• ベストアンサー

原子からなぜ生命ができる?

takakuwa3の回答

回答No.13

 色々な種類の原子が結合して、分子という粒子が出来ます。この段階で各分子には、違いが出来ます。たとえば、水素と酸素で、水になったり過酸化水素になったりします。炭素と酸素が結合すると、二酸化炭素や一酸化炭素が出来ますが性質は違いますね。このような分子は、無機分子と呼ばれています。さらに分子が相互作用して有機分子と呼ばれる分子が出来ます。なぜ有機分子というかといえば、有機物=生命現象を示すものの中に含まれているからです。有機分子にも高分子から巨大分子があり、次第にその性質が複雑になります。  このように自然界には階層性というものがあり、簡単な分子から次第に複雑な分子になるにつれて、予想できない新しい性質が現れてくるわけです。 分子と分子の相互作用には無限に近い組み合わせが考えれれますが、特定の組み合わせが生命と呼ばれる現象を発生させたと考えれば良いでしょう。  生命活動を何か特別だと感じるのは、人間が自分を特別だと思いたいだけかもしれません。私たちが生命だと感じないものでも、自己複製をしたり代謝をしているからです。  最近、ドイツの元弁護士が勉強して粘土のような無機質が複製する能力を持った生命の起源であるとかの説を出しています。  私は、たとえば台風は一種の生命ではないかと考えています。理由は熱帯低気圧として誕生して暴風雨をもたらす代謝をして、最後には消滅するからです。ろうそくの炎も一種の生命と見なせますね。  このように発生し、変化し、消滅するものは生命ではないでしょうか? つまり、その動きが予想できない事が大切です。台風の動きもスーパーコンピューターを使用しても未だにそのルートを正確に予想することは出来ませんから。  そう考えると、この宇宙も長い長い時間をかけて誕生し消滅する超巨大な生命体と考えることが可能ですね。  まあ、地球上の昆虫を見ても分かるとおり、想像の世界で色々な生命体を考えてみると無限にあり、いかにヒトという生物が特別でないかよくわかりませんか? 私たちは自分のことを特別と思いたいのですよ。 私をふくめてーー(^|^)

lavigne
質問者

お礼

みなさん。お忙しい中たくさんの分かりやすい回答本当に感謝します。なるほど・・・生命、命といわれているものは全て化学反応でできているのですね。  でも、なんでそこから感情とかが生まれるんだろう。 うれしいとか悲しいとかも全部、物質の化学反応ということですね。なんか動いてるものはみんな生物というふうに思えてきました。台風も、炎も、宇宙も、もしかしたら原子も生きているといえるかもしれませんね。生きているとは一体どういうことなんだろう。 細胞を構成している物質は解明されているのに 人工細胞は作れていないんですね。できたらすごくおもしろそうです。何百年後には人類は新しい生物とかを作りだすこともできるようになると思います。 原子とか命とか直接自分の目で見ることができない世界は考えれば考えるほどおもしろいですね。

関連するQ&A

  • 理科 原子

    物質の示す性質をもっている一番小さい粒が分子ですよね。 銀とかは原子がたくさんあつまった物質ってあったんですけど原子ならば物質の示す性質を持ってないんじゃないんですか?それでも銀になるんですか?

  • 原子と原子の間は何?

    早速質問に移らさせていただきたいと思います。 物質は、最小単位である原子がぎっしりと並ぶことにより構成されていると聞きます。しかし、原子は、球体のため、ぎっしり並んだところで、隙間ができるはずです。この隙間はどういった物質で満たされているのでしょうか?空気なのでしょうか?しかし、空気とは混合気体であり、それぞれも原子からできているので、中に入り込むことはできないと思います。となると、真空と考えるべきなのでしょうか?どうか、よろしくお願いいたします。

  • 【地球上にある原子は再利用されている】

    【地球上にある原子は再利用されている】 クレオパトラの原子があなたの原子に組み込まれているってこともあり得る。 人間の意識は原子で出来ているのか?それとも微生物によって出来ているのでしょうか? ずっと人間の心は微生物によって操作されており、体はただの微生物の乗り物に過ぎないと思っていた。 現に微生物を含んだ臓器を臓器移植で他人に移すとその臓器の人の意識(経験)が他人に伝染したという過去の事例がある。 もし人間の意識が再利用された原子だったとしたら、辻褄が合わない気がする。 人間のDNAは体の乗り物の設計図。意識という心は原子から出来ているのか。微生物から出来ているのか。 子供は親の遺伝を受けて性格も似ていると思ったが、実は性格は育つ環境が同じなので似るだけで遺伝子に意識の情報は添付されていないのかも。 けど、双子がバラバラの親に育てられても性格は似ていた。 やっぱり遺伝子に意識の情報も含まれているのか。 幼少期に引き離された兄弟が大人になって会うとすぐに共通性を感じるらしい。

  • 夢は原子が結びついたもの?

