- 締切済み
自決権について御願いします。
現在の国際法上で『自決権』はどのような扱いになっているのでしょうか。 ある民族に与えられた無制限の権利なのでしょうか。それとも,何らかの制限があるのでしょうか。 また,国連との関わりはどの様になっているのでしょうか。
- jonjonyana
- お礼率71% (27/38)
- その他(法律)
- 回答数1
- ありがとう数1
- みんなの回答 (1)
- 専門家の回答
みんなの回答
- tsururi05
- ベストアンサー率31% (300/958)
1 国際法上の自決権について 1966年には国際人権規約が採択され,拘束力ある条約によっ て自決権が確認され〔人権A規約1,人権B規約1〕,また,1970 年の友好関係原則宣言では,国際法の基本原則として位置づけ られ,その内容についてのより詳細な規定が置かれました。加 えて国際司法裁判所も自決権の権利性を前提とするような判断 を示しています。 2 自決権の制約 もちろん自決権といえど無制約ではありません。自決権の意 義には2つあり、民族的自決権と経済的自決権があるわけです が、前者は他の民族との関係が、後者は、天然資源に対する永 久的主権・国家の経済的権利義務憲章の内容や,自決主体とし ての「人民」に,独立国家内部の少数民族や先住民までをも含 むかといった点に問題があると言われています。 3 国連との関わり 多くの議題に上っています。
関連するQ&A
- 「民族自決」の弊害について質問です。
「民族自決」の弊害について質問です。 「民族自決」とは、各民族集団が自らの意志に基づいて、その帰属や政治組織、政治的運命を決定し、他民族や他国家の干渉を認めないとする集団的権利ですが、「民族自決」というのは聞こえがいいですが、その「民族自決」が逆に新たな戦争の火種になったのではないでしょうか? というのも、オーストリア・ハンガリー帝国は、多民族国家であり、あるフランスの外相はこのように言いました。 「ハプスブルク帝国を崩壊させるのはご自由ですが、これは多民族を統治するモデル国家であり、一度こわしたら二度ともとに戻ることはないでしょう。後には混乱が残るだけです。そのことをお忘れなく。」 と書いたように、第一次世界大戦終結後、オーストリア・ハンガリー帝国は解体されたことにより、「民族自決」の下、過激な民族主義が台頭した。 特に一例として示すのが、ナチス・ドイツのオーストリア併合などのドイツ人居住地域の併合した。 さらに第二次世界大戦終結後、中欧・東欧の諸国の大半はソビエト連邦の衛星国として東西冷戦の最前線となった。 結局、諸民族が混在して民族ごとの領域を確定できない中欧・東欧で、無理やり「民族自決」が適用されたために、さらなる混乱が生まれたのですが、ここで以下の質問です。 1.「民族自決」が新たな戦争の火種を生み出したなら、連合国側に戦争責任として追及されるべきでしょうか? 2.中東やアフリカ各地に紛争が絶えない理由も、「民族自決」が原因なら、国際社会が「民族自決」を完全に放棄しない限り、紛争は消えないのでしょうか?
- ベストアンサー
- 国際問題
- 民族自決と領土保全の対立のルーツについて
国際法的には、 民族自決と領土保全という対立矛盾する内容があるようですが、 では、そもそも、なぜ対立するような法体系ができたのでしょうか?
- ベストアンサー
- 政治
- ウィルソンの民族自決
パリ講和会議においてアメリカ大統領ウィルソンは平和のための14か条を提唱しますが、第一次世界大戦中において、ウィルソンはすでに民族自決を軸にした14箇条を1918年1月に発表しています。これってソ連に対抗するためなんでしょうか?なぜ、いきなり民族自決を提唱するのか、ウィルソン(アメリカ)の外交の意図とはいったい何なのでしょうか?
- ベストアンサー
- 歴史
- 沖縄戦の集団自決について教えて下さい。
沖縄戦の集団自決について教えて下さい。資料等を調べてみたのですが「国からの集団自決の命令があったのか否か」は現在でもはっきりしないところであるようです。今般「命令があった」という文書が教科書から削除されたことに対し、沖縄の方々は憤慨されていると伺いました。 無知なため問題の本質が見えずに困っています。仮定の話なのですが、もし集団自決の命令が「あった」ということだとどういう状況が控えており、「なかった」ということだとどうなるのかを教えて下さい。「あった」とした場合、沖縄の人達は国家に損害賠償を求める~ということになってくるのでしょうか?しかし、もしそういった大きな問題であれば、いきなり教科書から集団自決の文言を削除してしまうというのは相当問題だと思います。事の本質が見えずどなたか基本的なところから教えて下さい。よろしくお願いいたします。
- ベストアンサー
- 歴史
- 民族などの国家からの独立のプロセスはどのようなものになるのでしょうか?
民族等の分離独立の例が近年あると思うのですが、これは国際法上どのような位置付けで、もし、また新たに独立したい民族が独立する場合どのようなプロセスで行うことになるのでしょうか?また自決権というのはどのように行使できるのでしょうか?
- 締切済み
- その他(社会問題・時事)
- 国連子供の権利条約 なぜ米国は批准していない?
現在、世界の主要先進国の中で唯一、アメリカは国連子供の権利条約を批准していませんが、果たしてどんな理由が挙げられているでしょうか? また、アメリカは国連子供の権利条約だけでなく、日本と並んで国連自由権規約選択議定書にも批准していないなど、国連の人権政策に対して極めて冷淡な態度をとっているともいわれますが、アメリカが国連の人権政策に対して極めて冷淡な態度をとっていることについては、国際社会からも厳しい批判の声があがっているでしょうか? 皆さんからの様々な回答をお待ちしています。
- 締切済み
- その他(社会問題・時事)
補足
丁寧な解答ありがとうございます。 一つお願いがあるのですが。 2の自決権の制約,3の国連との関わり,について,『民族的自決権』『経済的自決権』の双方で何か有名な事例がありましたらお教え頂けませんでしょうか。 お願いいたします。