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国家予算について
国家予算の中で、義務的経費と反対に裁量的経費という言葉が使われます。私は国家予算の一般会計=義務的経費、そして特別会計=裁量的経費と言う風に理解していましたが、この間友達に違う事を指摘され、友達に説明を求めたのですが、指摘しておきながらうまく説明できていなかったように思えます(私が馬鹿だからかもしれませんが・・)この一般会計、特別会計、裁量的経費、義務的経費というのは言葉違えど関係あるのでしょうか?
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#2です。 特別会計に、一般会計と政府関係機関予算を加えて、本予算と呼ばれており、政府は、これら予算案を作成して国会に提出し、国会の審議・議決を経たうえで、予算を成立させますから、特別会計も国会で審議されます。 それと、「ガソリン税は特別会計」では無くて、道路整備特別会計の財源がガソリン税です。 あと、特別会計ですが、次のものを忘れていました。 財政融資資金特別会計 外国為替資金特別会計 交付税及び譲与税配付金特別会計 国債整理基金特別会計 電源開発促進対策特別会計 石油及びエネルギー需給構造高度化対策特別会計
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- ipa222
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H17年度のデーターでは、、、 http://www.mof.go.jp/zaisei/junkei_graph.pdf 国債の借り換えや一般会計とのやり取りをさっ引くと、、、 一般会計 34、5兆円 特別会計 205.2兆円 国家予算歳出合計は 239.7兆円です。 5番さんがお示しの円グラフとは算出の次元が違うのでしょうが、特別会計は純支出で205兆のようですね。 ちなみに道路特定財源は5兆8000億円。 消費税が約10兆ですから、非常に大きいですね。 どこかの省庁は、本庁のHPのメンテ費用は数十万。特別会計の団体のHPのメンテ費用が億というところもあるようですね。 裏金をつくる装置です。 行政が金を湯水のように使っていながら、国民も国会議員も実態を把握できないものが特別会計なのです。 どこにどのように金が流れているのか誰も調べる事ができないのです。
- iyaue
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#3です。 本論とは関係ないですが、#1さんが触れられている統計について。 特別会計の歳出251兆円の中には、国債の借換えに伴う歳出などが含まれていますから、国内総支出と比較するときに単純に足すのは間違いになります。 平成15年度の国内総支出501兆円のうち、国、地方と社会保障基金(年金など)を足した政府部門の合計は115兆円で、全体の約23%になります。 http://www.soumu.go.jp/menu_05/hakusyo/chihou/17data/img/b1-1-z3.gif また、ちょっとデータが古いですが、政府部門から社会保障基金を除いた支出の国際比較では、日本は諸外国並みか低い方になります。 http://www.soumu.go.jp/iken/zaisei/hikaku.html
- iyaue
- ベストアンサー率66% (48/72)
一般会計、特別会計というのは、簡単に言うと財布の種類のことです。 家計に置き換えてみると、例えば「メインの生活費の財布」が一般会計で、ここから毎月1万円だけ別の財布に移し替えてレジャーはその中でやりくりするとすると、その移した先の財布が特別会計ということになります。 国の場合、一般会計の他に、例えば厚生保険特別会計のような保険会計、道路整備特別会計のような事業会計など、31の特別会計があります。 一方、裁量的経費、義務的経費というのは、財布の中からお金を使うときの使い途の区分です。 同じように家計に置き換えてみると、例えば食費とか、生命保険料とか、町内会費とかが義務的経費で、レジャーとか飲み会とかゴルフとかが裁量的経費でしょうか。 国の場合は、医療、年金のように法令により支出が義務づけられているものや人件費などが義務的経費で、今年度の一般会計当初予算で32.1兆円、公共投資関係費が8.3兆円で、これらを除いた分が裁量的経費6.7兆円です。 上記のように、一般会計の中に裁量的経費もありますし、もちろん、特別会計の中にも義務的経費はあります。(先ほど例に出したように、厚生保険とか年金とか) (参考URLは特別会計についてのわかりやすい新聞記事です)
- o24hit
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こんばんは。 関係ないです。 ・一般会計、特別会計 特別会計は、個々の事業の損益や資金の運営実績などが分かるように、特別な事業について、一般会計から切り離して独立の会計を設けて経理を行うものです。 国有林野事業特別会計 地震再保険特別会計 厚生保険特別会計 船員保険特別会計 国民年金特別会計 労働保険特別会計 農業共済再保険特別会計 森林保険特別会計 漁船再保険及漁業共済保険特別会計 貿易再保険特別会計 国営土地改良事業特別会計 道路整備特別会計 治水特別会計 港湾整備特別会計 空港整備特別会計 登記特別会計 特定国有財産整備特別会計 国立高度専門医療センター特別会計 食糧管理特別会計 農業経営基盤強化措置特別会計 特許特別会計 自動車損害賠償保障事業特別会計 自動車検査登録特別会計 産業投資特別会計 都市開発資金融通特別会計 の25あります。 一般会計は、特別会計以外の、福祉や教育、消防など国民・住民に広く行われる事業における歳入・歳出の会計です。 ・裁量的経費、義務的経費 義務的経費は、一般歳出における人件費・扶助費・公債費など、 国またはの一般歳出のうち、支出することが制度的に義務づけられている経費のことです。 これに対し、裁量的経費は、政策判断によって内容の見直しが柔軟にできる経費のことです。
- ipa222
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違いますね。 http://www.mof.go.jp/qa/seimu/seimu016.htm >一般歳出を「公共投資関係費」、「裁量的経費」及び「義務的経費」の三つに大きく区分して概算要求基準を設定いたしました。 >? 「公共投資関係費」とは、公共事業関係費とその他施設費のことです。 >「裁量的経費」とは、政策判断によりその水準や内容について柔軟に見直しができる、裁量性の高い経費のことです。 >「義務的経費」とは、人件費、年金・医療等、支出が法定されている経費など、制度的な枠組みを背景として支出水準や内容が決定される非裁量的・義務的な経費のことです。 一般会計は国会で審議される表の予算。 特別会計は、国会議員にも秘密の官僚が管理する予算です。 ガソリン税なども特別会計ですね。 ちょっと古いですが、、、 一般会計83兆円 特別会計251兆円 地方自治体49兆円 合計300兆円です。 日本のGDPは510兆円ですから、GDPの6割が官の支出という事になります。 つまり日本は6割社会主義ということですね。 大きな政府と言われるゆえんはここにあります。 「母家では親がおかゆを食べているのに、離れでは子供がすき焼きを食べている」(塩川さん)と言われています。 >2001年度一般会計予算歳出は83兆円、特別会計歳出は、373兆円です。もっとも両会計に重複分が205兆円ありますので、その分を引くと251兆円がネットの政府歳出となります。これに地方政府の歳出ネット49兆円を足すと300兆円となります。日本のGDPは、約510兆円ですから、いかに多くの部分を中央・地方の政府歳出が占めているかお分かりいただけるとのではないでしょうか。
お礼
具体的な数字を出して頂き、勉強になりました。有難うございました。
補足
特別会計と一般会計の違い、またその中身について具体的に教えていただき有難うございました。 >裁量的経費は、政策判断によって内容の見直しが柔軟にで>きる経費のことです。 政策判断によって内容の見直しができるという事は、各省庁の判断のもと財務省や国を通さず自由に予算を執行・経常できるという事でしょうか?