衛力」は、憲法が不保持を定めた「戦力」にはあたらない。 3. 集団的自衛権は、国として持つ固有の権利ではあるが、憲法9条によりその権利は使わない。 4. 憲法9条が否認している交戦権とは、交戦国が国際法上有する相手国の領土の占領等々の権利の総称であり、自衛権の行使はこれにはあたらない。 というものです。法律学者の中での「通説」はこの際横に置いて、現在はこの解釈に従って、自衛隊が存在しているわけです。 ですから、憲法改正では、単なる「自衛権保持の明記」だけでなく、その自衛権に集団的自衛権を含めるか否か(かつそれを明記するか)、の方も大きな問題でしょう。集団的自衛権とは、簡単に言えば「友達が攻撃されたら、自分が攻撃されていなくても、その友達の敵を攻撃する」権利という事です。つまり、軍事的な同盟関係を結べるようにしておくか、あるいは結ばない事を国是とするか、という事ですね。 だから、メリットは、誰かと仲間になってお互い守れる、って事です。デメリットは、その仲間と他の誰かが紛争になった時に巻き込まれた際に、自分達も巻き込まれる恐れがある、って事でしょう。 ところで、質問者の方もご存知とは思いますが、国連でのいわゆるPKOも、集団的自衛権の行使と言えない事はないので、はっきりさせればPKOに参加しやすくなる、という事も考えられます。だから、集団的自衛権を認めるにせよ、その行使の範囲や発動の要件をどうするのか、という事も問題になってきている訳です。例えば「国連を通してのみ集団的自衛権を発動する」という考え方もあります。 国是として「集団的自衛権を使うのか、使わないのか、言い換えれば誰かと同盟するのかしないのか」というのは、別に間抜けでもなんでもない、地球上に以前からあるし、今でもある、ごく当たり前の議論だと思いますな。

  • Elim03
  • ベストアンサー率23% (146/632)
回答No.6

 自衛権は、いかなる国家においてもみとめられている国家主権であって、日本が有していないとは思えません。  また、「専守防衛」といえば「なんとなく平和主義で穏健」というイメージに陥りがちですが、逆に言えば「国土や市民がある程度犠牲になったことを確認しなければ反撃すらできない交戦権」ということであり、実際的とは思えません。  平和主義であるということと、交戦権を否定すると言うこととは、全く意味が違います。

  • netcatme
  • ベストアンサー率20% (76/371)
回答No.5

 自衛権ではなく交戦権の間違いでは?  自衛権は現在の憲法でも認められているというのが通説です。国家が生まれながらに持っている権利であり、憲法が否定しているのは「国際紛争解決のため」の戦力であり自衛権は否定されていません。  自衛権がないということは独立国家としての最低限の権利がない、自国をいかなる国家が攻めてきても抵抗する権利がないと言うことです。戦力の空白があれば占領はたやすく、一度占領された領土の回復は米軍といえども困難です。

  • Sombart
  • ベストアンサー率16% (45/267)
回答No.4

 「持つと」も何も、そもそも自衛権を持っていない国などありません。  間抜けな議論になっているのは、個別的自衛権と集団的自衛権の話くらいです。そして集団的自衛権ですら、持つ持たないの議論が生じている間抜けな社会は、地球上で日本だけです。それが分からない間抜けが多いということですが、その間抜けを量産したのは今日本に集団自衛権を持て持てと圧力をかけている米国の占領政策の柱であった War Guilt Information Program なのですから、歴史の皮肉というものでしょうね。  とりあえず、「デメリット」というものを上げてください。

  • ARX7
  • ベストアンサー率15% (36/233)
回答No.3

簡単に言いますと、あなたの家族が外国人に殺されたり、レイプされたりするのは、いやですよね。 そうならないために自分の国を、守るのは、当然のことです。

boma1
質問者

補足

回答ありがとうございます。 確かに自分の家族が殺されるのは嫌です。 でもアメリカが守ってくれるんですよね?

  • swargal
  • ベストアンサー率41% (115/275)
回答No.2

交戦規則(ROE)は詳細に規定することができると思います。 たとえば、上陸部隊を伴った不審な艦隊が日本を目指していた時、 ・領海に入ったら攻撃してもいい ・領海に入っても攻撃されない限り、こちらから仕掛けてはならない ・上陸されて始めて攻撃していい いろいろなケースがあると思いますが、現行法ではこの当たりが曖昧ではないかと思うのです。

noname#36056
noname#36056
回答No.1

敵国が攻めてきたときに護ることが出来ますね。

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