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フランス国旗の「自由・平等・博愛」は俗説?

フランス国旗の3色の各色が象徴するものは「自由・平等・博愛」だ、とよく言われていると思います。 でも東進ブックスの「いますぐ話せるフランス語」を読んでいたら、それは俗説だそうで、ラフィエットが皮肉のつもりで、王を象徴する白を民衆の象徴の赤と青で挟みこんだそうです。 ここで疑問なのですが、それではこの「フランス国旗が自由・平等・博愛を象徴する」という有名な言説はいつから、誰が流布したのでしょうか? だれかの著作の引用が広まり、誤解されて流布したものなのでしょうか?

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noname#118466
noname#118466
回答No.2

国旗と革命の三大精神(自由、平等、博愛)の関係は 添付URLが参考になります。 フランス革命の精神は革命勃発時に決められたものではなく、後世の人々が整理したものでしょう。革命勃発時は誰も後にフランス革命と呼ばれるような革命を意識した人は居なかったはずです。 国旗制定の理由付けが明確な国は少なく、先に国旗の基になるデザインが存在し、そまま採用したり、改善したりして憲法で国旗と定めるケースが普通でしょう。憲法に定めた時点から正式となるわけですが、その精神(理由づけ)は制定日いぜんから存在します。 フランスの三色旗は自由、平等を求めて独立や革命を起こした世界の多くの国に影響を与えています(メキシコ、イタリア、ルーマニア、チャドなど)配色を一部変えたり縦横を変えたりしている国もあります。しかし、これらの国はフランス国旗や三大精神を真似たとは言いません。それぞれ自国に都合の良い理由付けを行っています。それを批判してジョークが生まれたりします。メキシコでは革命軍の将軍が戦いに勝ったらどんな国旗にしようかと考えながら渇きを癒すためにスイカを割ったところ、そこに国旗の色があった(緑、白、赤)などと揶揄します。これは革命の理想がいつまでたっても実現されないことを皮肉っています。 世界の国旗の大部分がネパールなどごく一部の国を除き似通った形になったのは大航海時代にオランダ船が掲げた船の旗の影響だと言われます。

参考URL:
http://www.geocities.jp/savejapan2000/korea/k388.html
noname#41949
質問者

お礼

スイカとは面白いジョークです。ありがとうございました!

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  • char2nd
  • ベストアンサー率34% (2685/7757)
回答No.1

 「フランス国旗 自由・平等・博愛」で検索したら、こんなサイトがヒットしました。 http://japan.donga.com/srv/service.php3?bicode=130000&biid=2005092473228  信じる信じないは、ご自由に・・・

noname#41949
質問者

お礼

知的好奇心をそそられるリンクをありがとうございます。韓国系の言論は信憑性に乏しいこともあるようですが、この件に関しては、その著者に「アッパレ!」を言いたくなります。 確かに、ラ・マルセイエーズが採択されたのもずっとあとですし、国旗採用も、ルイフィリップでしたっけ?とにかく国威発揚と国民連帯感向上のための方策でした。 (引用):「fraternit′e(兄弟愛)」は、博愛という高潔な意味とは距離があった なるほど!確かに、民衆はオーストリアからやって来た王妃の数々の裏切りに憤懣し、ラ・マルセイエーズの歌詞にもあるように「敵の血で畑をうるおそうや」という状態では、兄弟愛とはフランス人同士の愛のことを指していると捉えたほうが自然ですね。いつからか、誰かが、キリスト教的な兄弟愛、いわば「善きサマリア人」、「右頬を叩かれたら左頬を差し出せ」的な「兄弟愛」と勘違いして定着したのかもしれないです。神話化の一端を垣間見たような思いです。

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