• ベストアンサー

冬眠物質?

冬眠中のリスの血清を夏になって注射するとそのリスは冬眠状態になると聞きました。冬眠する他の種類の動物や冬眠しない動物にその血清を注射するとどうなるのでしょうか?(簡単のために抗原抗体反応は無視してください。)

noname#25799
noname#25799

質問者が選んだベストアンサー

  • ベストアンサー
回答No.2

三菱化学生命科学研究所の近藤先生がやっていらっしゃるHP(hibernation protein)ですね。 もともと、移植用臓器の保存性を高めるという研究がきっかけだったそうですが、今では「将来は人間の人工冬眠も」ということもぶち上げています。しかし、HP投与により別の動物の人工冬眠に成功したという話は寡聞にして存じません。 しかし冬眠しない種類のリス(タイワンリスだったか?)にもHP遺伝子があるけれども、それらは偽遺伝子(機能しなくなった遺伝子)化していることを明らかにされています。かHP遺伝子の痕跡があるということは、冬眠をするのがプロトタイプだということで、こういうやつらには、HP投与による冬眠誘発は充分可能性があると思います。 http://www.mitils.co.jp/news/kaisetu/6a_main.html http://www.tmig.or.jp/jsbg/simpo26/KondoN.htm http://sc-smn.jst.go.jp/8/bangumi.asp?i_series_code=D991001&i_renban_code=011

noname#25799
質問者

お礼

ご回答ありがとうございました。どれもこれも面白くてとても参考になりました。 サイエンスチャンネルのビデオではHPには二つのホルモンが関わるって言っていので、そのひとつがメチオニンエンケファリンかとも思って調べてみたのですが、 http://www.ntv.co.jp/FERC/research/20010211/mirai2.html によると、「博士は冬眠を引き起こすホルモン「チロキシン」と冬眠から目覚めさせ るホルモン「テストステロン」という2つのホルモンがあることを突き止めた。」とあるので違うようですね。 テストステロンって男性ホルモンなんですね。人間にもHPがきくんだったら、これが女性の方が長生きの理由のひとつなのかなぁ?って想像してしまいました。 シマリスでも冬眠できる個体とできない個体があるというのも非常に興味を惹かれました。 冬眠するのがプロトタイプというのもすごく面白いです。

その他の回答 (1)

  • suiran2
  • ベストアンサー率55% (1516/2748)
回答No.1

メチオニンエンケファリンが冬眠誘導するといった話ですね。モルヒネ様の脳内麻薬が冬眠を誘導するとはおもしろいですね。 http://park12.wakwak.com/~kadokami/hibernat_exp.html メチオニンエンケファリンを魚に投与して,休眠状態にし,鮮度保持に役立てようといった研究が進んでいるようです。 http://kadokami.hp.infoseek.co.jp/Sendoiji.htm

noname#25799
質問者

お礼

ご回答ありがとうございます。読みながらわくわくしてしまいました。 URLを参照したところ、メチオニンエンケファリンは脳内と副腎で、HPは肝臓で作られるようなので少なくとも2系統の冬眠関連物質が発見されているという解釈でよいと思うのですがどうでしょうか?二つの構造が似ているのでしょうか? モルヒネって人間の麻酔にも使われている(いた?)んですよね。ということは、魚も人間も共通の冬眠機構があるかもしれないということですね。

関連するQ&A

  • 抗原抗体反応について…

    抗原抗体反応について、遺伝的に同じ系統の2匹のウサギで、片方の血清アルブミンをとり、もう1匹へ注射。15日後にその血液の血清を試験管にとって、注射したのと同じ血清アルブミンを加えるとどうなるか?なんですが、私は遺伝的に同じだと、そのアルブミンは抗原にならず、ウサギの免疫系は働かないと考え、試験管の沈殿は生じないと思いました。これは正しいですか?

