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地主・自作・小作の違い&寄生地主ってなに?

地主・自作・小作って違いは何ですか。地主って自作の気がしますし・・・。農地改革のときのことですがよくわかりません。 また寄生地主とは何に寄生しているのでしょうか? よろしくお願いします。

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  • wkhmrt6
  • ベストアンサー率66% (6/9)
回答No.4

★自作農 自分の土地を持っていて、そこで農業をする農民。 ★小作人(小作農) 自分の土地は持たず、借りた土地で農業をする農民。小作人は土地を貸してくれている人(地主)に「小作料(農地代)」を払います。 ★地主 土地を所有して「小作人」に土地を貸している人。「不在地主」と「在村地主」に分けられます。 ★不在地主 所有している土地に自分は住まず、小作人に貸して小作料を取っている人。「第二次農地改革」では、この「不在地主」が「小作人」に貸し付けていた土地が全て国に買収され、国は買収した土地を「小作人」に安く売りました。土地を借りていた「小作人」が土地を買って「自作農」になったのです。 ★在村地主 所有している土地を「小作人」に貸して小作料を取りつつ、自分もその土地で農業をしている人です。「第一次農地改革」では、この「在村地主」が「小作人」に貸し付けていい土地が5町歩に制限されました。「第二次農地改革」では、1町歩(北海道では4町歩)にまで制限され、それを超えた分は国に買収されました。この買収された土地も、国が「小作人」に安く売り渡しました。 ★寄生地主 「寄生」は「寄進」から来ていると思います。平安末期の荘園の発達の部分を勉強してみてください!

akira909
質問者

お礼

みなさんありがとうございました。違いが明確になりました。

その他の回答 (3)

回答No.3

地主は広義では土地を持つ人と定義しますが、基本的に自ら土地を持ち、それを他人に貸し付けている人の事を言います。 地主は主に二種類に類別され、対象の農地村落に居住し、自らも働きつつ小作からの地代をも受け取る「在地地主」と、その他の場所に居住し所有する農地から上がる地代のみを収奪する「不在地主」が存在します。後者は中世の荘園制度のような物で、この不在地主の事を自ら耕作に携わらない事をさし侮蔑して「寄生」地主と呼びました。 前者の在地地主の場合、農具の貸し出しや農業法の指導、灌漑等の公共工事への出資・指導、農民姉弟の教育等を兼ねながら農村のリーダーとして機能した部分も在り、不在地主だけに言及すれば、現在のJAや行政機関の役割を地主がになっており、現在一般に考えられる地主イコール、単なる「小作農」収奪システムとは事実関係も感覚的にもかなり異なっています。 ですから、農業史構造を語る場合「在地地主」と「不在地主」は区別して考えるべきです。 自作農は、自らの土地を自耕する農民。 小作農は、土地を借りてその収益から小作代を土地所有者に返還しながら農耕を行うスタイルです。 寄生地主は農業に寄生した非農行職者ですから、あくまで「農業」に寄生していたというニュアンスが込められています。

  • BWV1012
  • ベストアンサー率38% (133/347)
回答No.2

寄生地主とは、 農村には住んでいなくて(当然、自分自身は農業をしていなくて)、広大な農地を小作人たちに貸し、小作料を取っている地主のことです。 地主と小作の関係はだいたい#1の通りですが、 自分の土地で農業をやっている(=他人に貸していない)場合は、地主ではなく「自作農」ですね。

  • noranuko
  • ベストアンサー率46% (620/1332)
回答No.1

まず自作と小作。 自作は自分の土地で作物を作っている人。 小作は人の土地を借りて作物を作っている人。 地主は土地の所有者。田畑でなくても、アパートやビルでも土地の持ち主はこういいます。 そういう意味では、自作=地主(土地を所有しているから)。 特に小作に土地を貸して小作料を徴収する地主が寄生地主。 一般には地主といわれることが多い。 寄生地主=自作である場合ももちろんありますが、そうではない場合もあります。

参考URL:
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E5%AF%84%E7%94%9F%E5%9C%B0%E4%B8%BB

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