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揮発性
Sbacteriaの回答
- Sbacteria
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蒸発という現象をしっかり考えると、それは、液体を構成している分子が分子間力の束縛を振り切って、空気中にでていくということですね。だから、水でも室温で長時間放置しておけば蒸発します。分子間力の強さと、温度によるランダムな熱運動の強さの比較で、気相ー液相の界面でどの程度の分子が蒸発していくかが決まります。だから、分子間相互作用が強い物質=不揮発性=沸点が高い と考えていいと思います。でも沸点(大部分の分子が分子間相互作用より強い力をうける温度)より低い場合でも、おかれている分子の状態(特に界面に存在している分子は、気相側から分子間力を受けない)によって分子間の束縛から逃れるものがあるから、蒸発していくのですね。
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