  • 生物 沈降線の問題です

    ゲル内沈降反応の問題で、わからないことがありました。 大学入試用の問題集に記載されていました。みなさんなら どうときますか? 問題 抗体を含む2種類の血清と3種類の抗原液を用いて3つのゲル内沈降反応を行ったところ 添付図のような沈降線が得られた。(実験Iの左抗現液は抗現液I 右は抗現液II、抗血清はI / 実験IIの左抗原駅は抗原液I 右はIII 抗血清はI/ 実験IIIの左抗原駅は抗原液I 右はIII 抗血清はII) 実験Iからは、両抗原に共通する抗原のみが抗血清中の抗体と結合することは わかるが、抗血清に含まれる抗体の種類数は不明である。 実験IIからは、抗血清に含まれる抗体の種類数は少なくとも2種類以上で、 両抗原液には一部は共通するが一部は共通しない抗原が含まれてそれらの抗原が 抗血清中のそれぞれ異なった抗体と結合することがわかる。 実験IIIからは、抗血清に含まれる抗体の種類数は少なくとも2種類以上で、 両抗原液のそれぞれ異なった抗原が 抗血清中のそれぞれ異なった抗体と結合することがわかる。 以上のことから推察して、以下の問いに答えよ。 左側に抗原III右に新たな抗原IVを満たして抗血清Iを用いて実験を行ったところ 実験IIIのような沈降線になった。 では左側に抗原III右に新たな抗原IVを満たして抗血清IIを用いて実験を行った場合、 どのうような沈降線パターンになるか? という問題があり、「正解は実験IIIと同じ」でしたが なぜそれが答えになるのかよくわかりません。なんだかいろんなパターンが考えられてしまって、 実験IIのような沈降線にもなるんではないか?と思ったのです。 例えば、抗原をABとか大文字で、抗体をabとかの小文字で表すとして、 実験Iからは抗原液IとIIは共通する抗原があるとわかるので、 両方抗原Aを持ているとして抗血清Iも抗体aを持っているとする 実験IIより、抗原液IとIIIでは共通しない抗原があり、実験Iの結果も含めると 抗原I液と抗原III液には共通抗原Aが含まれていて、抗原液Iには抗現役IIIと共通しない 抗原Bが含まれている。このとき、抗血清Iには抗体a、bが含まれている 実験IIIより、今までの結果より抗原I液と抗原III液には共通抗原Aが含まれていて、抗原液Iには抗現役IIIと共通しない 抗原Bが含まれている。共通の抗原Aがあるにもかかわらず 沈降線では、抗血清中のそれぞれ異なった抗体と結合することがわかる。 ので、抗原液IIIには抗原液Iと共通しない抗原Cがある。 抗血清IIには抗体aがなく、(あると抗原IにもIIにも結合するので) 抗体b cがある。 、 つまり、抗現液IにはA BはあるがCはない、 抗原液IIIにはA Cはあるが Bはない。ので これを踏まえて実験IIに戻ると抗血清Iには抗体a、bがあるがcがない。 (もしあったら、抗原液IIIと結合してしまい、添付図のような沈降線がつくられないから) 以上より、問いの沈降線を検討すると抗血清IIIにA Cはあるが Bはなく、 抗血清Iには、抗体a、bがあるがcがない。ので右に新たな抗原液IV をおいて沈降線パターンが実験IIIのようになるには抗現液IVには抗現役IIIと共通しない抗原B がある。とする。このとき、抗血清液Iにはcがないから、抗原液IVには抗現役Cが あったと仮定すると・・・・☆ 抗血清IIを用いると抗血清IIには抗体aがなく、 抗体b cがあるので沈降線は実験IIみたいになる。 ・・・☆の部分で抗体Cがあったと仮定しなかったら抗血清IVでも実験IIIのような 沈降線になるかとは思うのですが、 ほかにも何の抗原をを共通にするかとか色々変えるとえてくと、また 結果が違ったりするので、どうやって答えを導き出せばいいのか。。。 そもそもこの考えが間違っていますか? こういう問題、みなさんはどうときますか?

