贈与

質問

贈与をする場合は、贈与する相手が中学生以上にならないと贈与が成立してないとみなされることがあると聞きました。小学生相手に贈与する時に、120万円ぐらい贈与して、贈与税の申告をすれば、贈与は認められると考えてよいのでしょうか？その際に小学生名義の通帳を作成して、その口座へ振り込みます。

回答No.2

81pocky · ベストアンサー

税務の世界では、形式よりも実態が重視されます。
　質問者様が、小学生と１２０万円の贈与契約を結んだと主張し、小学生名義の口座にお金を振り込んでも、税務署は、親が子供の名義で預金をしているだけ、と判断するでしょう。ですから、贈与税の申告をしていても、その贈与が認められない可能性はあると思いますよ。

　ただ、実際問題としては、その贈与を否認することで、より多くの税金が取れる！　と判断しないかぎり税務署はわざわざ動いてきません。（額が大きい、連年贈与だetc.）
　子供名義で親が預金するなんてことは、どこでも行われていることですからね。
（万一、否認された場合は、支払った、わずかばかりの贈与税は戻ってきて、より多くの税の支払いを求められるでしょう。）

　質問者様が、どのような資産状態なのかはわかりませんが、相続税対策として行うのならば、あまりに露骨な資産移転なのでオススメできません（せめてもう少し大人になってから）。
　相続税対策ではないのならば（約95％の人は相続税を負担することはありません。将来的にはわかりませんが…。）、いずれ相続で移転するのですから、わざわざ契約書作成や贈与税の申告などの手間をかけてまで、する必要はないと思いますよ。