    夢は原子が結びついたもの? ある偉人(すみません。誰か忘れちゃいました)の言葉です。 「夢と現実はどう違うと言うのだろう?夢は原子がさまざまに結びついた結果であり人の体もまたそうなのだ。」 でも夢って物質じゃないし、原子の集合体ってどういう意味なのでしょうか?

  • 原子の構造についてですが・・・

    ちょっと前に何かの本で、E=mc^2の公式を見てふと思ったことがあったので質問させていただきます。 原子は陽子と中性子からなる原子核を電子雲が取り巻いている構造をしていると化学Iで学びました。原子そのものも、これらの素粒子から出来ているわけですが、原子は宇宙にものすごい数存在します。これらはビッグバンのとき持っていた莫大なエネルギーが物質化したものだと勝手に思っているのですが、自然に物質化したものがなぜ全て原子のような構造になってしまうのでしょうか。原子の構造ってけっこう複雑だと思います。 なぜ原子が一番"自然"で"安定"したエネルギーの姿なのでしょうか。 御存知の方いらっしゃったら教えてください。 ちなみに理系の高1ですので理解しておきたいです。

  • 元素と原子の説明

    元素とは物質を構成する基本的な成分。原子は物質を構成する基本的な粒子。また、元素は原子核内の陽子の数によって分類され、原子はさらに原子核内の質量によって分類されている。だから原子番号が同じであれば、同じ元素ということができる。しかし同じ元素でも原子核内の中性子数が違うために質量が異なる原子(同位体)が存在する。よって元素と原子は区別しなければならない。 元素と原子の説明を自分なりにまとめてみたのですが、いまいち的確な説明でない気がします。例えば、水素元素と水素原子ではどう違うのかと尋ねられたらうまく説明ができません。どなたか納得のいく説明をしていただけないでしょうか?回答よろしくお願いします。

  • 原子の本

    水は水素原子と酸素原子で出来ている。 すべての物質は原子で構成されている。 では原子はどこから来たのか?どこで生まれたのか。それは宇宙に起因する。 …というTV番組(なんてタイトルかは忘れてしまったんですが)をみてとても感動しました。 この番組はまずノーベル賞受賞者等がどのような発見をしていったか(原子において)そして原子は水素からウランまでどのように出来たかを人間が解明したかを追ったものでした。 自分でも理解を深めたいと思ってはいるのですが、どの本が適切なのかがわかりません。 なるべく入門書にちかい(それこそ児童向けでも構いません)、けれども、どの学者がこういう発見をしたからこうなったみたいな歴史をおいつつ理解できる本をさがしてます。 何か良い本はないでしょうか。宜しくお願いします。

  • 光とは何者?

    「この世にあるものはすべて原子から出来ている」と聞きます。それら原子には質量があります。 でも1つ分からないものがあります。 私たちに降り注ぐあらゆる「光」とはどの様なものなのでしょうか? あらゆる物質を相互作用などなくすり抜けるニュートリノでさえ質量があるのですから、「光」とはどの様なものか疑問に思ってきます。

  • 物質の原子構造はスカスカであるというが

      物理の本によると、物質の原子構造は、液体であれ、個体であれ内部はスカスカであり殆ど空洞に等しいといわれています。 これは銀や銅などの電導体においても同じであるとされています。 一方、導体が電気抵抗をもつのは電流を引き起こす自由電子が原子核などに衝突して自由電子の運動が妨げられるからであると説明されています。 なぜスカスカの物質内において自由電子が原子核に衝突するのでしょうか。  

  • 原子量・相対質量

    原子量・相対質量の意味がいまいち分かりません。なんとなくやっていて困らないのですが気持ち悪いので教えてください。 まず原子量=相対質量ですよね。それでこれは基準を質量数12の炭素を12として決めたのですよね。それでこれ以外のもの(抽象的な意味での炭素、アルゴン、酸素、ケイ素などほかの全てのもの)は同位体の質量数と生存比から出すのですよね。 つまり、基本的に質量数で決まると考えてよいのでしょうか。ただし、生存比が偏っていると正確でないので同位体がある物質は調整すると言うことなのでしょうか。 このように理解していて問題ないでしょうか。 P.S. ちなみに、同位体(と言う原子)がない元素はあるのでしょうか。 お願いします。