  • 免疫組織化学法のブロッキング

    プロトコールをみると、ウェスタンなどではスキムミルクやBSAなどでブロッキングをしますが、免疫組織化学法では二次抗体を作製した動物の正常血清を用いているものが多いです。免疫組織化学ではなぜこのような血清を用いているのでしょうか。 あと、抗体のデータシートを見ていると、免疫動物と同種の動物に交差性を示しているものがあります。(例えば、免疫動物がマウスで反応性にヒトとマウスが書いてある)この場合、内在性のマウスIgGに対する二次抗体の反応は無視できるのでしょうか。ただ反応性はあるが、ノンスペも無視できないということでしょうか。 よろしくお願いします。

  • 氷河期に冬眠する動物はいましたか?

    現在生きている動物はほとんどが氷河時代を生き延びてきたのだと思います。 その中で冬眠する動物がいますが、この生態はいつごろから獲得したものでしょうか? 氷河期にも夏と冬があって冬には冬眠していたのでしょうか? それとも氷河期が終わってから冬眠するようになったのでしょうか?

  • ABO血液型判定について

    AB型の場合、抗A抗体と抗B抗体ともにもたないのですよね?なぜA血清、B血清で凝集するのでしょうか? 例えばA型は抗B抗体をもっているからB抗原を持つB血清で凝集すると思うのですが・・・?

  • 血清で非特異反応がブロックできる理由はどういったメカニズムなのでしょうか?

     この春から免疫染色をすることになったのですが、当方が行っていることはセロトニンの線維を染めるという作業を行っています。PAP法に加えてビオチン標識した2抗体にアビジンをくっつけてDABでペルオキシダーゼを発色させます。 手順は (1)非特異反応のブロッキング(ヤギ血清) (2)内因性ペルオキシダーゼのブロッキング(メタノール+過酸化水素水) (3)1抗体としてウサギから作ったセロトニン抗体 (4)2抗体としてヤギで作ったウサギの抗体 (5)3抗体としてHRPがくっついたストレプトアジビン 教科書には「2抗体の動物の血清で非特異反応をブロックする」と書いてありますが、 (1)これは2抗体のヤギで作ったウサギ抗体がターゲット以外の箇所に付かないようにするということですよね?1抗体とは無関係で1抗体が目的ではないところに付くことをブロックしうるものではないのですか? (2)そもそも血清のブロックは抗原もブロックしてしまうことはないのですか? 学部の学生が入ってきたので分かりやすく図で説明してやりたいのですが、ブロッキングの様子がイメージできずに困っております。当方は「渡辺・中根 酵素抗体法」で勉強中です。  よろしくお願いします。

  • ELISA法で二次抗体を使用する理由

    タイトルのままの質問です。 一次抗体にラベリングしておけばよいのでは?と思い、 調べたところ、wikipediaでそのような方法もあるのだと知りました。 一次抗体はターゲット抗原に特異的な抗体で、二次抗体は一次抗体に対して特異的な抗体ですよね? だとしたら、一次抗体とは反応しないけれど、二次抗体とは反応してしまうターゲット抗原以外の抗原と反応することを防ぐためでしょうか? 正しいか間違っているか、他の理由があるか、などお教えいただきたいです。よろしくお願いいたします。

  • 骨髄移植後の血液型不適合反応は起きますか

    O型の人にA型の骨髄移植をして血液型がA型に変った場合、もともとO型の血清中にあった抗A抗体と新たにできたA型の抗原が反応して溶血反応がおきることはないのでしょうか。

  • シマリスの冬眠

    シマリスが2週間ほど前から冬眠のような行動をとります。 2才♂。 室温は23度前後。 巣箱の中ではなく、餌入れの中に丸くなって1,2日寝ます。 体はかなり冷たくなります。 1,2日後目覚めてしばらくは足腰がたたずよぼよぼとした感じで、噛みリスになります。 しばらくすると元気になって、噛みつくこともありません。 よぼよぼの状態を見るととても心配なのですが、放っていても大丈夫なのでしょうか。

  • 輸血に関して

    輸血においてすこし分らない所があるのでどなたかよろしくお願いします。O型の人はA型の人にも、B型の人には輸血できるということですが、O型の血清には抗Aと抗Bが含まれています。ということは輸血したらその抗体と輸血される側の抗原とで抗原抗体反応が生じてまずいのではないでしょうか?あと通常輸血といいましたら血液製剤によるものですか?それとも成分輸血での赤血球輸血ですか?よろしくお願いいたします。